NAKATSU GIN 柚子胡椒 ~青柚子&あじめこしょう~
NAKATSU GIN 柚子胡椒 ~青柚子&あじめこしょう~
商品名:NAKATSU GIN 柚子胡椒 ~青柚子&あじめこしょう~ / ナカツ ジン 柚子胡椒 ~青柚子&あじめこしょう~ 生産者:中津川蒸留所 生産地:岐阜県 使用ボタニカル:青柚子(岐阜県産)、あじめこしょう(岐阜県産)、ジュニパーベリー(北マケドニア産)、チコリルート(北海道産) アルコール度数:50% 保存方法:常温 |
柚子胡椒…。
古くから九州地方などで作られてきた調味料です。
まだ熟す前の青い柚子の皮と、同じく熟す前の青い唐辛子(胡椒)と塩を混ぜて熟成させたもの。
唐辛子の辛みと青柚子の爽やかな風味に塩味が加わり、独自の調味料として、愛されています。
わがふるさと恵那、中津川にはその二つのボタニカルが存在します。
恵那市笠置町は柚子の一大産地。NAKATSUGINの青柚子、黄柚子でもお世話になってます。
10月初旬の一瞬だけ、青柚子の収穫期があります。黄色く色付き始める寸前が、青柚子の爽やかな香りが一番素晴らしい時期。色好き始めると甘くなっていきます。
そして、NAKATSUGINの地元中津川市の福岡地区には伝統希少野菜「あじめこしょう」があるのです。
「あじめこしょう」とはこの地区だけで古くから細々と作り続けられてきた、唐辛子の名前です。
この唐辛子、細長くてくねくねした形をしています。
この形は、福岡地区を流れる清流付知川に生息する、「アジメドジョウ」という、これまた希少な渓流魚、ドジョウの形から来ています。
「あじめ」とは「味が美味しい」の意。
このあじめこしょう、非常に辛く、辛い物好きの食品にも利用されてます。
この2種類の地元ボタニカルをくっつけて、伝統調味料の柚子胡椒を再現してみました。
柚子の爽やかさはあえて控えめに、あじめこしょうをふんだんに使って、唐辛子感を出してみました。
蒸留してジンにするとカプサイシン由来のいわゆる辛みはさほど出てきません。がしかし、ツンとする香りと唐辛子の野菜としての風味が存分に表現されていると思います。
今までのNAKATSUGINにあったような、爽やかとか、フルーティとか、柑橘系とか、とは全く違う、野菜を感じるジン。
深みがあるのか、重みがあるのか、ソルティな一面もあり…。
非常にくせを感じるジンなので、万人受けはしないと思います。
ネーミングは悩みましたが、柚子胡椒という名前がイメージに近いんじゃないでしょうか。
くせをそのまま、ソーダ割りで味わってください。
※「NAKATSU GIN」は主原料を多めに仕込んでいる為、品温が下がる季節には白く濁ることがあります。また、氷を入れたり、水やソーダで割るとかなり白く濁りますが品質には問題ありません。
(生産者資料より)
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▼中津川蒸留所(生産者の商品一覧)
中津川蒸留所は岐阜県の東部に位置する中津川市で一つの蒸留機でジンを蒸留している小さな蒸留所です。
ジンの原料であるボタニカルの素材はなるべく地元に近い素材を使用し素材提供をする生産者の顔が見える様な造りをポリシーにしており、納得のいくボタニカルを最高の状態で仕入れ、そして自分たちの手でベース(チコリ焼酎)になる原酒からじっくりと仕込み、蒸留、瓶詰め、ラベル貼付に至るまで一貫して数人の人員が手作業で製造しています。
季節ごとに旬のボタニカルを見つけてジンを作る。ほとんどがその時期だけの製造ということになりますし、次の年同じボタニカルで製造できないということもあるかもしれません。しかし、ジンの素材は無限だと考えています。色んな素材をあれこれと想像しながらジンを作っていきたいと考えています。
蒸留される繊細で香り、味わい深いGinを造る、業界からも、いち目置かれる今注目の蒸留所です。
(生産者資料より一部抜粋)