中津川蒸留所
NAKATSU GIN (イエローアブサン)
NAKATSU GIN (イエローアブサン)
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商品名:NAKATSU GIN (イエローアブサン) / ナカツ ジン イエローアブサン 生産者:中津川蒸留所 生産地:岐阜県 使用ボタニカル:ニガヨモギ(岐阜県産)、ローズマリー(岐阜県産)、チコリルート(北海道産)、フェンネル、アニス、コリアンダー(インド、スペイン)、その他スパイス各種 ベーススピリッツ:チコリスピリッツ(岐阜県自社生産) アルコール度数:60% 保存方法:常温 |
禁断の酒、悪魔の酒、緑(黄色?)の妖精…。
怪しい名前で呼ばれていたお酒。アブサン。かつて主にヨーロッパで製造され、
薬草、スパイスなどを漬け込んで作られるお酒をアブサンと呼びます。
主原料であるニガヨモギという薬草にはツジョンと呼ばれる独自成分があり、
そのツジョンが幻覚作用を引き起こすとされて、しばらくの間製造禁止になっていたいわくつきのお酒。
アブサンを飲み過ぎると妖精が現れて… なんていう逸話もあるそうです。
今回で4回目のリリースとなるNAKATSUGINのアブサン。4回目のバッチはイエロー。
ニガヨモギを漬け込んで、蒸留していますので、リキュールではなく、スピリッツです。
自家栽培のニガヨモギを使用します。2024年の夏も非常に暑く、通常8月ですが、7月初旬に収穫を始めました。
今回はフレッシュ(生)のニガヨモギのみを使用して、チコリスピリッツに浸漬します。
前回はドライとミックスでしたが、爽やかさも出したいので、フレッシュのみにしました。
もちろん限界までたくさん入れています。
スパイスは前回同様の甘み、辛み、清涼感、温かみ、刺激などをもたらすスパイスからチョイスした10数種類をブレンド。
怪しげな風味の中にも、どこかしら爽やかさも感じられます。
そして、なんといっても今回は色に注目。黄色に色付けしました。
夏、庭先に咲いているクチナシの花が散って、秋になると実を付けます。
それを昨年から乾燥させていました。
非常に鮮烈な黄色、もしくはオレンジ色の色素が現れます。
クチナシ自体は無味無臭なので、酒質には影響しません。
そして、天然色素としてはかなり安定していると思います。
風味は相変わらず主張が強すぎて、繊細な日本料理には合わないかもしれません。
やはり、スパイスをふんだんに使ったエスニック、オリエンタルな料理に合うと思います。
そんな料理にはイエローアブサンはぴったりですね。
独自な香りを嗅いだだけで拒否反応を起こす人もいるでしょう。
いざ飲んでみたが、あまりの個性に、もう二度と飲まない人もいるでしょう。
舌がしびれるような刺激が忘れられない人もいるでしょう。
黄色く白濁した液体の向こう側に、黄色の妖精を見る人もいるかもしれません。
様々な逸話が、近代まで製造禁止になっていた所以なのでしょう。
飲んだ皆さんにとって、NAKATSUGIN ABSINTHE はどんな思い出になるのでしょうか。
くれぐれも飲み過ぎには注意しましょう!
そのまま何も割らずに、ダイレクトな辛みや温かさを感じるのもいいでしょう。
水割りや炭酸割りで清涼感を出しながら、怪しげな色彩を楽しむのもいいかもしれません。
(生産者資料より)
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▼中津川蒸留所(生産者の商品一覧)
中津川蒸留所は岐阜県の東部に位置する中津川市で一つの蒸留機でジンを蒸留している小さな蒸留所です。
ジンの原料であるボタニカルの素材はなるべく地元に近い素材を使用し素材提供をする生産者の顔が見える様な造りをポリシーにしており、納得のいくボタニカルを最高の状態で仕入れ、そして自分たちの手でベース(チコリ焼酎)になる原酒からじっくりと仕込み、蒸留、瓶詰め、ラベル貼付に至るまで一貫して数人の人員が手作業で製造しています。
季節ごとに旬のボタニカルを見つけてジンを作る。ほとんどがその時期だけの製造ということになりますし、次の年同じボタニカルで製造できないということもあるかもしれません。しかし、ジンの素材は無限だと考えています。色んな素材をあれこれと想像しながらジンを作っていきたいと考えています。
蒸留される繊細で香り、味わい深いGinを造る、業界からも、いち目置かれる今注目の蒸留所です。
(生産者資料より一部抜粋)
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