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葵酒造

Maison Aoi Untitled 06 ,2025

Maison Aoi Untitled 06 ,2025

通常価格 ¥13,420 円
通常価格 セール価格 ¥13,420 円
セール 売り切れ
税込
容量
商品名:Maison Aoi Untitled 06 ,2025 / メゾンアオイ
生産者:葵酒造
生産地:新潟 / 長岡市
酒米:コシヒカリ
特定名称:非公開
アルコール度数:13%
保存方法:要冷蔵


メゾンアオイの最高峰、今季のフラッグシップです!
蔵人が丹精込めて栽培したコシヒカリ原料に丁寧な酒造りによって生まれた酒。
全てに共通するエレガントな味わいに力強いお米のエネルギーも詰まった味わいとなっております。

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来期から始まる自社米シリーズ「Domaine Aoi」。その先駆けとなる「Untitled 06」。
2025年より、稲作責任者の青木魁人を筆頭に葵酒造のお米作りが始まっております。まだまだ小さな田んぼではありますが、自分たちの田んぼがあることの喜びを、日々感じております。

来期からはワインでいうところの自社栽培の原料を用いる「ドメーヌスタイル」と、農家の方々から原料を買わせていただく、いわゆる「メゾンスタイル」その両方で酒造りを行っていくことになります。

今年は買わせていただいたお米で造る「Maison Aoi」のみ展開でしたが、来期からは葵のお米で葵しか生み出せない味わいを醸す「Domaine Aoi」のラインがスタートすることになります。
そのプロローグになるのが「Maison Aoi Untitled 06」です。


▼Untitled 06について
美山錦・出羽燦々・愛山・山田錦・金紋錦と、様々なお米に挑戦してきたUntitledシリーズ。その中でも最も予想がつかず、最も興味深かったのが、蔵人である青木魁人が育てたコシヒカリ。
蒸し上がりの米の艶、出来上がった麹の甘味と旨味、活き活きと発酵する醪。お米に対する想いや愛着が深ければ深いほど、生まれてくるお酒に対して抱く感慨もまた、ひとしおのものになる。頭で分かっていたことを実感した一本であり、今期最も思い入れがあるお酒に仕上がりました。
葵酒造一年目における、フラッグシップとも言える一本。生産本数は892本。初年度の販売分は300本。数も限られますが、今期渾身の一本をぜひご賞味ください。

▼ソムリエ太田賢一氏によるテイスティングコメント
香り
スダチやかぼすといった和柑橘の爽やかな香りが、青りんごのようなみずみずしさと重なる。ほのかに潮風を思わせるミネラル香が漂い、心地よい緊張感と奥行きをもたらしている。エルダーフラワーの優しくピュアな芳香や、フレッシュアーモンドの繊細さが、時間とともに開いていく。

味わい
芯のある凛とした骨格。口に含むと、ほどよい厚みと緻密な酸がバランスを保ち、スムーズに流れる。後半には、ほのかな塩味をともなうミネラル感が現れ、旨味の輪郭と余白を与える。ひと口ごとに感じる静けさと響き、そしてまた次のひと口へと誘われる。

合わせたいお料理
天ぷら(アナゴやキス)を塩で
衣の軽やかな揚げ香が、酒の和柑橘や青りんごの清涼感と共鳴する。素材がもつ上品な脂と淡い甘味に、キリッとしたミネラルと旨味が寄り添い、口中を澄ませながら余韻を引き締める。海風のような涼やかさが戻ってくる組み合わせ。
ホワイトアスパラの焼き物
焼き目のスモーキーさが、柑橘由来の香りに陰影をつくり、芯にある塩味のミネラルがホワイトアスパラの苦味と甘味を際立たせる。仕上げにスダチを搾ることで両者の橋渡しとなり、初夏の風のように清らかな余韻が続く。

飲み方
6~8℃、小ぶりのグラス(木村硝子 バンビ8oz)または江戸切子の猪口で。
薄手のグラスにより清涼感が際立ち、口当たりにみずみずしさが加わる。


▼新ブランド「Maison Aoi」のシリーズ「Untiled」のコンセプト
「飲む人が感じること、それが答え」
アート作品の表題にしばしば使われる“Untitled”とは、「意図的にタイトルを付けない」こと。つまり、作品の理解の仕方を表現の受け取る側に委ねるということです。
葵酒造初めての造りである今年は、蔵の癖や水と向き合いながら、これからの酒造りの方向性を見定めたいと考えています。
その過程で、蔵元青木の思想と醸造責任者阿部の感性を掛け合わせて造る実験的なシリーズが“Untitled”です。
あくまでも先入観なく、私たちが造る初めての日本酒を感じてもらい、飲んでくださった方々の言葉や感覚も含めて、これから先の酒造りに活かしていきたい。そのため、商品自体には最低限の情報しか記載せず、表側の視覚的なイメージのみで味わいを表現しています。

Untitled”シリーズでは、葵酒造の今後の酒質を探求するために、さまざまな酒を極少量ずつ醸していきます。この長岡の水や風土、そして引き継いだ蔵の特徴を深く理解するため、既存の枠にとらわれることなく、原料米や製法において幅広い挑戦を重ねていく予定です。ご試飲いただいた皆様からの率直なご意見を、良い点・改善点を問わずお聞かせいただき、それをこれからの酒造りに活かしていきたいと考えております。皆様とともに、新たな酒質を築いていくシリーズとして、ぜひお楽しみください。

(生産者資料より)

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▼葵酒造(商品一覧)

「160年以上続く蔵に、新しい風を吹き込み、文化を醸す」
蔵の始まりは江戸時代、安政年間(1854~1860年)と伝えられ、160年以上前に遡ります。長岡の地で長く酒造りを行ってきた煉瓦造りの酒蔵は大正時代につくられたもので、国の登録有形文化財に指定されています。長岡を意味する「長陵」を主要銘柄に持ち、地域に寄り添った酒を醸してきたこれまでの蔵の歴史を、2024年から新しいチームが受け継ぎます。
長岡から日本全国、更に海外へ目を向け、人々の心に響く日本酒を醸す。脈々と続いてきた日本酒の文化に、今の時代にあった観点を加えていく。私たちは、酒造りという営みを通して、地域の皆様と共に、この地をいっそう面白く、古きを知る新しい酒蔵を目指していきます。

(生産者資料より一部抜粋)

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