HACHI 2022

【品種】
山梨県甲州市勝沼町藤井石合の甲州が30％
山梨県甲州市塩山千野中原の甲州が50％
山梨県甲州市塩山小屋敷己ノ起のカベルネ・フランが12％
山梨県甲州市塩山小屋敷己ノ起のムールヴェードルが8%

【栽培】
化学合成農薬や殺虫剤、除草剤不使用、草生栽培、基本的に無施肥、不耕起。ぶどうに対して、日々の観察力と自身の感覚を大切に。

【収穫】
10月9日
発酵・熟成：約2週間MC(マセラシオンカルボニック）を行い圧搾後、樽で約三か月熟成。

【2022年の天候について】
冬は平年並みの寒さ。雪は少なかった。4月末の雨から5月、6月低温、多湿の日が気になった。一か所の甲州の畑にべと病が広がった。それが致命傷となり収穫量は半減。ここを乗り切った品種は後半の収穫期の天候に恵まれ糖度は上がり、状態も良かった。

【テイスティング】
色は透明感のあるオレンジがかった赤色。
ラズベリー、ブルーベリー、アセロラ、赤系から黒系の果実の香り。
赤紫蘇、奥にミントやレモングラス様のハーブ系の香り。
最初のアタックは赤系の果実が広がりその後甲州種のタンニンとさわやかな酸が余韻を残しながら広がる。
★冷蔵庫で冷やした温度よりは高めの温度をおすすめいたします
★グラスは細めの口が閉じたソーヴィニヨン・ブランなどがいいかも

【マリアージュ】
春キャベツの卵とじ粉チーズのせ、トマトきのこのオイスターソース炒め、ささみのフリット梅紫蘇味、豚肉のソテーマスタードソース、イチゴのムースなど

（生産者資料より）

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▼よひち農園（生産者ワイン一覧）

山梨県で長年葡萄農家を営む、竹田理子さん。醸造家で林忍さんに委託し、女性二人でワインを作っています。

HACHIシリーズは2015年~2018年まではアルカンヴィーニュ、2019年からはペイザナ中原で醸造。
甲州市各地で取れた葡萄をブレンドし、色鮮やかなワインに仕上げています。
さっぱりとした味わいをベースに、色合い通りの自然で優しく、繊細な風味が漂います。和食など繊細な味付けの料理はもちろん、春野菜にもぴったりのワインです。

2022年は収穫量が少なく、入荷数も僅かとなりましたが年一回のみのリリースですので、お見逃しなく。