千本桜 山田錦 熟成紅はるか 2024

宮崎県産の山田錦を麴米に、収穫したてのサツマイモを自社内で貯蔵させて仕込んだ芋焼酎です。
サツマイモは、自身が持つ酵素の働きによって、貯蔵中に一部のデンプンが糖に変化いたします。この糖化作用は、冬の寒さへの耐性を増すためと言われております。
糖化させたサツマイモを焼酎の原料として仕込むことで、様々な芋焼酎の香り成分の含有量が増え、これまでにない芳醇な香りとを強い甘さを感じる芋焼酎となります。当蔵で製造した焼酎を宮崎県食品開発センターで分析を行ってもらった結果、芋焼酎の特徴を表す香り成分が明らかに増加することが結果にはっきり表れました。

柳田酒造の芋焼酎造りのテーマは、「香味と甘味の強い芋焼酎を造ること」です。
昨年度の芋焼酎の仕込みは、すべて自社の貯蔵庫で熟成させたのち仕込ました。今回の紅はるか製の焼酎も、お湯割りにおいて抜群に甘さを感じる仕上がりとなっております。
今回も麹米には宮崎県高原町の農事組合法人「はなどう」が手掛けた「山田錦」を使用しましたが、このたび「はなどう」 さんが事業を縮小され、今後「山田錦」を生産されないことになりました。そのため高原町産の 「山田錦」 を使った商品は今回の発売分で最後となります。
（生産者資料より）