僕たちの酒 vol.16
僕たちの酒 vol.16
商品名:僕たちの酒 vol.16 生産者:阿部酒造 生産地:新潟県 / 柏崎市 酒米:非公開 特定名称:非公開 アルコール度数:11% 保存方法:要冷蔵 |
僕たちの酒vol.16は、前回、前々回同様に「柱焼酎仕込」のお酒です。
自社で造った粕取焼酎を使って仕込んだ貴醸酒となっております。
▼僕たちの酒シリーズとは
阿部酒造全体の挑戦や新しい造り方、僕以外の蔵人の表現の場を持たせて全員の酒造りレベルを向上しよう。そして、僕以外が製造責任者のブランドがどんどん出ていくことで、阿部酒造を様々な酒のクリエイター集団とさせよう、と言うことが目的で特に年間何種類造るなどを決めずに製造しているシリーズです。年によっては種類が少ない年、多い年とバラバラです。今季はとにかく多いです。
今回の「僕たちの酒」は新潟県の蔵として、新潟らしさとは何か、新潟淡麗とは何か、柏崎で蔵をやるとは何か、阿部酒造らしさを出しながら新潟県の諸先輩方の蔵をリスペクトしつつ、何かできないかと考えて出した一つの回答です!
①柱焼酎仕込みへの挑戦!
阿部酒造は自社で粕取焼酎を使った「柱焼酎仕込」のプロダクトをこれからバシバシ出していきます!!
この柱焼酎仕込は自社の酒粕を蒸溜し再度醗酵中の日本酒の醪に加えることで、味わいにキレや香りの吸着を促し、保存耐性を強くできます。
江戸時代から続く伝統的な酒造りの方法で、アル添の原型となった造りです。
阿部酒造は全量槽搾りで酒粕が大量にでる中で、柱焼酎仕込がしっくりくる。しかもリキュール製造やアルコールが飛んだ酒粕は農業にも還元できる、などなど。粕取焼酎を造ることで全てが繋がります。何より、新潟が造ってきたアル添という技術にも阿部酒造なりに表現できそう感じがめちゃ詰まっている。
加えて②との連動が凄まじい。
②米づくりへの挑戦!!
契約農家さんと話をする中で、酒造りをやればやるほど、原料の米作りへの熱がずっと出てきていました。
今季新たにスタッフが増え、「もうこれは米づくりやるしかねぇ。」となりました。
今柏崎も特に中山間地域の離農が激しい中、めちゃうまい米を造っているじいちゃん達からも話を聞きたいし、地域の歴史も聞きたい。そして酒蔵であれば田んぼの面積も割とたくさん使う。だからやりたい。頑張って大きくなってこの地域の田んぼなるべく引き継ぎたい。
(生産者資料より)
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▼阿部酒造(商品一覧)
1804年創業の新潟県柏崎市の酒蔵。
2015年廃業予定の蔵に6代目の阿部裕太氏が戻り「あべ」ブランドを展開。
①リストランテの最初から最後まで
②常に発酵を楽しむ
③”圧倒的に”うまいを目指す
④常に挑戦者であれ
という製造方針を基に酒造りを行っています。
酒造りは若い蔵人と知的好奇心を軸に、既存の枠組みに囚われず自分たちが造りたい、飲みたい酒を造ります。そしてただの美味しいに満足しない「圧倒的にうまい」プロダクトを造ります。
原料は新潟の米と水で製造し、蔵のある柏崎エリアを酒米の産地にするべく契約農家とタッグを組んで取り組んでいます。
また、業界の活性化のため研究生を受け入れ、若手蔵人の育成や新たな酒造りに力を注いでいます。
(蔵元資料より一部抜粋)