ヴァインシュヴァルマー 2021
ヴァインシュヴァルマー 2021
商品名:ヴァインシュヴァルマー 2021 生産者:ツヴァイ・ナトゥーキンダー 生産地:ドイツ / フランケン タイプ:オレンジ 品種:グラウブルグンダー アルコール度数:12% |
このワインは、私たちの地域に生息する美しい色の蛾「Weinschwärmer」(Deilephila porcellus = 小さなベニスズメ)に捧げています。その蛾の名前に「ワイン」という言葉が含まれているだけでなく、この地域のコウモリ達のごちそうでもあります。
ピノ・グリとしても知られるグラウブルグンダーとリースリングのブレンドです。この2つの品種は、それぞれワイナリー近くの石灰岩の丘で隣り合って栽培されています。グラウブルグンダー の美しい青ピンク色をしていて、その色と果実味を抽出するために、除梗し、砕いた果実を皮ごと約10日間発酵させました。
収穫の最後はリースリングで、直接圧搾しました。どちらも大きな古いオーク樽で熟成してから澱引きし、翌年夏にブレンドし、さらに6か月間タンクで 熟成して瓶詰めしました。
このワインのコンセプトは、非常に熟したおだやかな酸のグラ ウブルグンダーから色味と、ヴィンテージによっては赤い果実の風味を引き出すことです。20~30%加えたリースリング由来鋭い酸味が複雑さをさらに高めています。
2021年は雨の影響により例年よりグラウブルグンダーの色が薄くなりました。外観は少し濁った夕焼けに近いアンバー色。ローズヒップやグレープフルーツのような柑橘系でやや華やかさもある香り。
ピノグリの果実味にリースリング由来の酸とのバランスが非常によく、ヴァニラを思わせるようなニュアンスもあり奥行きのある味わいです。
(インポーター資料より抜粋)
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▼ツヴァイ・ナトゥーキンダー(生産者ワイン一覧)
「ピュアでジューシー、かつクリーンでエレガント、生命とエナジーが詰まった本物ナチュラルワイン」。
2naturekinder (ツヴァイ・ナトゥーキンダー )は、Micheal Voelker(ミヒャエル・フォルカー ) とMelanie Drese(メラニー・ドレセ )のプロジェクトです。
二人は以前、世界中を旅し、ロンドン、ニューヨークに住み、出版分野で働いていましたが、ナチュラルワインに魅了され、2013年、ドイツのフランケン地方のマイン川近くで1843年から続くミカエルの家族の畑を引き継ぎ、自然でピュアなワイン造りを始めました。
「何も追加せず、何も取り去らず」を哲学に、貝殻石灰岩土壌とコイパーと呼ばれる泥灰土(マルヌ)土壌で、フランケン地方のぶどうを育て、よいバランスの中にもエッジがある美しいワインを造っています。
ミヒャエルはブドウ園のコウモリに特に関心があり、コウモリのラベルはその影響を受けており、ブドウ園におけるコウモリの役割についての研究プロジェクトを後援しています。2018年には、その活動およびコウモリワインとして知られるフレーダーマウスワインが 国連の「生物多様性䛾 10年 - 2011-2020 UNITED NATIONS DECADE ON BIODIVERSITY」のプロジェクトとして表彰されました。
ドイツのナチュラルワイン黎明期から、優しさと情熱とともに、真摯に土壌づくりから始め、同時にコウモリを中心とした地域の環境保全にも力を入れ、亜硫酸も入れない本物のナチュラルワインを造る彼らは、ブランドブロスなど、その後に出現した本物ナチュラルワインメーカー達に多くのインスピレーションを与えています。
(インポーター資料より抜粋)