サノバスミス
サノバスミス シエラ(007)
サノバスミス シエラ(007)
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商品名:サノバスミス シエラ(007) / Son of the Smith Hard Cider “Sierra (007)” 生産者:サノバスミス 生産地:長野県 原材料名:りんご(長野県産)、ホップ/酸化防止剤(亜硫酸塩)、炭酸ガス アルコール度数:7% 保存方法:要冷蔵 |
▼Story
サノバスミス Sierraは、長期間の熟成を経て完成した最も特別なヘリテイジライン。丹精込めて栽培した醸造用品種、ブレタノマイセスを含む繊細な野生酵母群、時間軸を超越する木樽の魔法。絶妙なバランスを創造するブレンディング。全てのプロセスにおいて時間をかけ、じっくりと丁寧に技巧の限りを尽くし仕上げたヘリテイジバレルエイジドサイダーです。
それはまるで雄大な連峰。数々の困難や労力を重ね登り上げたその数だけ、筆舌に尽くしがたい程の美しい景色が眼下に広がります。Sierraは、まるで未踏の頂ひとつひとつを目指すかのように、自然の力の豊かさとサイダーカルチャーそのものの奥深さを表現します。
▼Brewer's Note
(007)は、Porter’s Perfectionのみで主発酵後、秩父バーボン樽で1年間熟成させた原酒と、ブレタノマイセスで主発酵させたYarlington Mill原酒をブレンドしました。使用したブレタノマイセスは、パイチェリーやトロピカルフルーツのアロマ、マイルドなファンキーさが特徴的なImperial Yeast社の“Suburban Brett W15”。
リンゴの栽培に1年、主発酵とバーボン樽熟成に1年、瓶内での熟成に2年、と畑から延べ4年を経て満を持してのリリースです。
バーボン樽に使用したアメリカンオークはフレンチオークと比べて年輪幅が広いため、短期間で樽成分抽出量が得られることから、熟成によって力強い樽感を獲得できます。秩父バーボン樽で1年間熟成した原酒は、初期の頃は樽のニュアンスが強すぎてバランスが崩れていましたが、ブレタノマイセスと一緒に瓶内で熟成させることでタンニンが絶妙な質感にまとまりました。
(007)は、(006)よりも濁ったオレンジ色で、土っぽさ・柑橘を想起させるアロマがあります。温度帯によってタンニンの質が変化していき、冷温では樽由来の苦みが先行したあと果実由来の渋みが遅れて追随しますが、温度帯が上昇するとこれらを同時に感じることができます。果実由来のリンゴ酸と渋味・苦味のバランスが絶妙で、穏やかなファンキーさとともに全体のまろやかさを感じることができます。低温で開栓したのち、16℃程度のやや高めの温度帯でお楽しみいただくと最もバランスよく味わえます。
アストレンジェンシー(渋味)を有するPorter’s Perfectionと、ビタネス(苦味)をもたらす木樽。この2つのタンニンの質を探りながらじっくりとお楽しみください。
(生産者資料より)
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