蔵 ルージュ 2023
蔵 ルージュ 2023
商品名:蔵 ルージュ 2023 生産者:ピエール=オリヴィエ・ボノム 生産地:フランス / ロワール タイプ:赤 品種:ガメイ アルコール度数:13.5% |
2023年は、2014年に次いでスズキが蔓延した年。スズキは色の付いたブドウを好むため、白よりも赤のブドウの方が蔓延のスピードは速かった。2023年の蔵赤は、スズキの影響により厳選なブドウの選果に時間を要したため、予定から5日遅れの収穫となってしまったとのこと。結果、ライトなヴァン・ド・ソワフに仕上げるつもりが、アルコール度数13.5%もある果実味のしっかりと凝縮した飲みごたえのあるワインが出来上がった。醸造は、フレッシュさを残すために樽は使用せず100%ステンレスタンで仕込んだ。出来上がったワインは、果実味がリッチでコクのある濃厚な味わいに仕上がっている!だが一方で、ボディー全体を支える酸があるおかげで、飲み心地はスムーズで飲み疲れすることはない!コンセプトは早飲みワインだが、熟成も十分可能なポテンシャルのあるワインだ。
▼情報
品種:ガメイ
樹齢:40年平均
土壌:粘土質・シレックス
マセラシオン:スミマセラシオンカルボニック、ステンレスタンクで8日間
醗酵:自然酵母で1ヶ月
熟成:ステンレスタンクで5ヶ月
マリアージュ(生産者):田舎風パテ、ブーダンノワールとリンゴのソテー
ワインの飲み頃:2024年~2034年 供出温度:16℃
▼テイスティングコメント
色合いは紫がかった深いガーネット色。カシス、エゴマ、シソの葉、蜜蝋の香り。
ワインは濃厚かつスマートでコクのある凝縮味に心地よい酸があり、ほんのりビターで滋味深いミネラル、キメの細かいタンニンの収斂味がきれいに溶け込む!
▼備考
収穫日は9月22日とブドウがやや晩熟だった!収量はショウジョウバエのスズキの被害により厳格な選果を行なったが、結果的に35hL/haと被害の大きさの割にはまずまずの量が確保できた!買ブドウはビオ栽培者ヴァレリー・フォルグから!SO2は熟成後に15㎎/L 添加。ノンフィルター!
(インポーター資料より抜粋)
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▼ピエール=オリヴィエ・ボノーム(生産者ワイン一覧)
ボノームは2004年、弱冠18歳の時にル・クロ・デュ・テュエ=ブッフの収穫に参加し、そこでティエリ・ピュズラに才能を見いだされ、以降ティエリから共同経営者を前提にスカウトされる。
血気盛んなティエリ、迫力ある体格で穏やかで冷静な性格のボノーム。厚い信頼関係を結ばれた彼らは抜群の相性でした。
2006年~2008年までアンボワーズのワイン学校に通いながらティエリのネゴスで経験を積む。そして2009年、ティエリと共同でネゴシアン「ピュズラ=ボノーム」を立ち上げる。2014年末、ティエリは自身のドメーヌ業に専念するため、ネゴシアン事業から離れ、ピエール=オリヴィエ・ボノームが100%経営を引き継ぎ、現在に至る。
ティエリが本気で男惚れした逸材、待ち望んだ後継者…それがボノーム。次世代のトゥーレーヌを担うヴィニョロンとし て、またヴァン・ナチュールを牽引する担い手として活躍しています。
(インポーター資料より抜粋)