ヴァン・ヌーヴォー ブラン 2023
ヴァン・ヌーヴォー ブラン 2023
商品名:ヴァン・ヌーヴォー ブラン 2023 生産者:ル・クロ・デュ・チュ=ブッフ 生産地:フランス / ロワール タイプ:白 品種:ソーヴィニョン・ブラン95%、シャルドネ5% アルコール度数:12% |
ソーヴィニヨン主体で爽やかで飲み心地の良い味わい。
▼畑
品種:ソーヴィニョン・ブラン主体、シャルドネ
▼醸造
ステンレスタンク醗酵
ステンレスタンクで1か月ほど落ち着かせる
10~11月に瓶詰め
▼生産者のコメント
「2022年、2023年、2年続けてこんなにも収穫量があったことは、経験にない。不作の年の次のと年は豊作、豊作の次の年は不作、というのが普通だからね。なので2024年の収穫がどうなるか。2023年の収穫量は40hl/haくらいを予想していたけれど、収穫の前に大雨が降り、ブドウが水分を吸って最終的な収穫量は55hl/haとなった。セラー内にワインが収まりきらないほどだった。」
「なので味わいは水分で薄まった感じがあって、すこし香りは還元気味だけれど香り高い。飲み口もかなり軽やかなのが2023年の特徴。白は、ヴーヴレーのシュナン。2023年のヴィンテッジと、ブドウの木が育った場所の典型的な石灰岩の土壌に特有の、フレッシュな果実味と緊張感のある味わいが魅力的。ボディがやや少なく、酸の高い、数十年前までこのエリアで造っていたタイプのワインといえます。赤は、ヴァレ・デュ・シェールのガメ。フレッシュで飲みやすくフルーティな味筋を狙いました。ワインの性質上、瓶詰めが早いのでフレッシュな果実味がそのままに感じられます。」
「白も赤もロワール・エ・シェールの友人や、チュ・ブッフのスタッフが栽培しているブドウで、今年は赤のバランスが面白い。チャーミングなピノ・ドニスとガメの味わいを、コーのタンニンが引き締めてくれているイメージ。白に入っているシャルドネはほんの少しだから味わいに感じられるほどではないよ。」
(インポーター資料より)
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▼ル・クロ・デュ・チュ=ブッフ(生産者ワイン一覧)
今を遡ること20年以上前、1996年にビオロジック栽培と、醸造時亜硫酸塩無添加醸造を開始し、今や堂々ヴァン・ナチュールの重鎮と畏敬される生産者。ドメーヌを運営するのはティエリーとジャン=マリのピュズラ兄弟。その家系は15世紀からモンティの地に続き、クロ・デュ・チュ=ブッフを所有。このクリュは、16世紀には国王フランソワI世と王女クロードが、特に入念に管理したという記録が残る、由緒ある畑である。畑には施肥も数年に一度にとどめ、40hl/haを上限とする低収穫を徹底。彼のワインは、若いうちから気取らず近づきやすいが、熟成を経て次々に現れる味わいは、“驚異のピュズラ・ワールド”との讃辞を浴びる。2010年以降のヴィンテージではさらに心機一転し、しっかりとした格調と気品、みずみずしさと緊張感を、ドメーヌものだけでなくネゴシアン・ワインにさえ表現してきた。2014年にはそのネゴシアンを09年よりともに運営してきた、ピエール・オリヴィエ・ボノムに譲った。
この頃からイタリア、スペイン、ジョージアの友人の造り手たちのワインを、フランスへと輸入することも始めた。2019年には兄のジャン=マリが引退し、ティエリーの二人の娘がワイナリーの運営に参画している。
(インポーター資料より抜粋)