アランチョーネ 2022

オレンジピールやジャスミンの香り。みずみずしさや爽やかさもありつつ、綺麗な旨味も！

《醸造・味わい》
山形県産のぶどうを100％使用。 アンフォラにて10-13日間スキンファーメントしたデラウェアを軸に、12時間スキンコンタクトしたスチューベン、ネオマスカット、メルローをブレンド。 10％の全房発酵。50％アンフォラ熟成、その他はステンレスタンク熟成。

◆味わいの考察
香りには、食用品種由来のキャンディ香があり、オレンジピールやジャスミンティーの要素が徐々に現れる。
味わいはブドウのみずみずしい状態を保ちながらも酸味に まとまりがあり、マセレーション由来の旨味の余韻が伸びる。飲んでいくと全房発酵やスキンファーメントに由来するハーブのビターな印象がほのかに感じられ、単調でない味わいがある。後口には柔らかいタンニンが有るため、飲み終わりの心地よさも感じられる。

◆温度や提供法の考察
旨味や風味の広がりを楽しめるワインなので、セラーから出したてくらいの低過ぎない温度がベスト。
逆に温度が上がりすぎるとダレた印象に感じやすいので気を付ける。 なのでグラスは、大き過ぎないものが好ましく、香りを広げやすいボウルが ゆったりしている形状が好ましい。

◆料理の組み合わせ
ワインの酸味が柔らかい分、酸味のアクセントが利いた料理と。
ワインにフルーツの甘味がしっかり有るので、塩気のアクセントが利いた料理と。

◎料理とのペアリング
・鯖とキノコの南蛮漬け
・焼きナスとベーコンチップのオイルソースパスタ

◆その他
フルーツ由来の甘酸っぱい味わいと醸造由来の複雑みのバランスが良く取れているので、抜栓後は置いておくことなくお楽しみ頂けます。

（生産者資料より）

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