【今週の海外ワイン入荷情報】ラルコ

【今週の海外ワイン入荷情報】ラルコ

生産者:ラルコ
生産地:イタリア / ヴェネト

ヴェネトで、誰よりも“神話的生産者”との讃辞にふさわしい、クインタレッリ。
この巨匠に長年ブドウを販売していた栽培農家に生まれ、14歳からクインタレッリのもとで働き、巨匠の身近で栽培醸造を学んだのがラルコの造り手「ルーカ・フェドリーゴ」。
その後独立し、畑を購入しワイナリーを建て、1998年に初VTをリリース売する。
アマローネにおいては90日前後の長期のアパッシメントし、熟成もスラヴォニアオークの大樽熟成。
栽培と醸造の両方において、徹底して伝統的。ただし栽培と醸造を学んだ、クインタレッリがそうであるように、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン、メルローのフランス系品種にも可能性を見いだし、ルーカなりの醸造で、ルベオという同地としてはユニークな構成のワインを造り出している。
近年、2014年を境にラルコが造るワインの質が著しく上昇し、当主ルーカに「ジュゼッペ・クインタレッリの再来」との過褒までも寄せられ始めている。
(インポーター資料より一部抜粋)




「ロッソ・デル・ヴェロネーゼ 2020」
750ml 4,070(税込)

バランスに優れた優等生ワイン!
ラルコはどれを飲んでも間違いなし!

▼畑
品種:コルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラ、サンジョヴェーゼ、テロルデゴ
植樹:1990年代~2000年代
位置:標高90~100m
土壌:粘土石灰質
▼醸造
ステンレスタンクで数日間マセレーション、そのまま8ヵ月間熟成
大樽とセメントタンクで18ヵ月間熟成
▼備考
気軽な食中酒を、と考えルーカが所有する畑の中でも樹齢の若いブドウを、ほとんどマセレーションをかけずにプレスをするので、明るいルビー色をしている。熟成には、セメントタンクと一部大樽が用いられ、フレッシュな果実味を損なわないように気を遣っている。サンジョヴェーゼやテロルデゴはほんの少量、遊び心程度に混醸されている。
(インポーター資料より)



「ヴァルポリチェッラ・リパッソ・クラッシコ・スペリオーレ 2020」
750ml 5,170(税込)

ドライフルーツを想わせる濃密な香り。深みもありバランスも素晴らしい。

▼畑
品種:コルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラ、クロアティーナ
植樹:1960年代~2000年代
位置:標高90~100m
土壌:粘土石灰質
▼醸造
ステンレスタンクで数日間マセレーションで、翌年の3月頃まで熟成
アマローネのマセレーションが終わると同時に、そのヴィナッチャを1ヵ月間マセレーション(リパッソ)するその後、大樽で24ヵ月間熟成
▼備考
ヴァルポリチェッラのクラシックな赤品種のブレンド。コルヴィーナとロンディネッラは色とテクスチャー、香り。モリナーラとごく少量のクロアティーナはさらに香りを複雑にするために使われる。ロッソ同様、リパッソ前の赤ワイン自体の抽出は軽く、リパッソ時のアマローネ用のブドウの果皮からの抽出に注力する。そのため、軽やかさと上質なタンニン、骨格を併せ持った、バランスの良いリパッソが生まれる。
(インポーター資料より)



「ロッソ・デル・ヴェロネーゼ パリオ 2019」
750ml 7,590(税込)

▼畑
品種:コルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラ、クロアティーナ
植樹:1960年代~2000年代
位置:標高90~100m
土壌:粘土石灰質
▼醸造
ヴァルポリチェッラ用のブドウには短いアパッシメントをかけ、若干凝縮をさせ、ステンレスタンクで醗酵。大樽で醗酵中に、同VTのアマローネとブレンドし、合計24カ月以上大樽で熟成させる。
▼備考
アマローネとヴァルポリチェッラのブレンド比率は1:1で、同量(=ラテン語でパリオ)である。ヴァルポリチェッラ用ブドウはフレッシュさを損なわない程度に、アパッシメントする。またアマローネともブレンドするので、凝縮感はかなりあるが、その分樽熟成も瓶熟成も長い。しかしエチケットの色通り、リリース直後はワインの色合いも明るく、味わいも同様に明るく赤い果実を感じさせる。
(インポーター資料より)



「ロッソ・デル・ヴェロネーゼ ルベオ 2018」
750ml 7,920(税込)

▼畑
品種:カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン、コルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラ
植樹:1960年代~2000年代
位置:標高90~100m
土壌:粘土石灰質
▼醸造
フランス系のブドウには短いアパッシメントをかけ、若干凝縮をさせ、ステンレスタンクで醗酵
大樽で醗酵中に、同VTのアマローネとブレンドし、合計24ヵ月以上大樽で熟成させる
▼備考
伝統品種と国際品種をブレンド。ルーカの師匠であるジュゼッペ・クインタレッリもヴァルポリチェッラでのフランス系品種に可能性を感じ、ワイン造りをしていた。早熟のフランス系品種も短いアパッシメント(陰干し)をしている。イタリア系品種だけのパリオに比べ、明るさはないが、優美な骨格を備え、甘みを感じさせつつもスリムでドライな印象がある。
(インポーター資料より)



「アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ 2017」
750ml 12,760(税込)

▼畑
品種:コルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラ
植樹:1960年代~2000年代
位置:標高90~100m
土壌:粘土石灰質
▼醸造
3~4ヵ月間のアパッシメント(陰干し)の後、ステンレスタンク数週間のマセレーション
大樽で30ヵ月間熟成
▼備考
アパッシメントをすると、ブドウはその重量の30~40%にもおよぶ水分を失い、その結果、糖とエキス分が凝縮する。少量だが、ブドウには「貴腐菌」が発生し、アマローネに特有の官能的な香りを与える。ともするとアマローネは酸味に欠けることが多いが、果実味やタンニンなどの抽出物の濃さと、それでも飲み疲れさせない酸味を備えた稀有なアマローネ。
(インポーター資料より)

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