【今週の海外ワイン入荷情報】ドブラ・ヴィニツェ

【今週の海外ワイン入荷情報】ドブラ・ヴィニツェ

生産者:ドブラ・ヴィニツェ
生産地:チェコ / 南モラヴィア

DOBRA VINICE(ドブラ・ヴィニツェ=“良い畑”という意味)はチェコ共和国の小さなワイナリーです。1997年に設立されました。国立自然公園“Podyjí”内の古い歴史をもつ街“Znojmo”(ズノイモ)からほど近い “Nový Šaldorf-Sedlešovice”(ノヴィー・シャルドルフ=セドレショヴィツェ)という小さな村に砂岩のワインセラーを構えています。Petr Nejedlik。2023年に亡くなった偉大なる生産者。彼は、数多くの他国のワイン生産者及びワインそのものに学び、まさに試行錯誤の中、徹底した研究で素晴らしいワインを作り上げていきました。最初はフランスワインに学びました。ブルゴーニュ、ボルドーはもちろんシャンパーニュ、ロワールetc。その後もドイツ、イタリア、オーストリア、スロヴェニア、ジョージア様々な生産者を訪ね、勉強し、自らのワインを磨いていったのです。
畑はワイナリー同様に”Znojmo”に15ha(Pod lesem(Popice) と Svatý Urban (Vrbovec))です。“Znojmo”の銘醸地域の土壌は石英を主として花崗岩、片麻岩などで構成され、それらは古生代に由来しています。また一部のブドウはVelke biloviceの友人たち(OsickaやNestarec)とブドウを交換することで手に入れています。化学的な農薬等は一切使用しないビオロジックまたはビオディナミによる栽培。収穫は手積みで、収量を絞っています(約35hl/ha)。柔らかなプレス、キュベによっては長期にわたるマセラシオン。天然酵母による発酵、熟成においては新樽またはジョージアから運んだクヴェヴリを使い分けています。現在のキュベのほとんどは無濾過で瓶詰めされます。熟成は理想的な環境である温度11℃、湿度85%の砂岩の洞窟のワインセラーに保管されます。
2000年を過ぎてMadam Lalou Bize-Leroy(DomaineD'auvenay)、Olivier Poussier、Hugh Johnsonなどが評価し、Dobra Viniceの名は多くの人に知られることになりました。Petrが亡くなり、現在は妻であるAndreaを中心にワイン作りが行われています。生前のPetrより薫陶を受けたチームでの醸造が、これからどのように変化していくのでしょうか。2023年11月にDobraのカーブを訪れた時、Jaroslav Osickaファミリーも同席してくれました。Petr亡き後、モラビア最高の生産者であるJaroslavは、Andreaに様々なアドバイスをしていました。真摯に耳を傾けるAndreaの姿を見ていると、私たちも熱い想いがこみあげてきます。PetrとJaroslavを中心に始まったチェコのナチュラルワイン。次の世代への委譲が始まったのです。

(インポーター資料より抜粋)



「フランコフカ イベリコ 2023」
750ml 7,590円(税込)

フランコフカ(ブラウフレンキッシュ)。Slovácko地域(スロバック地域)、Josefov村、Kukvička畑、黄土。天然酵母で発酵、ステンレスタンクで6か月熟成。無濾過にて瓶詰めされます。名前にイベリコの名を冠したのは、このワインがあまりにも生ハムにぴったりだから!とアンドレア。アルコール12%、酸度5.6g/l、残糖0.6g/l と、度数低めで飲み疲れしない、現代ワインの優等生なデータですが、ドブラの魅力は背反することにあります。つまりこのスマートな数字の背景には、度数に見合わない圧倒的な果実があり、その果実の上にフードフレンドリーな現代ワインのテキストが結合しています。
生ハムのとろける脂身と凝縮された果実のソースのマリアージュ。アンドレアの意図はここにあります。赤と黒の果実の調和。甘酸っぱいチャーミングな液体に漂う高貴さは色気あふれるバラの香り。ジューシーさと素朴さと...。現時点でももちろん美味しく飲めるのですが、もう少し寝かせるとさらにまろやかになり、味わいは一体感を増していくことでしょう。

(インポーター資料より抜粋)



「キャトル・キュベ 2022」
750ml 8,690円(税込)

ピノ・ノワール25%、ピノ・ブラン25%、シャルドネ25%、ピノ・グリ25%。
ピノ・ノワール:Znojemská地域(ズノイモ地域) 、Popice村、ポディイー国立公園 Pod Lesem畑。土壌:石英、珪砂、粘土、花崗岩、片麻岩、フリント(火打ち石)
白ブドウ3品種:Velkopavlovická地域(パフロヴィツェ地域)、Velké Bílovice村、Zadní Hora畑。土壌:ローム、粘土、石灰質フリッシュ
それぞれを天然酵母にて発酵。マセレーションは行っていませんが、ピノ・ノワールとピノ・グリの果皮由来の色素により、深い「ピンクがかった色合い」を呈します。すべてを混ぜ合わせて古樽(225Lおよび500Lのオーク樽)にて20ヶ月間熟成。亜硫酸ごく少量添加、無濾過で瓶詰めです。
琥珀に近いオレンジ。すべての品種が見事に一体化して、ハーモニーを奏でるDobraらしい傑作です。マロングラッセ、かりん、白桃、メープルシュガー、フランキンセンス。時がたつほどにとろみは増し、力強い酸と調和していきます。クルミのようなタンニンがまた良いですね。コンセプトの近いOsickaのBBと比較すると面白いと思います。

(インポーター資料より抜粋)



「トロワ 2022」
750ml 9,020円(税込)

フランコフカ(ブラウフレンキッシュ) 65%、ツヴァイゲルト5%::Slovácko地域(スロバック地域)、Josefov村、Kukvička畑、黄土。ピノ・ノワール30%:Znojemská地域(ズノイモ地域) 、Popice村、ポディイー国立公園Pod Lesem畑。石英、珪砂、粘土、花崗岩、片麻岩、フリント(火打ち石)天然酵母にてオークの樽で発酵、各キュベをブレンドして古樽にて14か月熟成されます。無濾過にて瓶詰めです。
アンドレアはこのワインは、フランス王室で美の擁護者であったマダムポンパドールを彷彿とさせるといいます。Noblesa(高貴さ),tanec(ダンス), krása(美)が、このワインのテーマとのこと。
湿度のある洞窟の香り。深遠なるDobraの世界です。熟した桑の実を中心とした高貴な果実は妖艶でエロスあふれる世界。ブルーベリー、ブラックチェリー、ローヤルゼリー。口に含むと梅酒のようであり、プラムの果実のようであり。22年らしいおだやかな酸味、少しのアルデヒドとアーシーな香り。そしてそれらをまとめ上げる濃密な果実。ブラックオリーブとプーアル茶を奥ゆきに感じます。粗野さとエレガンス。アンビバレントな魅力があふれるワインです。

(インポーター資料より抜粋)



「ヴェルケ・ドブレ・ヴィーユ 2020」
750ml 16,500円(税込)

リースリング20%、ソーヴィニョン・ブラン20%:Znojemská地域(ズノイモ地域) 、Popice村、ポディイー国立公園 Pod Lesem畑。土壌:石英、珪砂、粘土、花崗岩、片麻岩、フリント(火打ち石)
シャルドネ40%、ピノグリ20%:Velkopavlovická地域(パフロヴィツェ地域)、Velké Bílovice村、Zadní Hora畑。土壌:ローム、粘土、石灰質フリッシュ
例外的なグレートヴィンテージで、最良の品種構成が得られた時だけ造られるフラグシップワイン。天然酵母にて各品種ごとに発酵後、500リットルのオーク樽にて、ファイン・リーと共に21ヶ月間熟成。無濾過で瓶詰めされます。
これぞフラグシップワイン。ドブラ・ヴィニツエの総和であり、球体をイメージさせます。
香木、雑草、フルーツのすべてが混ざり合ったグリーンフレーバー、完熟した様々なフルーツ、強いて表現するなら、ゴールデンキウイとパパイヤ、文旦でしょうか。この世のどこにもない果実の魅惑の香りに、ただただ引き込まれます。アンビバレントな魅力にあふれ、すべてを許容するような深遠さとシンプルで明瞭なる美味しさが共存しています。わたしたちを非日常の世界に導いてくれるグランヴァンです。

(インポーター資料より抜粋)

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