【今週の海外ワイン入荷情報】シーグル・ピンツェ

【今週の海外ワイン入荷情報】シーグル・ピンツェ

生産者:シーグル・ピンツェ
生産地:ハンガリー

ブタペストの農業大学在学中に、BalázsとPetraの二人は出会いました。Balázsは環境配慮型の農業を専門とし、Petraはブドウ栽培と醸造を研究しました。大学院生として勉強する傍ら、二人はいくつかのワイナリーで研鑽を積み、2012年自らのワイナリーを立ち上げました。ワイン生産者としては若い二人ですが、資金、栽培、醸造etc。数知れぬ苦労を重ね、現在の素晴らしいワインを作るに至りました。
8.5ヘクタールのブドウ畑での作業は、2018年よりオーガニック認証を獲得。天然酵母で発酵。それは毎年変わりませんが、彼らにとってワインとは、インスピレーションに導かれ、その時その場で造られるたった一度の存在。そのため毎年何らかの変化がワインづくりにあらわれます。

(インポーター資料より抜粋)



「ヨーナシュ 2023」
750ml 7,590円(税込)

オラズリースリング 40%, リースリング 25%,ハルシュレヴェリュ 25%, Cserszegi fűszeres(チェルセギ・フゼルレス)10%Herreberg畑 石灰岩、黄土、砂、土主に若い区画から、手摘みで7回から8回に分けての収穫。ほとんどのブドウは全房を圧搾して発酵、最後の数回の収穫分は足踏みして浸漬しました。55~60%は500lの木樽で発酵及び熟成されます。残りはアンフォラとステンレスタンクで発酵及び熟成です。瓶詰前にワインはブレンドされて、無濾過・無清澄で澱と共に瓶詰めされます。極少量瓶詰時に亜硫酸が添加されています。
かすかなにごりと微発泡。おしろい花が香る可憐で華やかな印象です。やさしい柑橘が爽やかさを感じさせ、バナナ、洋梨、枇杷の豊かな果実風味へとつながっていきます。うま味をともなったヨーグルト様の柔らかな酸が心地よく、菊花やシッカロールの香りを風味の奥ゆきに見つけることができます。時がゆっくりと流れていくようなおだやかさをこのワインは感じさせてくれることでしょう。

(インポーター資料より抜粋)



「バベル 2023」
750ml 7,590円(税込)

カベルネ・ソーヴィニョン 50%,ケックフランコシュ 45%,オラズリースリング 5%Herreberg畑(Hajos地区)、Hársfás-út畑(Érsekhalma地区) 黄土、泥、土手摘みでの収穫(なんと14回!)。毎年様々なテクニックを試し、醸造しています。全房でプレスして数時間あるいは数日かけてマセラシオン。ステンレスタンクと二つの樽に分けて天然酵母で発酵。それぞれ澱の上で8か月の熟成。ワインはブレンドされて、無濾過・無清澄、亜硫酸無添加で瓶詰めです。
赤ワインとロゼワインの中間色。バラと甘いイチゴの艶やかな香りとそっけない味わいの一口目。最初は風味にちぐはぐさが見受けられます。しかし、徐々に香りと味は口中で噛み合い始め、甘酸っぱくジューシーな液体に変化していきます。桃やイングリッシュピオニーの香り、姫リンゴ、鉄、イチゴジャム、はちみつと様々な香りが感じられ、味わいは豊かさを増していきます。アルコール度数の高さ(14度)が軽い苦みをもたらしますが、全体として軽やかで飲み飽きするようなことはありません。

(インポーター資料より抜粋)



「ケック・フランコシュ カルボニック」
750ml 8,250円(税込)

ケックフランコシュ 100%。
Herreberg畑(領主の山の意味) 樹齢50年の古木と若木がそれぞれ植えられている。黄土主体手摘みで収穫。全房で蓋をしたタンクで発酵(セミマセラシオンカルボニック)。プレスして225lの古樽で8か月の熟成。無濾過・無清澄、亜硫酸無添加で瓶詰めです。NVと表記がありますが、22年のブドウを使っているそうです。
イチゴの赤、プラム、ハスカップの黒。赤と黒の果実を感じる一本。鉄っぽさとグリーンのニュアンス、ワインは若々しく堅さを感じますが、噛めるように感じるほど液体は凝縮しており、ゆっくり時間をかけると、ココナッツの風味やうま味が感じられ現在も美味しく飲むことができます。しかし、やはり数年後でしょうか。ジャムのように煮詰まった果実がほどけて、とろけるようなニュアンスが現れた時、このワインの真価をがあらわれるのでしょう。それにしても、Szieglのワインすべてに感じるこの凝縮感。牧歌的で優しい彼らのワインを非凡たらしめるのは、ブドウのクオリティーにあるのでしょう。

(インポーター資料より抜粋)



「ケック・フランコシュ ハルファーウト 2020」
750ml 8,250円(税込)

ケックフランコシュ100%。
Hársfás-út 畑(Érsekhalma地区) リンデンの並木道の意味。レス、ローム樹齢約50年の古木。10月中旬に手摘みで収穫。30%のブドウを解放桶で足踏みでつぶし、その上に破砕した残りのブドウを載せ、自発的に発酵。発酵後プレスして古樽で18か月の熟成、無濾過・無清澄、亜硫酸無添加で瓶詰め後、さらに18か月の熟成後リリースされました。
黒い果実をすりつぶしたような凝縮感。桑の実、こぶみかん、プーアル茶、蓮茶、緑茶。ミンティーでのびやか、タンニンはまだまだ力強く。ワイン全体に気品が漂い、香りは複雑、骨格のしっかりとしたボディは、90年代以前のボルドーの左岸を彷彿とし
ます。このワインを楽しむときは、ナチュラルワインに多く使われる薄めのグラスではなく、大ぶりで少し厚みのあるグラスがおすすめです。形はブルゴーニュ型が良いように思います。格調を感じるはずです。

(インポーター資料より抜粋)



「カダルカ マンデュラス 2023」
750ml 8,800円(税込)

カダルカ100%
Herreberg畑(Hajos地区)の別区画。黄土、砂。5種類のクローンの組み合わせ。手摘みで2回に分けて収穫。全房で蓋をしたタンクで発酵(セミマセラシオンカルボニック)。プレスして225lと500lの古樽で5か月の熟成。無濾過・無清澄、亜硫酸無添加で瓶詰めです。
良質なカダルカは、香りのスタートに柑橘の香りを感じることが多々あります。このワインは八朔、グレープフルーツでしょうか。柑橘からサクランボ、サワーチェリー、ブラックオリーブ、丁子、オールスパイス、沈香と、香りは展開されていきます。口中では凝縮した果実にヨモギや仁丹、漢方の風味が感じられ、湿った土や落ち葉などのニュアンスを見つけることができます。つよい酸がしっかりと感じられますが、彼らのワインには常に落ち着きがあり、あたたかな優しさがあります。ほろ苦い余韻の中に隠された甘酸っぱさがたまりません。

(インポーター資料より抜粋)



「カダルカ へレベルグ 2023」
750ml 9,900円(税込)

カダルカ100%
Herreberg畑(Hajos地区) 黄土、砂。皮が薄く繊細なカダルカは株仕立ての古木であり、手摘みで2回に分けて収穫。全房で蓋をしたタンクで発酵(セミマセラシオンカルボニック)。プレスして225lの古樽で6か月の熟成。無濾過・無清澄、亜硫酸極少量添加(19mg/l)で瓶詰めです。
桑の実、バラ、ヘビイチゴ、杜松の実、スタ-アニス。とても複雑な香りです。口に含むとクリーミーでジューシー、同時にパウダリーで、酒質は端正できめ細かく、上質なうま味はコンソメスープの様。完成度の高いワインで、上等なバローロなどをイメージしますが、良質なぶどうのなせる業でしょうか、Szieglのワインには自然の温かみや優しさを感じるのです。イノシシの煮込みや七面鳥のロースト、オマールエビなどと共に。

(インポーター資料より抜粋)

ブログに戻る