【今週の海外ワイン入荷情報】ヴィーニャ・ヘルザノヴィ

【今週の海外ワイン入荷情報】ヴィーニャ・ヘルザノヴィ

生産者:ヴィーニャ・ヘルザノヴィ
生産地:チェコ / モラヴィア

チェコのナチュラルワインムーブメントにおける第二世代。その代表的作り手です。若い3人が情感に訴える風味豊
かなワインを醸します。現当主はJakub氏は栽培と醸造を担います。妻のSandra氏、Jakubの妹Zuzana氏が販売とコミュニケーション、Jakubのサポートを担当します。
JakubとZuzanaの父が1997年にブドウを植え、ワイナリーが始まりました。2012年に父は急逝。兄妹は突然にワイナ
リーを引き継ぐことになりました。Jakubは、ワイナリーに近いLedniceの大学でブドウ栽培とワイン醸造を学び始めます。そこで出会ったのが将来の伴侶となるSandra。二人はサスティナブルでホリスティックなワイン作りで意気投合。新生Herzánoviの歴史が始まりました。
醸造においてはミニマルであることを大切にしており、発酵は自発的であること、ヴィンテージがワインに反映されることを重視しています。無濾過で瓶詰め。亜硫酸は瓶詰の際に必要最小限で使用。長いマセラシオンを経る場合には使用しません。カーブの仕事がミニマルであるということは、畑での仕事が膨大になることを意味します。つつがなく醗酵がすすんでいくためには、ブドウが栄養をたっぷりと蓄え、健全な天然酵母が多く付着していることが必須で、そのためには多くの畑での仕事を必要とするからです。

(インポーター資料より抜粋)



「パープルラベル 2022」
750ml 6,600円(税込)

Cabernet moravia 1997年植樹砂地、黄土。標高280~310m。
手摘みでの収穫。すべてのブドウを混ぜて、全房でプレスして発酵、丁度良い残糖量になったところで瓶詰め。そのまま発酵継続。亜硫酸は使用していません。
Cabernet moraviaは、カベルネ・フランとツヴァイゲルトを交配させて2001年に品種登録された新しい品種。カシスなどのフルーティーな香りと滑らかなタンニンが特徴です。
赤リンゴにさくらんぼ、マスカットやハイビスカス、最初の香りは豊富ですが、同時にサラリとしたニュアンス、薔薇水やスイカのみずみずしい風合い。徐々にサンタマリアノヴェッラの香水を彷彿とする高貴でリッチなフレーバーがあらわれますが、軽やかさはHerzaらしく。
秋のお祭り。りんご飴を手に、優しく冷たい秋風に吹かれているような...ノスタルジックな光景をイメージさせてくれます。

(インポーター資料より抜粋)



「コンポット 2021」
750ml 7,150円(税込)

Zweigeltrebe, Dornfelder, Blauer Portugieser
1990年代までに分けて植樹。砂地、黄土。標高280~310m。すべて手摘みでの同時に収穫。半分のワインはすぐに圧搾してオーク樽で発酵(ブランドノワールタイプに仕上がります)。残りの半分は除梗して開放桶でおおよそ3~4週間のマセラシオン。プレスして225L~400Lのオークの古樽で熟成。12か月後ブレンドをして、ノンフィルター、亜硫酸無添加で瓶詰めです。Kompotは、スラブ地方で古くから楽しまれているフルーツと砂糖で作られるノンアルコール飲料。まさにそのイメージで作られたすいすい飲めてしまう危険な一本です。
21年はプラムよりもプルーンでしょうか。クランベリー、赤リンゴ、ブルーベリーなども感じられます。口中ではミント、グリーンティー、フランキンセンスと美しいグリーンフレーバーが薫り、酒質はゆったり。うま味十分で、テクスチャーは柔らかく、余韻は12から14秒。
ジューシーで果実味たっぷり、ワインとして完成している。非の打ち所がありません。

(インポーター資料より抜粋)



「ヴェルトリンツケ・ツェレーネ 2021」
750ml 6,930円(税込)

グリュナー・フェルトリナー100%。1997年、2009年植樹。砂地、黄土。標高280~310m。すべて手摘みでの収穫。すぐさま全房でプレスして発酵。225L~400Lのオークの古樽で熟成。12か月後ブレンドをして、ノンフィルター、微量の亜硫酸添加で瓶詰めです。
最初の印象はドライでしまりのあるワイン。実際まだ若いです。しかし、時間がたつにつれ、熟したレモン、洋ナシ、パイナップル、黄色いリンゴなどが感じられます。香りは全般に上品で、ワインはミネラリー。あくっぽいニュアンスと白コショウ的なスパイスと苦み。余韻にはカモミールを感じます。冷やしめの温度から初めて、温度が上がり、ワインがほどけていく様子を今は楽しみたいですね。

(インポーター資料より抜粋)



「リズリンク・リンスキー 2021」
750ml 6,930円(税込)

リースリング 2010年植樹砂地、黄土。標高280~310m。すべて手摘みでの収穫。すぐさま全房でプレスして発酵。225L~400Lのオークの古樽で熟成。12か月後ブレンドをして、ノンフィルター、微量の亜硫酸添加で瓶詰めです。かつてのDobra viniceのリースリングを彷彿とするモラヴィアスタイルのリースリング。
さわやかな柑橘とべっこう飴のような甘い香り、強い酸と硬質なミネラル感。バランスの良さが際立つ一本です。21年は非常に素晴らしいヴィンテージ。抜栓後10分程度でワインはその奥ゆきの深さを表現し始め、うま味、コク、さわやかさが調和していき、白桃の風味なども感じられます。樹齢が上がっていくのが楽しみです。

(インポーター資料より抜粋)



「シルヴァンツケ・ツェレーネ 2021」
750ml 6,930円(税込)

シルヴァーナ 2015年植樹。砂地、黄土。標高280~310m。すべて手摘みでの収穫。すぐさま全房でプレスして発酵。225L~400Lのオークの古樽で熟成。12か月後ブレンドをして、ノンフィルター、微量の亜硫酸添加で瓶詰めです。モラヴィアのシルヴァーナらしい世界観。
さわやかな柑橘の香りから、フキ、ウド、ルバーブへ。甘酸っぱく、グリーン系の香りがして、特有の苦みがある。落雁のような甘みも感じられます。ショウガやリンゴのしぼり汁のようなニュアンスも。余韻は10秒程度。抜栓して30分もすれば、ふくよかな魅力が感じられますが、このワインにはもう少し時間が必要なようにおもいます。

(インポーター資料より抜粋)



「スタラスコラ 2021」
750ml 7,480円(税込)

ミュラー・トゥルガウ、グリュナーフェルトリナー、ノイブルガー、リースリング、シャルドネ、トラミナー 砂地、黄土。標高280~310m。フィールドブレンドの畑。手摘みでの収穫。ほとんどが同時収穫ですが、一部は分けて収穫。それぞれ225L、400Lの5年樽で自然に発酵が始まります。約10%は皮がついたままの醸造です。発酵後はオーク樽で澱と共に11か月の熟成、ブレンド後無濾過、無清澄、亜硫酸無しで瓶詰めされます。Stara SkolaはいわゆるOld School。つまり古き良きあるいは伝統的といった意味です。
色調は黄金色で一見派手ですが、つつましい魅力にあふれるワイン。欲張らない、あるがままに、力を抜いて...。Herzaのスタイルを象徴するようなワインです。洋梨、パイナップル、ココナッツ、青パパイヤ、青りんご、ザラメが上品に香ります。シンプルなのに飲み飽きしない。果実が突出するわけでも、うま味が強いわけでもない。ワインにおいて、バランスが良いとはこういうことをいうのでしょう。

(インポーター資料より抜粋)



「ピノ 2 2021」
750ml 7,700円(税込)

ピノノワール3分の1、ピノグリ3分の2。1980~2000年代までに分けて植樹。砂地、黄土。標高280~310m。すべて手摘みでの同時に収穫。除梗して開放桶でおおよそ2か月のマセラシオン。プレスして225L~400Lのオークの古樽で熟成。12か月後ブレンドをして、ノンフィルター、亜硫酸無添加で瓶詰めです。
濃いめのロゼのような色調。いわゆるラマートワインに近いスタイルですが、2021年は赤ワインと言っても良い色合い。香りや味わいは90年代のAOCブルゴーニュや良質なサンソー種のワインを彷彿とするイチゴ、小梅やおがくずの香り。そこに中欧らしい木蓮の花や香木、さらにはカカオや桑の実のニュアンスが追って現れます。エキス分たっぷりで、うま味ものっています。終盤の瑞々しさと熟成香のような深い香りの共存が複雑な世界を醸し出します。
※25年11月試飲 2000年ごろに飲んだ60年代の村名ピノのイメージ。森の中の落ち葉、アンズ茸、赤く過熟した果実。美しいです。

(インポーター資料より抜粋)



「フランコフカ 2020」
750ml 7,700円(税込)

フランコフカ(ブラウフレンキッシュ)。1997年植樹。砂地、黄土。標高280~310m。すべて手摘みでの収穫。半分はすぐにプレス(ブラン・ド・ノワール状態)。半分はマセラシオンのまま3~4週間かけて開放樽で発酵。発酵後は225L~400Lのオークの様々な古樽で熟成。12か月を澱と共に過ごします。50%はオーク樽で熟成します。ノンフィルター、亜硫酸極少量で瓶詰めです。
甘酸っぱい赤と黒の果実。クランベリー、フランボワーズ。そしてハイビスカス、ローズヒップ、バラなどの可憐な香りからクローブ、シナモンなどのスパイスに香りに移行していきます。クリーミーでコクがありながらも、軽さがあり、チャーミング。Herzaのセンスがあふれています。ラムのような甘やかな余韻が実によいです。
※25年11月試飲 良い枯れ具合です。麝香のニュアンスも感じます。赤い果実味、ブルゴーニュ的なフランコフカです。

(インポーター資料より抜粋)



「フランコフカ 24カ月 2019」
750ml 8,250円(税込)

フランコフカ(ブラウフレンキッシュ)。1997年植樹。砂地、黄土。標高280~310m。すべて手摘みでの収穫。除梗したブドウを開放桶で3~4週間のマセラシオン。発酵後はそれぞれのキュベを225L~400Lのフレンチオークの古樽で熟成。24か月後ブレンドをして、ノンフィルター、亜硫酸無添加で瓶詰めです。
静かで穏やかなファーストフレーバー。しかし凝縮された果実がすぐに感じられます。梅やアンズ、さんざしでしょうか。香り、味わいともに構成要素が豊富で、ワインの時間の流れがゆったりとしています。芳醇でうまみがあり、なめらか。じっくり楽しむことでこのワインの真価が発揮されます。24か月の熟成。なるほど。
※25年11月試飲 再入荷されたキュベはさらに深い味わい。スケール感も大きくなり、改めてワインにおける熟成の重要性を感じます。ボルドー的なフランコフカ。

(インポーター資料より抜粋)



「アンフォラ 2022」
750ml 8,580円(税込)

Pálava 60% 2004年植樹
Traminer 40% 2012年植樹
砂地、黄土。標高280~310m。
すべて手摘みでの収穫。除梗したブドウを地中に埋められたクヴェヴリに移します。アルコール発酵は外気の変化と共に進んでいき、冬に一度発酵はストップします。春になって暖かくなると、発酵は再開し、マロラクティック醗酵も始まります。ブドウをクヴェヴリに入れて9か月後、大きな杓子で掬い出しバケツに移して圧搾。皮や種を取り除き、沈殿させて、ノンフィルター、亜硫酸無添加で瓶詰めです。 Palavaは1953年モラヴィアでゲヴェルツトラミネールとミュラー・トゥルガウの交配により誕生した品種です。多彩な香りを持つ個性ゆえか、現地では、ガストロノミーシーンで多く使われています。
赤味を帯びた夕焼けのようなオレンジ色。果実と熟成が混在した香りが最初から感じられます。ジャスミン、アンズ、黄桃、干し柿、サンザシ、ウリのお漬物。オイリーでリッチな液体。ほろ苦な味わいは長いマセラシオンに由来します。相変わらずの素朴な作りゆえ、粗野さを感じるのですが、なぜでしょう。フリウリの良質なマルヴァジーアのオレンジワインにも通じる洗練を感じます。液体のエネルギーの強さは相変わらずですね。

(インポーター資料より抜粋)



「シャルドネ スパークリング」
750ml 10,450円(税込)

シャルドネ100%。1997年植樹。南、南西むきの畑。砂地、黄土。標高280~310m。2022年のブドウをすべて手摘みでの収穫。プレスしてステンレスタンクで発酵(全体の80%)。発酵後は2021年のリザーブワイン(全体の20%、フランソワフレールの樽で1年熟成)をブレンド。その後9か月ステンレスタンクで熟成、その間にマロラクティック発酵が起きています。23年6月に瓶詰め、瓶内二次発酵。18か月の瓶熟成後、25年1月にデゴルジュマン。亜硫酸無添加、ドサージュ無しで出荷となりました。中欧のレストランシーンにおいて、シャルドネを作らせれば右に出るものはないとの評価を固めつつあるHerza。彼らが満を持して、瓶内二次発酵のシャルドネを作ってくれました。
フレッシュなリンゴに焼きリンゴ、ブリオッシュ、カルダモン、山椒、シナモン。様々な香りがしつつも、一貫として、洋梨の風味が感じられます。きれいな酸が導く余韻も長く、リッチ過ぎずバランスも良い。現在10,000円(税別)以下の瓶内二次発酵においてこのクオリティーはまずないのではないかと思います。

(インポーター資料より抜粋)

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