【今週の海外ワイン入荷情報】ルーシーマルゴー

【今週の海外ワイン入荷情報】ルーシーマルゴー

生産者:ルーシーマルゴー
生産地:オーストラリア

ルーシーマルゴーはアントン ファン クロッパーが愛娘ルーシーマルゴーの名前を冠して設立したワイナリーです。
元シェフにしてアデレード大学醸造科の主席レベルで卒業した天才。彼が生み出すワインは現在オーストラリア国内に留まらず世界中でセンセーションを巻き起こしています。
糖度計やその他の機械類で測定された数値には一切頼らない彼のワイン作りはシンプル。収穫期には毎日10kg近くブドウを食べるという程に果実の味わいからもたらされるインスピレーションこそが彼のワインのスタイルを決定するのです。
収穫されたブドウは全て野生酵母で発酵。温度コントロールも行わない為に出来上がるワインは毎年味わいが違います。加えて毎年収穫されるブドウの味わいによってブレンドやキュヴェを作り変える為に、同じスタイルのワインが殆ど作られません。補酸も補糖も行いません。清澄剤やエンザイムといった添加物も一切使用しません。醸造中はSO2も一切使用しませんが、ボトリングの際には0ppm~20ppmの極僅かな量だけSO2を使用します。
彼のスタイルはあくまで「あるがまま」。ワインを飲むと彼の奇人的外見とは裏腹に、ピュアで身体に染み入る様な優しさが印象的です。

(インポーター資料より抜粋)



「オレンジ ペティアン 2023」
750ml 7,150円(税込)

Sauvignon Blanc100%のペティアン。
Adelaide Hills【アデレード ヒルズ】の家族経営畑/ワイナリーであるJupiter Creek【ジュピター クリーク】の有機畑から。除梗したフルーツを14日のマセラシオン。プレスして680ℓの大型セラミック エッグで14日発酵。残糖が理想的な味わいに達した時点でボトリングしています。
冷凍ジュースを加えるのではなく、田舎方式に拘るAnton Klopper【アントン クロッパー】ですが、ここでも計器は使わずに味覚頼り。5カ月の瓶内発酵後にハンド ディスゴージュしています。
温州ミカン、白桃、ミントのニュアンス。官能的で引き締まった肉体を連想させるタイトなテクスチャー。強く抱きしめられている様な、羽毛で優しくくすぐられている様な、気持ちの良いフィズです。

(インポーター資料より抜粋)



「グリ ペティアン 2023」
750ml 7,150円(税込)

Pinot Gris100%の薄っすらとピンクなペティアン。自身がケアを続けている樹齢30年以上のPinot GrisはHardorf【ハーンドルフ】近郊にあるTotness Vineyard【トットネス ヴィンヤード】から。シストを黒砂が覆うオーガニックの畑となります。除梗してから4日のコールドマセラシオン。プレス後は680ℓのエッグタンクで発酵。残糖が理想的な味わいに達した時点でボトリングしています。
冷凍ジュースを加えるのではなく、田舎方式に拘るAnton Klopper【アントン クロッパー】ですが、ここでも計器は使わずに味覚頼り。5カ月の瓶内発酵後にハンド ディスゴージュしています。ローズゴールドを帯びて輝く銅の外観。捥ぎたて白桃の果汁感に微かに舌を撫でる様なタンニン。
パレットを優しく包むデリケートな味わいは、ベルーガやベリーニ、フェデリコ フェリーニの映画を連想させます。

(インポーター資料より抜粋)



「ピノ ブラン 2023」
750ml 6,380円(税込)

Pinot Blanc100%。フルーツはAdelaide Hills【アデレードヒルズ】の南端、自身がケアを続けている樹齢30年以上のPinot GrisはHardorf【ハーンドルフ】近郊にあるTotness Vineyard【トットネス ヴィンヤード】から。除梗もマセラシオンもせずに全房プレス。フリーランジュースのみをセラミック エッグタンクに投入、発酵/熟成全て同一タンクにて行っています。エレバージュも同様で、ボトリングされる迄全く液体が移動する事がありません。Anton Klopper【アントン クロッパー】によれば、このワインはまるでAlto Adige【アルト アディジェ】で500年以上前に建てられた石造の城に嵌められた窓ガラスを伝う雨雫の様であるとの事。悲しい歴史と過去に包まれた土地に、純然で美しい光景を目の当たりにする様な気持ちにさせる不思議な液体なのだと言います。それは宗教的な背景も含めた歴史的な国境の変遷があった言葉では言い尽くせない雰囲気の最中でも、決して変わらぬ自然の摂理であったり現象だという事なのでしょう。
レモニーでハーバルでピュア。決してスターダムに上がる事が無いブドウ品種で、純然なフルーツの味わいを表現しています。

(インポーター資料より抜粋)



「テット ド ウフ 2023」
750ml 6,600円(税込)

Sauvignon Blanc100%。フルーツはAdelaide Hills【アデレードヒルズ】の南端、自身がケアを続けている樹齢30年以上のPinot GrisはHardorf【ハーンドルフ】近郊にあるTotness Vineyard【トットネス ヴィンヤード】から。全て除梗したフルーツをプレマセラシオン無しでフットクラッシュ、エッグタンクでスキンコンタクトしながら発酵/醸造。皮の漬け込みは2週間です。金色を帯びたオレンジの外観。
ジャックフルーツやネクタリン、パイナップルやマンゴスチンのトロピカリティに強い塩味があります。豊満で官能的、軽いタンニンが適宜なストイックさを与えています。

(インポーター資料より抜粋)



「ロザート 2023」
750ml 6,050円(税込)

Cabernet Franc/Merlotの60/40ブレンド。Cabernet FrancはAdelaide Hills【アデレードヒルズ】の南端、自身がケアを続けている樹齢30年以上のPinot GrisはHardorf【ハーンドルフ】近郊にあるTotness Vineyard【トットネス ヴィンヤード】から。MerlotはAdelaide Hills【アデレード ヒルズ】で最も市街地に近い西の丘陵地代Hope Valley【ホープ ヴァレー】のMagpie Vineyard【マグパイ ヴィンヤード】から。Cabernet Francはファイバーグラスのバケツで7日のカルボニック マセラシオン、プレス後はセラミック エッグでの発酵。Merlotは同じくエッグランクのセニエで、ボトリング前にブレンドされています。
フレッシュブルーベリーと花の香りにラズベリーキャンディの個性。グラスから果汁が弾けて飛び出て来る様にイキイキとしています。

(インポーター資料より抜粋)



「ヴィノ ロッソ 2023」
750ml 6,050円(税込)

Merlot/Syrah/Barberaの55/40/5アッサンブラージュ。Adelaide Hills【アデレード ヒルズ】で最も市街地に近い西の丘陵地代Hope Valley【ホープ ヴァレー】のMagpie Vineyard【マグパイ ヴィンヤード】産のMerlotがベース。またそこから程近いBrackenwood【ブラッケンウッド】のSyrahにイタリア系移民のZarello【ザレッロ】一族が所有する有機畑のBarberaをブレンドしています。カーボンバケツや古樽、収穫タンクといったバリエーションに富んだバットでの発酵。古大樽熟成。
マルベリーやカラントの様にバープル ニュアンスの色調に柔らかな飲み口。海賊や海兵、レンガ職人からお姫様まで楽しめる間口の大きなジェネラスワインです。

(インポーター資料より抜粋)



「バルベラ ネッビオーロ 2023」
750ml 7,150円(税込)

Barbera/Nebbioloの70/30ブレンド。Brackenwood【ブラッケンウッド】のNebbioloにイタリア系移民のZarello【ザレッロ】一族が所有する有機畑のBarbera。フルーツは共に4日間のカルボニック マセラシオン。プレス後は各々別の発酵槽へ。Nebbioloは10年以上使い倒して来たセラミック エッグ。Barberaは同様に使い倒して来たバリックへ。澱を落ち着かせてからブレンド、ボトリング。

ダークチェリーや赤いフルーツの果実味にスミレのアロマ。しかしながらテクスチャーこそが、このワインの身上。グスタヴォ クリムトの「接吻」が美しさを加味した快楽主義者の気ままな行動とでも言いましょうか、塩味を感じさせるミネラル豊かな食感とタンニンが最大の個性です。

(インポーター資料より抜粋)

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