【今週の海外ワイン入荷情報】リチャード・スタベック

【今週の海外ワイン入荷情報】リチャード・スタベック

生産者:リチャード・スタベック
生産地:チェコ / 南モラヴィア州

気取らない性格でいかにも自由人といった風貌のRichard。3児の優しいパパであり、親切で愉快な人です。現在40歳前半の彼のワインに関する最初の思い出は、灌木に囲まれた父の畑で遊んでいた子供時代。20歳には園芸学とブドウ栽培を学び始め、その後ワイン専門誌の編集者となり、編集長まで務めます。ナチュラルな手法を使った植物の栽培については筋金入りで、編集者になった目的もナチュラルなブドウ栽培を広めることでした。しかし、そもそもナチュラルな植物な栽培には並外れた努力、費やす時間が必要で、すべての人ができるものではありません。彼は編集者をやめ父の畑に戻り、自らがブドウ栽培、ワイン作りを始めることが、ナチュラルな栽培を広めていく早道であると考えました。
手摘みで収穫したブドウを足でつぶします。除梗はしません。自発的な醗酵を促し、房ごとマセレーションをします。バトナージュをしながら10カ月の熟成。醸造中及びすべての工程で亜硫酸は加えません。一切のろ過などはせずに瓶詰となります。仕上がったワインはとろみを感じるほどにリッチです。
Richardはワインに対して幅広い知識を持っており、現代醸造もカバーしたうえで、オーガニックの栽培を尊重・選択し、チェコの伝統に回帰してフィールドブレンドのワインを作ります。私たちは、彼のワインを一口飲めば、Richardのワインに対する明瞭な志向性を理解することができます。現在12000本を生産していますが、どんなに多くても20000本程度の生産にとどめるのだそう。“ワインは仕事だけど、趣味。でないと、作りたいワインは作れないよ”と彼は笑いながら教えてくれました。

(インポーター資料より抜粋)



「ヴェゼリ―・ロゼ 2022」
750ml 7,700円(税込)

ブラウフレンキッシュ、ポルトギーザ、サンローラン等。Veselý(幸せの意)は畑の名前です。砂質土壌。南東向きの斜面。手摘みで収穫したブドウを足でつぶします。除梗はしません。染み出たぶどうジュースのみで自発的な醗酵を促し、10カ月の熟成。樽はモラヴィア周辺で取れたニセアカシア(Robiniapseudoacacia)300lの樽を使用します。ほんのわずかながら亜硫酸を使用。一切のろ過はせずに瓶詰となります。リチャードの誇るヴェゼリー畑、ロゼワインを作る年には赤のヴェゼリーはありません。
22年はロゼワインにむいているブドウが収穫されました。百花繚乱、かぐわしい香りがグラスからあふれ出します。ゆすら梅、クランベリー、バラ。赤い果実と花の世界が、ルージュの口紅や衣のイメージを彷彿とさせます。香りはのびやかで味わいは解放されており、甘酸っぱく高貴です。このワインは16度以上の温度にすることなく、楽しまれることをお薦めします。現時点では、温度を上げすぎると少しだれる印象があるのです。数年の熟成を経た後は、それもなくなると思います。

(インポーター資料より抜粋)



「メルロー・ロゼ 2022」
750ml 7,700円(税込)

メルロー。収量約21hl/ha。黄土。Starahoraの友人の畑より。Němčičkyの畑より。手摘みで収穫したブドウを除梗。解放桶で自発的な発酵を促し15度から20度で1か月の醸造。セニエ製法。バトナージュをしながら10カ月の熟成。樽はモラヴィア周辺で取れたニセアカシア (Robiniapseudoacacia)300lの樽を使用します。醸造中及びすべての工程で亜硫酸は加えません。一切のろ過はせずに瓶詰となります。
リチャード初めてのメルローロゼ。フレッシュな木苺、ゆすら梅、姫リンゴ、イチゴの熟した果実、ほのかにオレンジ。時間と共にスモーキーなニュアンスが感じられ、凝縮した風味に。徐々に、レッドチェリー、うっすらとした苦み、種の周りの収斂性と酸が現れ、余韻はビターなフィニッシュです。22年はとても暑い年で、アルコール度数も上がりましたが、しっかりとバランスはとれており、現時点で楽しむことができます。数年後はすべてが調和し、さらに素晴らしいワインに昇華することでしょう。

(インポーター資料より抜粋)



「ピノ・ノワール・ロゼ 2022」
750ml 8,580円(税込)

ピノ・ノワール100%。PNcのCはClaretから。収量は約35hl/ha。粘土質・黄土。南西向きの斜面(Kobyli村)。手摘みで収穫したブドウを足でつぶします。除梗はしません。染み出たぶどうジュースのみで自発的な醗酵を促し、10カ月の熟成。樽はモラヴィア周辺で取れたニセアカシア (Robiniapseudoacacia)300lの樽を使用します。ほんのわずかながら亜硫酸を使用。一切のろ過はせずに瓶詰となります。
22年は大変に暑くティピカルな年とは言えません。しかし、圧倒的なエキスと美しい酸味が見事なバランスをワインにもたらしました。スパイシーなニュアンスに南国フルーツ、徐々に赤い果実。赤い果実主体の例年とは違う味わいの構成です。しかし、13.4%の強いアルコールに負けない充実した果実味とエキス分が見事なバランスをワインにもたらしています。オレンジ、枇杷、アプリコット、ほのかにサクランボ。シナモンやターメリック。台湾のパイナップルケーキのような味わいも感じられます。

(インポーター資料より抜粋)



「ムラディ・ボチェック 2022」
750ml 8,580円(税込)

Sevar60%、Rubinet40%。収量は約60hl/ha。黄土。南向きの斜面。Mladýは若いという意味。Bočekはリチャードの誇るBočky畑。2012年に植樹したリチャードの実験的試み。SevarはPIWIの仲間、Rubinetは新しViniferaの交配種。ともにチェコで産まれた品種です。開放桶で除梗していないブドウを足でつぶしつつ自発的な醗酵を促し、房ごとマセレーション。14日間の発酵後、800lのオークの古樽に移し、バトナージュをしながら10カ月の熟成。ろ過はせずに瓶詰となります。
22年はより軽くワインを作ることに注力したそうです。山椒のようなオレンジフレーバーにマスカット、バラやスミレetc。およそ赤ワインらしくない香りからスタートします。徐々にブルーベリー、ハスカップなどの香りが主体となり、漢方なども感じられます。しなやかなタンニンとリチャードらしい粘性のある液体との調和は見事。余韻には麝香も現れます。新しい品種の新しい赤ワインです。

(インポーター資料より抜粋)



「ディヴィー・リシャック 2022」
750ml 8,580円(税込)

ブラウアーポルトギーザ、ブラウフレンキッシュ、サンローラン、グリュナー・フェルトリナー、イザベラ、ピノノワールetc。収量約19hl/ha。粘土質・黄土。Němčičkyの畑より。黒ブドウ、白ブドウを混ぜて作られるワインを古い言葉でRyšák(リシャック)と言います。美しいピンクの色合いのワインを特にそう呼びます。Divý=野生の・・という意味です。手摘みで収穫したブドウを足でつぶします。除梗はしません。自発的な発酵を促し、房ごとマセレーションをします。バトナージュをしながら10カ月の熟成。樽はモラヴィア周辺で取れたニセアカシア (Robinia pseudoacacia)600lと200lの樽を併用します。醸造中及びすべての工程で亜硫酸は加えません。一切のろ過はせずに瓶詰となります。抜栓直後は正体定かならぬ凝縮。時間と共にイチゴ、イチゴキャンディ、そしてザクロ、ジャックローズと発展していきます。芳醇で甘酸っぱく、21年とは違い、リリース直後の現時点で美味しく楽しむことができます。抜栓して30分からが本領発揮です。

(インポーター資料より抜粋)



「オドミャレ 2022」
750ml 8,800円(税込)

ピノ・ブラン85%、シャルドネ15%。収量約18hl/ha。黄土、粘土。Odměryは畑の名前です。手摘みで収穫したブドウを足でつぶします。除梗はしません。自発的な醗酵を促し、房ごとマセレーションをします。バトナージュをしながら10カ月の熟成。樽はモラビア周辺で取れたニセアカシア (Robiniapseudoacacia)600lの樽を使用します。醸造中及びすべての工程で亜硫酸は加えません。一切のろ過はせずに瓶詰となります。
22年の過熟したブドウからもたらされたOdměryは、大きなポテンシャルを持っています。近年最高の出来とのこと。
温州ミカン、ネーブルオレンジ、あけび、びわ、あんず、ルバーブetc。普段のオドミャレであれば内向的だったはずの香りが、外向に傾き、ワインに悠々とした余裕を感じます。チンザノの様な薬酒、みたらし団子、伝統的なみりん、ゆったりとした中に多様な要素を感じます。つつましさの中にある内面の充実は偉大な人を見ているようでもあり、浄土の淵で大河を眺めているような没我的なイメージが浮かできたりもします。飲み手の内面に訴えかけてくるワインです。

(インポーター資料より抜粋)



「メドヴィ・ミュスカーテック 2022」
750ml 9,350円(税込)

モラヴィアンミュスカ(Muškát moravský=Muscat Ottonel× Prachtraube)、ミュスカオットネル,ミュラー・トゥルガウ、その他(PIWIのMuscatなどのMuscat系5種類)。約20hl/ha。粘土質・黄土。手摘みで収穫した全房のブドウを足でつぶし、その後1lあたり50g程度の自らの農園で製造した蜂蜜を加えます。開放桶にて自発的な発酵を促し、房ごとマセレーションをします。バトナージュをしながら10カ月の熟成。樽はモラビア周辺で取れたニセアカシア (Robiniapseudoacacia)100lまたは200lの樽を使用します。一切のろ過はせずに瓶詰となります。多層的なマスカットの芳香に蜂蜜のニュアンスを感じる甘美な香り。
2022年は収量をさらに絞って、ワインの凝縮を狙いました。その甲斐があり、ファーストフレーバーから爆発する芳香。それはまるで、サンタマリアノヴェッラの香水の様。ヨーロッパらしい芳香の世界、魅了されます。クリーミーでまろやか、乳酸菌飲料の様でもあり...。余韻には百花蜜の香りが溢れます。

(インポーター資料より抜粋)



「コルベルグ 2021」
750ml 9,680円(税込)

ヴェルシュリースリング100%。収量は約35hl/ha。黄土。町の反対側にある畑で南西向き。Kolbergは畑の名前です(ドイツのGoldbergをもじって)。手摘みで収穫したブドウを足でつぶします。除梗はしません。自発的な醗酵を促し、房ごとマセレーションをします。バトナージュをしながら22カ月の熟成。樽はモラヴィア周辺で取れたニセアカシア (Robinia pseudoacacia)100lと600lの樽を併用します。一切のろ過はせずに瓶詰となります。
2018年以来の傑作で、すべてのバランスが完璧。実は22年をブレンドしており、22年のコルベルグは作りません。第一香からその素晴らしさに引き込まれます。花咲き誇る庭園でふわりと漂う花々の香り。オレンジ、カンパリ、マスカット、麝香、フランキンセンス。徐々にべっこう飴、甘茶、玉露etc。キリがないほどに様々な香りが現れます。うまみたっぷりの味わいでジューシー。余韻は長く印象的。21年のKolbergは紛れもない傑作です。

(インポーター資料より抜粋)



「PN ピノ・ノワール 2021」
750ml 10,780円(税込)

ピノ・ノワール100%。収量は約35hl/ha。粘土質・黄土。南西向きの斜面(Kobyli村)。手摘みで収穫したブドウを足でつぶします。除梗はしません。自発的な発酵を促し、房ごとマセレーションをします。バトナージュをしながら22カ月の熟成。樽はモラヴィア周辺で取れたニセアカシア (Robiniapseudoacacia)600lの樽を使用します。醸造中及びすべての工程で亜硫酸は加えません。一切のろ過はせずに瓶詰となります。ピノ・ノワールが大好きなRichardに好きなピノについて質問をすると、同じ黄土であるドイツ最高峰のピノ・ノワール“アスマンスハウゼン”!という答えが返ってきました。いつにもまして、古典的なピノノワールの世界を強く感じる一本。温暖化が進む昨今、ますますこういったスタイルのピノノワールに出会うことは難しくなりました。
21年は、ノスタルジーを満足させる素晴らしい出来栄えで、赤い果実の素晴らしいピノノワールとだけコメントしておきます。本当に貴重なワインだと思います。

(インポーター資料より抜粋)



「ヴェゼリー 2020」
750ml 11,550円(税込)

ヴェルシュリースリング、マルヴァジア、グリュナーフェルトリナー、ノイブルガー、トラミナー、ミュラートウルガウ、モラヴィアン・ミュスカ等。収量は約20hl/ha。Veselý(幸せの意)は畑の名前です。砂質土壌。南東向きの斜面。手摘みで収穫したブドウを足でつぶします。除梗はしません。自発的な醗酵を促し、房ごとマセレーションをします。バトナージュをしながら10カ月の熟成。樽はモラビア周辺で取れたニセアカシア (Robinia pseudoacacia)100lと200lそして600lの樽を併用します。一切のろ過はせずに瓶詰となります。Richard Stavekを象徴する多品種のフィールドブレンドワイン。このワインを一口飲んで、リチャードのワインを日本に輸入したいと思いました。
複雑で芳醇。穏やかで抒情的。馥郁とした香りが印象深いオレンジワインです。 スピグルボッケイに並ぶ最高峰。緻密な香りと嫋やかな揺らぎ。並ぶワインを知りません。20年もまた同様です。19年に比べ幾分か、濃縮度が上がった気はします。

(インポーター資料より抜粋)

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