【今週の海外ワイン入荷情報】ミラン・ネスタレッツ

【今週の海外ワイン入荷情報】ミラン・ネスタレッツ

生産者:ミラン・ネスタレッツ
生産地:チェコ / 南モラヴィア


ミラン・ネスタレッツのワイナリーは、オーストリア国境から15kmのチェコ共和國南東部の南モラヴィア地方VelkéBíloviceにあります。
ミランは2代目で、彼の父は以前ドイツのワイナリーで働いていましたが、2001年に故郷であるモラヴィアに戻ってワイナリーを始めました。当時ミランは13歳で、それから彼のワイン人生が始まっています。2003年15歳の時に初めてワインを作り、高校・大学での一般的なワイン教育ではナチュラルワインが造りたい彼にとっては楽なものではありませんでしたが、自分でトライ&エラーを重ねながら学び、2021年で19回目の収穫を迎えます。
ワイン畑は合計25haで、オーガニック農法で管理され、合成の殺菌剤や除草剤などは完全に排除されています。
葡萄樹を優しい方法で育てることにより、最良な結果をもたらせてくれると信じています。ワインはチェコ共和國のモラヴィア地方で育つ典型的な葡萄のピュアな表現で、テロワールやミラン自身の視点を描写するとともにミランたちの情熱や熱意や直感がつまっています。セラーでのワインはすべて自然に発酵し、ほとんどがオークまたはアカシアの樽で醸造されます。2015年ヴィンテージから、畑での選果をより厳
しく行い、より短い期間のスキンコンタクトで、偉大なエレガンスを得る試みを行うミニマルなエチケットのシリーズ(すべてスキンコンタクト)が始まりました。2017年ヴィンテージからミニマルエチケットシリーズは、複数品種での表現になり、より短い期間のスキンコンタクトでさらなるミラン流エレガンスを目指したワインとなっています。現在、世界で注目され、世界を響す生産者となったミランですが、マイペースに素晴らしいワインを造り続けています。
(インポーター資料より抜粋)



『WTB 2019』
750ml 6,160円(税込)

ビロヴィツェのレス土壌が育んだグリューナー・フェルトリナーの魂を見事に捉えています。畑と地元への感謝。誠実さとルーツ。謙虚さ。
キュヴェ名は 、以前グリューナーで造っていた別のワインである『WTF』 をもじったものです。ワインの個性の鍵は 、セラーで起こること(Flor)では な く、畑(Bílovice)で起こること、ということを示しています。

10月25日に手摘みで収穫、選果。全房で軽く足踏みをし、12時間のスキンコンタクト後、空気式プレスで18時間かけて優しく搾汁。2か月自然発酵。ストッキンガー社の3000lのオーク新樽にて澱とともに熟成。ラッキングし、2022年10月に瓶詰め、瓶詰め時に亜硫酸5mmp添加。
(インポーター資料より)



『トラブルメーカー 2019』
750ml 5,830円(税込)

ノイブルガーは収量が少なく、房がコンパクトなので腐りや すく、搾汁も難しい。まさにトラブルメーカー。まるで瓶詰めされた私ミラン・ ネスタレッツのよう。
このワインは、この地域のノイブルガーの真のアイデンティティを見出し、それを広めるという、私の⻑期的な使命です。ノイブルガーは、少しシンデレラのようで、最初は地味で普通の様態ですが 、経年変化を経ることで、その姿を美しく変貌させ ます。歴史的には 私たちの地域の典型的なブドウでしたが、現在ではあまり注目されていません。
収量が低く、腐敗しやすく、地味でニュートラルな味わいがすぐに他の品種に負けてしまうため、現代のワイン造りには向きませ ん。そのため、迅速で簡単な結果を求める人には向いていません。
しかし、忍耐強くいれば、美しく経年変化し、その場所を見事に表現することができます。このワインに十分な時間と空間を捧げる価値があります。

10月25日に手摘みで収穫、選果。全房で軽く足踏みをし、12時間のスキンコンタクト後、空気式プレスで18時間かけて優しく搾汁。2か月自然発酵。ストッキンガー社の3000lのオーク新樽にて澱とともに熟成。ラッキングし、2022年10月に瓶詰め、瓶詰め時に亜硫酸5mmp添加。
(インポーター資料より)



『ポドファック 2019』
750ml 7,040円(税込)

ZadníHoraは私たちの最初のブドウ畑です。かつてはブラウフランキッシュが栽培されていましたが、1978年の遅霜でほとんどのブドウが枯れ、その後、非常に濃い色の皮を持つ地元のピノ・グリが植えられました。あまりに色が濃かったため、2013年の初ヴィンテージを隣人が試飲した際、ブラウフランキッシュやサンローランからできた素晴らしいワイン、と称賛を送ってくれたのです。私はこれがピノ・グリからできたのだと説明しようとしましたが、彼は信じてくれず「それはPodfuk(チェコ語で「フェイク」)」と言ったのです。そうして、このワインの名前はPudfuckとなりました。以来Pudfuckはかなりの変化を遂げました。以前の3か月のハードコアな醸しを経たピノ・グリから、ピノ・ノワールとブラウフランキッシュを取り繋ぐ、架け橋としてのピノ・グリへと変化したのです。つまり、森林に守られたこの早熟な ブドウ畑を正しく表現する、理想的な表現方法を私たちは見つけたということです。優雅さ、丸み、フィネスを兼ね備えています。

10月2日に手摘みで収穫、選果し、除梗。優しく破砕し、定期的なパンチダウンをしながら醸し。25日間自然発酵。フリーラン果汁のみ、225lと600lのオーク古樽(1‐7年使用)で澱とともに熟成。ラッキングし、2022年11月に瓶詰め。瓶詰め時に亜硫酸5ppm添加。
(インポーター資料より)

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