【今週の海外ワイン入荷情報】ベンツェ・ビルトック

【今週の海外ワイン入荷情報】ベンツェ・ビルトック

生産者:ベンツェ・ビルトック
生産地:ハンガリー / ヴェスプレーム

『亜硫酸を全く加えずにまっとうなワインを作れて初めて生産者として独り立ちできる。個性を発揮するのはそこからだ。しかし亜硫酸ゼロでまっとうなワインを作ることは本当に難しい...。』
その難作業をわずか7年で成し遂げた醸造家がBenczeIstvan。未来を嘱望される天才醸造家です。
2011年の醸造開始以来、常に自らの醸造と栽培を分析し、試行錯誤を繰り返しながら2018年ヴィンテージより亜
硫酸0の醸造にたどり着きました。我々が現地で2017年と2018年を比較試飲した時、2017年のワインもすでに高く評価されているものの、2018年のワインの圧倒的な品質に驚きました。
『その畑に調和が存在することを発見すれば、ワインには調和が表れる』
美味しいワインを作ろうと懸命に努力をしたものの、その多くは必要のないこと。しかし多くの必要のない努力に時間を費やしたことで、自然の力こそがすべてで、自分は何もできないのだとIstvanは悟りました。自然に力を発揮してもらうこと、できる限り何もしないこと、これは栽培、醸造を通しての発見であります。例えば栽培においては、クローバーのようなカバークロップの種をまき影を作ることによって、必要以上の太陽から守る。それは耕すことよりも重要なことです。酵母、バクテリア、小さな虫、動物、人間、地球、宇宙...。畑にまつわる様々な要素との関連でブドウは実をつけて、その年のワインが出来上がるのです。

(インポーター資料より抜粋)



「オートクトンレッド 2022」
750ml 8,030円(税込)

ケック・バカトール、ケックフランコシュ、Hajnos kék' (Gouais Noir?)、カダルカ。粘土、砂、砂岩、玄武岩、石灰岩の岩盤。すべてのブドウを別々に醸造。22年11月にブレンドして澱引き、stoneware vessel(炻器)に移し11か月の熟成。無清澄、無濾過、亜硫酸無添加で2023年8月末に瓶詰めです。各キュベの発酵方法1ケック・バカトール(47%):50%は房ごと直接圧搾した果汁、50%は房のままのフロテーション(浮遊式発酵) 2ケック・フランコシュ(31%):半分は直接圧搾果汁として発酵、残りは房ごと発酵 3Hajnoskék (13%):50%は踏み潰した果汁、50%は房のままのフロテーション 4カダルカ(9%)は、50%の踏み潰し果汁、40%の手摘み除梗果実、10%の房ごとでフロテーション。
うす濁りのピンクががった赤。梅やアセロラ、ほおづき、若い桃、ピンクグレープフルーツ、でんすけすいか。Benczeにとって、オートクトンとは地品種に制約した即時の美意識の表現であり、ブドウはヴァラエタルワインと同等の品質のものを使っています。チャーミングというには、複雑すぎる。この強烈なクオリティーこそがBenczeのスタートラインです。

(インポーター資料より抜粋)



「オートクトン 2022」
750ml 7,590円(税込)

ハーシュレヴェリュー47%、フルミント30%、ケークニェルー20%、Piros Bakator3%。海抜180m。玄武岩、凝灰岩、砂岩、表土は褐色森林土、石灰岩の岩盤。植樹は2015年が主(Piros Bakator1999年植樹)。templomdombi(教会の丘の意)の区画。区画:ブドウはさまざまな時期に収穫。ほとんどのブドウは全房で優しくプレス、重力で自然に澱びかれて、液体が集まり自然に醗酵及び10か月の熟成、それらはすべて石器のタンクで行われます。ハーシュレヴェリュの7%は全房にてアンフォラで発酵。カルボニックマセレーションが施される。その後、ブレンドされて無清澄、無濾過、亜硫酸無添加で2023年8月末に瓶詰めです。
くぐもった香りの窮屈な感じはごく短い間。唐突に美の扉が開きます。ゴールデンキウイ、アロエ、白桃、アケビ、日向夏、様々なフルーツから、ジャスミン、セージ、そして甘やかな乳酸系飲料の香りへ。芳醇な旨味とコク、ベンツェらしい力強い酸とのバランスは絶妙。スタンダードワインにしてラグジュアリーさを感じます。2022年Autochton恐るべしです。
※25年11月再入荷分の試飲では、果実と酸に調和があらわれ、テクスチャーは丸みを帯びてきました。

(インポーター資料より抜粋)



「ケークニェルー 2021」
750ml 9,680円(税込)

ケークニェルー100%。海抜180m。玄武岩、凝灰岩、砂岩、表土は褐色森林土。templomdombi(教会の丘の意)の区画より。へジマガス近隣、バダチョニ地方で伝統的に栽培されてきた品種。晩熟で病気に弱く、雌雄異株であることも影響し、多くの生産者が栽培を放棄しました。しかし、無二の芳香に魅了されたイシュトヴァンは2016、17、18年に植樹。大事に育ててきました。いまやBenzceの代表的白ワインの一つとなっています。畑での選果後、房を垂直式空気圧プレスで直接圧搾。果汁を一晩静置した後、stonewarevessel(炻器)で発酵。11か月の熟成。特に優れた二つの炻器をブレンドして、ステンレスタンクで3か月の熟成。2022年11月に無清澄、無濾過、亜硫酸無添加で瓶詰め。瓶内でさらに3年熟成された後リリースされました。
21年は20年をスケールアップしたワイン。熟した柑橘はレモンに青ゆず、グレープフルーツ。徐々に青パパイヤ、レモングラス。ミネラルは塩味を感じるほどに強く、うま味は上質な貝類の様。うま味の集中は苦みを感じるほどの凝縮です。乳酸系のアフターテイストは健在で、アロエの風味と共にドライなフィニッシュを迎えます。15秒を超える長い余韻。

(インポーター資料より抜粋)



「アトラス 2021」
750ml 11,000円(税込)

ピノノワール100%。粘土、砂、砂岩、玄武岩、石灰岩の岩盤。植樹は1999年(Rókaluki畑)。海抜180m。2021年はあたたかく乾燥したヴィンテージ。60%全房、40%除梗。開放樽に入れてブドウを破砕せずにセミマセラシオンカルボニックスタイルで10日間の自然発酵、1日2回のルモンタージュ。プレスして2500lオーストリア産のオーク樽に移し、澱と共に1年間の熟成。無清澄、無濾過、亜硫酸無添加で瓶詰めです。
イチゴの果実とキャンディ、ラベンター、ローズヒップ。落ち葉、どんぐり、しいの実、腐葉土。艶やか、そしてノスタルジックに薫るピノ・ノワール。酸は猛々しく、調和の時はまだ訪れていませんが、近い将来、確実に恍惚の美を体験することが出来るでしょう。それにしても、この環境下で、赤い果実の素晴らしいピノを毎年作り続けてくれることは、感謝でしかありません。
※25年11月再入荷分の試飲では、上記の状況より当然品質は向上し、ワインとしてバランスが取れてきました。

(インポーター資料より抜粋)



「アリーズ 2020」
750ml 13,200円(税込)

リースリング100%。海抜240m。templomdombi(教会の丘の意)の区画より。表土は褐色の森林土壌、粘土、砂が交互に堆積した非常に密な玄武岩質、凝灰岩、基盤は砂質石灰岩。第一区画は1976年植樹の低木仕立てリースリング。第三区画は高垣仕立て長梢剪定のリースリング。収穫は第三区画から9月6日と21日。第一区画から9月17日の3回でした。Ariesのために選ばれた最高のブドウを全房で優しくダイレクトプレス。ジュースはstoneware(炻器)に移され発酵。澱と共に21か月の時を過ごしました。無清澄、無濾過、亜硫酸無添加で2022年6月21日瓶詰めです。はじめてBenczeを訪問した時に、まず連れてこられたのが最も古くに植樹されたリースリングの畑templomdombiでした。この畑でイシュトヴァンが話してくれたことは今も私たちの胸に残っています。
オレンジがかった薄にごりの黄色。高貴な柑橘と甘やかなグリーン。熟した多様な柑橘、淡く香るベルガモット、キウイ、サルナシ。続いてバニラやミルクフォーム、ラムネ、冷やし飴。Benczeらしい冷徹なミネラルと優しく穏やかな果実とうま味。この絶妙なバランス。そして口中でどこまでも広がっていくような感覚をもたらしてくれる強い酸味。バラトンの湖畔でたたずみ、永遠を感じているような、ロマンティックな心象風景が浮かびます。このワインはイシュトヴァンの精神性を表現しているかのようです...。現在飲んでももちろん美味しく、ナチュラルに作られた白ワインにおける一つの究極の在り方を体験いただけると思います。が、やはり、リ-スリング。長い熟成に耐え、さらなる品質の向上を実現することでしょう。

(インポーター資料より抜粋)

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