生産者:ドメーヌ・ラ・ボエム
生産地:フランス / オーヴェルニュ
元IBMのコンピューター技師のパトリックは、オーヴェルニュの鬼才ピエール・ボージェにワインを学びながら、2004年にコンピューターの仕事と平行して自らのドメーヌを起ち上げる。2009年にワイナリー一本に絞り、代表的なロゼペティアンと質の高い赤白ワインを作る。2013年からイタリア自然派ワインの仲介を行うクルヴィスと共同でネゴシアンを立ち上げ現在に至る。
形式にこだわらず、古き良き伝統を守りつつ常に新しいことにチャレンジすることを志している。
(インポーター資料より抜粋)
「ジー 2023」
750ml 6,435円(税込)
樹齢:27年~30年
土壌:石灰質・粘土質
マセラシオン:なし
醗酵:自然酵母で1ヶ月
熟成:2hLのジャー(炻器)で12ヶ月
マリアージュ(生産者):生牡蠣、蟹とアボカドのタルタル
ワインの飲み頃:2025年~2035年
供出温度:9℃
▼テイスティングコメント
少し濁りのある淡いレモン色。レモン、ライム、西洋菩提樹、タールの香り。ワインはピュアかつ軽快で、レモン水のような透明感のあるエキスがみずみずしく、フレッシュな酸と繊細でチョーキーなミネラルがきれいに溶け込む!
▼備考
収穫日は10月12日と完熟限界まで待った!収量は前年同様40hL/haと満足のいく量が取れた!買いブドウはサヴォワのワイン生産者アドリアン・ダカンから!前回はマセラシオンで仕込んだが、今回はシンプルなミネラルの味わいを引き出すためにダイレクトプレスの白ワインに仕上げている!ワイン名はジャケールの頭文字を取って名付けた!エチケットのデザインは畑から見えるグラニエ山が描かれている!SO2 無添加!ノンフィルター!
(インポーター資料より抜粋)
「セー・セー 2023」
750ml 5,885円(税込)
樹齢:40年~80年
土壌:石灰質の混ざった玄武岩、シスト、砂地
マセラシオン:なし
醗酵:別々に仕込み自然酵母で1ヶ月
熟成:ステンレスタンクで6ヶ月、その後瓶詰め前にアッサンブラージュ
マリアージュ(生産者):ズッキーニのロースト、鱈のポワレ
ワインの飲み頃:2025年~2030年
供出温度:9℃
▼テイスティングコメント
少し濁りのある淡い黄金色。マスカット、レモン、ジャスミン、西洋菩提樹の香り。ワインはピュア&フレッシュで、グレープフルーツのようなみずみずしい爽やかなエキスが心地よく、柑橘系の酸と苦み、鉱物的なミネラルが余韻を優しく引き締める!
▼備考
収穫日はシャルドネが9月3日、シュナンが9月6日、ソーヴィニヨンが9月10日とブドウが早熟だった!収量は40 hL/ha平均。ミュスカ風味のシャルドネが魅力のヴァン・ド・ソワフ!買いブドウは、シュナンがロワールのダミアン・ビュロー、シャルドネがオーヴェルニュのドメーヌ・ジャルゴヴィア、ソーヴィニヨンがトゥーレーヌのビオ生産者ドメーヌ・ドゥロベルから!ワイン名はシャルドネ、シュナンの頭文字から取っているが、シュナンはこの年が最後!次回はキュヴェ名をCCのまま、シュナンの代わりにソーヴィニヨンブランをシャルドネにアッサンブラージュする予定!SO2無添加!ノンフィルター!
(インポーター資料より抜粋)
「エム 2022」
750ml 5,500円(税込)
樹齢:60年平均
土壌:斑レイ岩・粘土質
マセラシオン:なし
醗酵:自然酵母で18ヶ月
熟成:ミュスカデ伝統の表面にガラス加工を施した地下セメントタンク、シュールリーで30ヶ月
マリアージュ(生産者):ツブ貝とアイオリソース、ベビーホタテのプランチャ
ワインの飲み頃:2025年~2038年
供出温度:9℃
▼テイスティングコメント
少し濁りのある淡い黄金色。熟れたグレープフルーツ、サンダルウッド、ニワトコの花、鉱石の香り。ワインはピュアかつ静謐。白い果実の優しいエキスに鉱物的な旨味がぎっしり詰まっていて、穏やかな酸と共に滋味深いミネラルが長く余韻に残る!
▼備考
収穫日は9月20日と完熟限界まで待った!収量は春の遅霜と日照りにより27hL/haだっ
た!買いブドウはミュスカデのビオ生産者ダミアン・リノ―から!ワインは全て現地で仕込んでいる!ダミアン・リノーがこの年で引退したため、これがボエムの最初で最後のミュスカデとなる!ワイン名はミュスカデの頭文字を取って名付けた!残糖は2g/L。SO2無添加!ノンフィルター!
(インポーター資料より抜粋)
「ジェー・エ・エム 2023」
750ml 6,270円(税込)
樹齢:25年~45年
土壌:石灰質・粘土質、グレローズ、泥土状の砂地
マセラシオン:ゲヴュルツは26hLのフードル、ピノグリとミュスカは12hLのジャー(炻器)、その他の品種はステンレスタンクで2週間
醗酵:自然酵母で1ヶ月
熟成:ゲヴュルツは26hLのフードル、ピノグリとミュスカは12hLのジャー(炻器)、その他の品種はステンレスタンクで8ヶ月、その後瓶詰め前にアッサンブラージュ
マリアージュ(生産者):海老のラビオリ、鴨のオレンジソース添え
ワインの飲み頃:2025年~2035年
供出温度:11℃
▼テイスティングコメント
少し濁りのあるピンクがかったオレンジ。ビワ、オレンジ、バラ、ブドウの花の香り。ワインはみずみずしく、花に抜けるフローラルなエキスがオレンジティーのようなフルーティーなエキスに重なり、繊細な酸、紅茶のような繊細なタンニンが優しく余韻を引き締める!
▼備考
収穫日は8月23日~9月25日とブドウが比較的早熟だった!収量は前年同様に40hL/haと豊作だった。買いブドウは、ルーションのビオブドウ栽培者ヴァンサン・ラファージュ、アルザスのグップ、ラングドックのドメーヌ・ド・プティ・ルビィ、そしてオーヴェルニュのドメーヌ・ジャルゴビアから!ワイン名は、ベースとなるゲヴュルツとミュスカの頭文字を取りG&Mと名付けているが、この年は新たにアルザスのピノグリがミュスカ同等の量加えられているので、色の抽出がオレンジピンクがかっている!SO2無添加!ノンフィルター!
(インポーター資料より抜粋)
「モル 2022」
750ml 4,785円(税込)
樹齢:14年~91年
土壌:石灰質・粘土質、砂地
マセラシオン:ガメイはマセラシオンカルボニック、シラー、グルナッシュ、カリニャン、ミュスカは全て一緒に全房でスミマセラシオンカルボニック、サンソーは除梗、シャルドネ、ソーヴィニヨンは直接プレスし各々別々に仕込み、ファイバー&ステンレスタンクで14日間
醗酵:自然酵母で1~3ヶ月
熟成:ファイバー&ステンレスタンクで10ヶ月、瓶詰め前に、2021年のMôlを30%をアッサンブラージュ
マリアージュ(生産者):カルドンのグラタン、豚ソーセージのグリエ
ワインの飲み頃:2025年~2030年
供出温度:14℃
▼テイスティングコメント
少し濁りのあるルビー色。フランボワーズ、クランベリー、バラ、サンダルウッドの香り。ライトボディからミディアムボディ。ワインは明るくチャーミングで、赤い果実のピュアなエキスが染み入るように優しく、繊細な酸、チョーキーなミネラル、繊細なタンニンがきれいに溶け込む!
▼備考
収穫日は8月23日~9月25日。収量は30~40hL/ha。コンセプトは、品質の保証されたピュアなブドウでつくるラ・ボエムのジェネリックワイン!味わいをより毎年安定させるために、この年から前年のMôlを30%加える造りに変えた!買いブドウはコルビエールのアンドレア・ジョリエスとペゼナスのグザビエ・フノワ、ボジョレーのアラン・クラバロン、オーヴェルニュのドメーヌ・ジャルゴヴィアから!ワイン名Môlはロマの言葉で「赤ワイン」を意味し、彼らと一緒に収穫をした時にこの名前のヒントを得た!SO2無添加!ノンフィルター!
(インポーター資料より抜粋)
「ぺー・アー 2024」
750ml 5,885円(税込)
樹齢:41年平均
土壌:砂地・シレックス
マセラシオン:マセラシオンカルボニック、ステンレスタンクで3日間
醗酵:自然酵母で1週間
熟成:ステンレスタンクで6ヶ月
マリアージュ(生産者):マグロとアボカドのタルタル、テットドモワンヌチーズ
ワインの飲み頃:2025年~2030年
供出温度:14℃
▼テイスティングコメント
少し濁りのある淡いルビー色。アセロラ、イチゴ、フランボワーズ、白胡椒の香り。ライトボディ。ワインはフレッシュで明るく、アセロラのようなみずみずしい果実味がチャーミングで、弾けるようなキュートな酸、塩気のあるミネラル、繊細なタンニンの収斂味が心地よい!
▼備考
収穫日は9月28日とブドウが晩熟だった!収量は40 hL/haと満足の行く量が取れた!買いブドウはトゥーレーヌのビオ生産者ドメーヌ・ドゥロベルから!コンセプトは限りなくエレガントで澄んだヴァン・ド・ソワフの赤!ワイン名は品種Pineau d'Aunis(ピノドニス)の頭文字を取って名付けた!エチケットのデザインはイギリスのイラストレーターAnnaHodgson(アンナ・ホジソン)とHarry Darby(ハリー・ダルビー)が手がけている!SO2無添加!ノンフィルタ!
(インポーター資料より抜粋)
「シューペール・ベー 2023」
750ml 6,270円(税込)
樹齢:64年
土壌:花崗岩(グラニットブルー)、砂状の花崗岩
マセラシオン:スミマセラシオンカルボニック、ステンレスタンクで10日間
醗酵:自然酵母で3週間
熟成:12hLのジャー(炻器)、ステンレスタンクで12ヶ月
マリアージュ(生産者):鴨とフォアグラのパイ包み、マンステールチーズ
ワインの飲み頃:2025年~2040年
供出温度:16℃
▼テイスティングコメント
少し濁りのあるガーネット色。グロゼイユ、フランボワーズ、クコの実、蜜蝋の香り。ミディアムボディ。ワインは上品かつエレガントではっきりとしたストラクチャーがあり、赤い果実の明るい果実味に塩気の強いミネラル、強かでキュートな酸、繊細なタンニンがタイトな骨格を形成する!
▼備考
収穫日は9月11日とブドウが早熟だった!収量は40 hL/haと前年同様に豊作だった!この年が最後のヴィンテージ!買いブドウはビオ生産者ジュリアン・ベルトラン。ブルイィでも卓越したクリマ「Pisse Vieille(ピス・ヴィエーユ)」の区画のブドウで仕込んでいる!ワイン名のBはボジョレーのBで「最高のボジョレー」という意味を込めて名付けられた!SO2無添加!ノンフィルター!
(インポーター資料より抜粋)
「ぺー 2023(2024)」
750ml 6,050円(税込)
樹齢:32年~91年
土壌:石灰質の混ざった玄武岩
マセラシオン:スミマセラシオンカルボニック、2023年はステンレスタンクで15日間、2024年はステンレスタンクで7日間
醗酵:自然酵母で1ヶ月
熟成:2023年はステンレスタンクで21ヶ月、2024年はステンレスタンクで10ヶ月、熟成後2023年40%、2024年60%の割合でアッサンブラージュ
マリアージュ(生産者):マグレドカナール、モンドールチーズ
ワインの飲み頃:2025年~2040年
供出温度:16℃
▼テイスティングコメント
透明感のある深いルビー色。フランボワーズ、グロゼイユ、エゴマ、シャンピニョンの香り。ワインはミディアムボディ。ワインはチャーミングでフィネスがあり、艶やかな果実味に溶け込むキュートな酸、塩気のある筋肉質なミネラル、繊細なタンニンの収斂味が上品な骨格を形成する!
▼備考
2023年の収穫日は9月6日、2024年は9月20日。収量は2023年がブドウ焼けにより35hL/ha、2024年はミルデューにより25hl/haと減収続きだった!ワインのコンセプトは、品質の保証されたピュアなブドウでつくるラ・ボエムの入口的なワイン!買いブドウはオーヴェルニュのビオブドウ栽培者ドメーヌ・ジャルゴヴィアから!ワイン名はピノノワールの頭文字を取って名付けた!SO2 無添加!ノンフィルター!
*エチケットもコルクも2023ですが、2024年が60%アッサンブラージュされた新しい商品です!!
(インポーター資料より抜粋)