生産者:ドメーヌ・モス
生産地:フランス / ロワール
現オーナーであるルネ&アニエスは1987年からトゥール市内でバーを兼ねたワインショップを営んでいたが、93年にショップを閉めヴィニョロンへと転身を図る。94年 にアンボワーズの栽培醸造学校に通い、95年にはポワティエ、97年にはブルゴーニュでワインの研修をする。99年サン・ランベール・デュ・ラティ村にあるドメーヌを引き取りドメーヌ・モスを立ち上げる。2014年にルネが病気を患って以降は、息子のジョゼフとシルヴェストルが主にドメーヌを管理する。
「美味しいワインは完熟したきれいなブドウを収穫することから始まる!」をモットーにワインづくりに励む彼らは、多様な微⽣物が繁殖する⽣きた⼟壌作りに余念がない。特に畑を深く耕すことに重点を置き、その他には農薬を使⽤せず抗体の強い完璧なブドウを⼿に⼊れる⽅法としてビオディナミを取り⼊れている。
(インポーター資料より抜粋)
「シュナン 2023」
750ml 5,720円(税込)
樹齢:24年平均
土壌:粘土質・シスト
マセラシオン:なし
醗酵:自然酵母で3週間
熟成:地下のセメントタンクで6ヶ月
マリアージュ(生産者):白身魚のカルパッチョ、イカのプランチャ
ワインの飲み頃:2025年~2030年
供出温度:9℃
▼テイスティングコメント
透明感のあるレモン色。青リンゴ、グレープフルーツ、ヨード、鉱石の香り。ワインはピュアかつヴィヴィッドで、透明感のあるスレンダーなエキスに躍動感があり、レモンを思わせる柑橘系のフレッシュな酸、潮の風味のような滋味深いミネラルがきれいに溶け込む!
▼備考
収穫日は9月4日、5日とブドウ腐敗のリスクがあったため、早めに取り込んだ!収量は45hL/haとそこそこの量を確保できた! アンジュのSaint Lambert duLattay地区と Beaulieu sur Layon地区にある4つの畑のシュナンで仕込んだモスのスタンダードワイン!残糖は0.4g/L。SO2は発酵終了後に20mg/L添加。ノンフィルター!
(インポーター資料より抜粋)
「ACアンジュ レ・ボンヌ・ブランシュ 2023」
750ml 8,470円(税込)
樹齢:54年平均
土壌:小石混じりの粘土質・シスト
マセラシオン:なし
醗酵:自然酵母で3週間
熟成:228Lの古樽、25hLのフードル(大樽)で10ヶ月
マリアージュ(生産者):生ウニのフラン、牡蠣の浜焼き
ワインの飲み頃:2025年~2035年
供出温度:9℃
▼テイスティングコメント
透明感のある淡い黄金色。黄桃、マンゴスチン、フュメ、潮の香り。ワインはピュアかつエレガントで、透明感のある滑らかなエキスに一体感があり、塩味豊かで上品なミネラルと伸びのあるシャープな酸がじわっと口の中に染み入るように広がる!
▼備考
収穫日は9月13日、14日とブドウの腐敗が始まったため、少し早めに取り込んだ!収量は一部ブドウの腐敗により30hL/haとやや減収だった!レ・ボンヌ・ブランシュは区画名でコトー・デュ・レイヨン地区にあり、名前の由来はこの区画だけ丸みを帯びた白い石が土壌に混ざっていることからBonnes Blanches「良質な白い土壌」と名付けられた!残糖は0.3g/L。SO2無添加!ノンフィルター!
(インポーター資料より抜粋)
「ACサヴニエール アレナ 2023」
750ml 9,020円(税込)
樹齢:21年
土壌:風成砂丘土壌・シスト
マセラシオン:なし
醗酵:自然発酵で1ヶ月
熟成:228Lの古樽80%、400Lの新樽20%で10ヶ月
マリアージュ(生産者):蟹とアボカドのタルタル、鯛のアサリのアクアパッツァ
ワインの飲み頃:2025年~2035年
供出温度:9℃
▼テイスティングコメント
透明感のある青みがかったレモン色。黄リンゴ、二ワトコの花、ウエハース、潮の香り。ワインはフレッシュで清涼感とフィネスがあり、グレープフルーツのような柑橘系のエキスに骨格のあるスレンダーな酸、塩気のある筋肉質なミネラルがタイトに引き締める!
▼備考
収穫日は9月13日、14日とブドウの腐敗が始まったため、少し早めに取り込んだ!収量は50hL/haと豊作だった!キュヴェ名「アレナ」はラテン語で砂の意味がある。サヴニエールの土壌が海から運ばれた風成土であることからこの名前を付けたとのこと!残糖は0.4g/L。SO2は発酵終了後に20mg/L添加。ノンフィルター!
(インポーター資料より抜粋)
「オーフェルマルス 2023」
750ml 6,600円(税込)
樹齢:24年平均
土壌:粘土質・シスト
マセラシオン:100%除梗、ステンレスタンクで7日間
醗酵:自然発酵で10日間
熟成:ステンレスタンクで10ヶ月
マリアージュ(生産者):蟹の冷製トマトファルシ、海老のラビオリ
ワインの飲み頃:2025年~2030年
供出温度:9℃
▼テイスティングコメント
若干濁りのある黄金色。ビワ、カモミーユ、蜜蝋、松脂の香り。ワインは新鮮な果実味と伸びやかな酸が印象的で、みずみずしく芳醇なエキスを滋味深くほんのりビターなミネラル、繊細なタンニンが全体を穏やかに引き締める!
▼備考
収穫日は9月10日とブドウ腐敗のリスクがあったため、早めに取り込んだ!収量は50hL/haと豊作だった!マセラシオン好きのジョゼフとシルヴェストルが、シュナンの可能性を広げるために若木のブドウで仕込んだオレンジワイン!サッカー好きの彼らとマセラシオンのオレンジワインとオランダのサッカー代表のユニフォームのオレンジを掛け、彼らの好きな元オランダ代表選手オーフェルマルスの名前をワイン名にした!SO2は瓶詰前のスーティラージュ後に20mg/L添加。ノンフィルター!
(インポーター資料より抜粋)
「ビズ 2023」
750ml 4,950円(税込)
樹齢:40年平均
土壌:粘土質・シスト
マセラシオン:グロロー、コーはそれぞれ別々に仕込み、スミマセラシオンカルボニックで8日間、カベルネはダイレクトプレス
醗酵:自然発酵で2週間~1ヶ月
熟成:グロローとコーはフードル(大樽)と古樽、カベルネはステンレスタンクで8ヶ月、アッサンブラージュ後ファイバータンクで1ヶ月
マリアージュ(生産者):豚足のクロケット、シポラタのグリエ
ワインの飲み頃:2025年~2030年
供出温度:14℃
▼テイスティングコメント
透明感のある深いルビー色。クランベリー、ザクロ、バラ、白コショウの香り。ライトボディ。ワインはフレッシュかつみずみずしい果実味がほんのりスパイシーで、凛としたキュートな酸、鉱物的なミネラル、キメの細かいタンニンの収斂味が余韻を優しく引き締める!
▼備考
収穫日はグロロー、コーが9月4日~9月11日、カベルネは9月25日。収量は50hL/haと豊作だった!長熟を前提とした「カベルネ・フラン」とは真逆のコンセプトの下つくられたヴァン・ド・ソワフ!モスのもう1つのヴァン・ド・ソワフ「バンガラング」がネゴスのブドウなのに対し、「ビズ」は100%自社畑のブドウでつくられている!SO2はアッサンブラージ
(インポーター資料より抜粋)