生産者:カミッロ・ドナーティ
生産地:イタリア / エミリア・ロマーニャ
現当主カミッロの祖父オルランドが1930年に植えたブドウによる自家消費用から始まったワイン生産を、カミッロが商業化したワイナリー。一切の化学的な薬剤を使用せずにブドウを栽培、ワイナリーではこの地方に残る伝統的な醸造やブドウにこだわり続けています。
(インポーター資料より抜粋)
「カンパイ 2023」
750ml 3,300円(税込)
トレッビアーノ トスカーノとマルヴァジーア トスカーナを合わせて95%(カミッロ曰く、半々くらいでは?との事)と、マルヴァジーア ディ カンディア(カミッロ曰く、“ノン アロマーティカ(アロマティックでない)”とのこと)5%で造るスティルの白ワイン。2006年以降15年ぶりに造られた白のスティルワイン。以前スプマンテ(=よりガス圧の高いスパークリングワイン)を造ろうと考えていた時に付けようと思っていた名前をそのまま受け継ぎカンパイという名前でリリースされた。
(インポーター資料より抜粋)
「マルヴァジーア ローザ 2023」
750ml 3,520円(税込)
2006年に亡くなった母ロゼッタに捧げるため造られ始めたワイン。彼女がローザと呼ばれていたことに触発されて、辛口の鮮やかなロゼワインを造ることに。一般的には、ロゼワインを造る場合黒ブドウをベースにすることが多いが、ロゼの色を鮮やかにするためには清澄や濾過という過程が必要になってくる。それを望まないカミッロは、母ローザがとても好きだったブドウということもあり、白ブドウであるマルヴァジーアを主体にロゼワインを醸すことにした。
白ブドウを主体にロゼを造るには、黒ブドウをブレンドするほかない。いくつかの試行錯誤を経て、カミッロが理想とするマルヴァジーア ローザが2009年に完成した。辿り着いたブレンド比率はマルヴァジーア95%、黒ブドウ5%。2009年、2010年、2011年と黒ブドウの品種を変えてみたが、ワインの香りにもたらす結果はあまり変わらなかったとのこと。マルヴァジーア100%の白と比べると、ときには華やかすぎる香りがわずかに抑えられているので、食前酒にはより向くこともあるのでは。
(インポーター資料より抜粋)
「ゾエ マルヴァジーア フリッザンテ ドルチェ 2023」
750ml 3,850円(税込)
カミッロのフリッザンテは、醗酵中のマルヴァジーアのモストの一部を二次醗酵用に抜き、それを後から醗酵しきったベースワインに加えて瓶内二次醗酵させることによって造られる。モストを醗酵中のものから抜いただけではそのまま醗酵が進んでしまうが、粗くフィルターをかけることにより、酵母はそのまま液体中に残るもののなんらかのストレスがかかることで醗酵が一時的にストップするという。こうすることで、アルコール度数4~6%程度の部分的に醗酵した糖度が高いモスト(甘口ワイン)が残る。
このマルヴァジーアドルチェは、残ったワインをそれだけでボトリングし、2次醗酵を促したのがこのワイン。このVTは2023年に天に召された愛犬ゾエの名を冠しています。マルヴァジーアの中でも最も香り高い品種ならではの素晴らしい香りが存分に楽しめる。デザートやフルーツ全般と幅広くあわせられるが、パルマの古い伝統として大きなグラスにマルヴァジーアドルチェを注ぎ、クッキーや絶品のドライケーキを「溺れさせる」という食べ方があるそう。
(インポーター資料より抜粋)
「タンゴ パッシート フリッザンテ 2022」
375ml 3,300円(税込)
20年ぶり(!)に復活した、パッシート、タンゴ2022!久しぶりにパッシート(陰干ししたブドウで造る甘口ワイン)を造ったら、発泡してしまったようです!
(インポーター資料より抜粋)
「ソーヴィニヨン フリッザンテ 2023」
750ml 3,850円(税込)
ソーヴィニョンという名前はフランス語の「Sauvageソヴァージュ(野性的な)」に由来していて、片親がサヴァニャンである可能性があり、フランスのロワール地方を起源とする説が有力。パルマ周辺でも何世紀も前から個人レベルでは植えられてきたが、それを集中的に栽培しパルマの丘のソーヴィニョンのワインを生産することを決めたのはブリアン伯爵であった。1800年代にフランスからブドウを輸入、フェリノ城を中心とした広大な敷地にソーヴィニョンを植え栽培を始めた。ブリアン伯爵の直感は正しく、パルマの気候と土壌との組み合わせは理想的で高品質なワインが生み出されることとなった。
辛口に仕上げたソーヴィニョンのワインに、濾過を行って醗酵を一時的に止めた甘口のマルヴァジーアを数%合わせ瓶内で二次醗酵を行う。ソーヴィニョンはランギラーノの気候と大地に順応し、彼が栽培する白ブドウの中でも、最もリッチで圧倒的なボリューム感を持ったワインとなる。「ソーヴィニョンは熟成させて飲んでも素晴らしく美味しいよ!」とカミッロ談。
(インポーター資料より抜粋)
「マルヴァジーア フリッザンテ 2023」
750ml 3,410円(税込)
クレタ島に起源を持つマルヴァジーア ディ カンディア アロマティカ。数世紀前にパルマ一帯に伝わったこの白ブドウは世界で最も古く、最も香り高い品種のひとつ。30~50年ぐらい前までは甘口か薄甘口のワインが主に造られていたが、現在では辛口のワインも多く造られるようになった。
特徴的な華やかな香りと、余韻にアロマティックなブドウ特有の苦みがある。合わせる料理を選ばないが、熟成させると、よりその親和性は増していく。
(インポーター資料より抜粋)