生産者:アドリアン・ダカン
生産地:フランス / サヴォワ
オーナーのアドリアン・ダカンは、祖父の代から続くビオブドウ栽培農家で育つ。大学を卒業後、父親の畑仕事を手伝いながらブドウ栽培を独学で学ぶ。2012年、初めて個人消費用のワインを仕込み、それ以降醸造にも興味を持つ。2017年、ジャン・イヴ・ペロンに出会い、彼をきっかけにヴァンナチュールの世界に目覚める。同年13年間働いた会社を退職し、3.5haの畑を取得して小さなドメーヌを立ち上げる。
SO2無添加、ノンフィルターのワインにこだわり、さらに地元にしかない絶滅危惧品種を植樹により復活させ、地元サヴォワの魅力をワインで伝えていきます。
土壌は、シンボルでもあるグラニエ山が太古の昔大海原だったこともあり、13世紀に起きた大規模な崩落によって化石混じりの石灰岩が水はけの良い粘土層と同化し、ブドウ栽培にとって最適なテロワールを形成する。この山間のミクロクリマが織りなすダカンのワインは、酸がフレッシュで、みずみずしさの中にフィネスとしっかりとした旨味があるのが特徴。
(インポーター資料より抜粋)
『ヴァン・ド・サヴォワ・アプルモン 2022』
750ml 4,235円(税込)
品種:ジャケール
樹齢:62年平均
土壌:石灰質・粘土質
マセラシオン:なし
醗酵:自然酵母で2週間
熟成:600Lの卵型樹脂タンク70%、ステンレスタンク30%で9ヶ月
マリアージュ:生ガキ、白身魚のカルパッチョ、グリエールチーズのスフレグラタン
ワインの飲み頃:2023年~2028年 供出温度:9℃
▼テイスティングコメント
色合いは若干濁りのある無職に近いレモンイエロー。クエッチ、シトラス、フェンネル、ヨードの香り。ワインはフレッシュでレモンのような生き生きとした酸があり、塩気のあるダシのようなピュアなエキスに滋味豊かなミネラルがきれいに溶け込む!
▼備考
ワイン名はAOPのクリュ名Apremont(アプルモン)で、別称に祖父の異名であるBrissaie(ブリザイエ)と名付けている!SO2無添加!ノンフィルター!
(インポーター資料より)
『ヴァン・ド・サヴォワ・アントレピド 2022』
750ml 5,335円(税込)
品種:アルテス
樹齢:6年~17年
土壌:石灰質・粘土質
マセラシオン:なし
醗酵:自然酵母で3週間
熟成:500Lのジャー(炻器)で9ヶ月
マリアージュ:蟹肉のトマトファルシ、鱈のポワレトムドサヴォワチーズ
ワインの飲み頃:2023年~2028年 供出温度:9℃
▼テイスティングコメント
色合いは若干濁りのある淡いレモンイエロー。レモン、グレープフルーツ、ニワトコの花、潮の香り。ワインはフレッシュ&フルーティーで勢いがあり、グレープフルーツのような柑橘のエキスに爽やかな酸、鉱物的で滋味深いミネラルがきれいに溶け込む!
▼備考
今回はミネラルを引き出すために新しくジャーを使って醸造した!ワイン名Intrépideは「大胆不敵、勇敢な」という意味があり、息子の性格と急傾斜の畑のイメージとを重ね合わせてこう名付けた!別称にEmery(エムリー)と長男の名前を付けている!SO2無添加!ノンフィルター!
(インポーター資料より)
『オリジン 2022』
750ml 5,335円(税込)
品種:ジャケール
樹齢:平均62年
土壌:石灰質・粘土質
マセラシオン:ファイバータンクで全房のブドウを23日間浸漬
醗酵:自然酵母で6週間
熟成:600Lの卵型樹脂タンクで9ヶ月
マリアージュ:豚肉のシューマイ、鶏胸肉のオレンジソース、マンステールチーズ
ワインの飲み頃:2023年~2033年、供出温度:11℃
▼テイスティングコメント
色合いは若干濁りのある淡い黄金色がかったイエロー。金柑、キンモクセイ、マンゴーピクルス、火打石の香り。ワインはピュアかつフルーティーで、透明感のあるみずみずしいオレンジのような柑橘系のエキスにじわっと染み入る強かな酸とチョーキーなミネラルが溶け込む!
▼備考
エーユ・ヴィーニュのジャケールを使用!ワイン名のOrigineは「出発点」という意味があり、このワインから完全にナチュラルなスタイルに変えるという決意を込めてこう名付けた!SO2無添加!ノンフィルター!
(インポーター資料より)
『サヤ 2022』
750ml 5,335円(税込)
品種:ペルサン50%、プランテ20%、ドゥースノワール30%
樹齢:4年~7年
土壌:石灰質・粘土質
マセラシオン:マセラシオンカルボニックファイバータンクで25日間
醗酵:自然酵母で2週間
熟成:600Lの卵型樹脂タンクで9ヶ月
マリアージュ(生産者):冷製ブーダン、カイエット、ルブロションチーズ
ワインの飲み頃:2023年~2028年 供出温度:16℃
▼テイスティングコメント
色合いは若干濁りのある紫がかった深いルビー色。ダークチェリー、フランボワーズのジャム、スミレ、シソの香り。ワインはしなやかかつチャーミングで、染み入るようなコクのある果実味にキュートで強かな酸、塩気のあるミネラル、若く繊細なタンニンが優しく溶け込む!
▼備考
消滅危機のあるサヴォワの土着品種のみで仕込んだ赤ワイン!ワイン名はアドリアンの飼うピレネー犬の名前!エチケットのデザインは畑から見えるボージュ山脈が描かれている!SO2無添加!ノンフィルター!
(インポーター資料より)
『ファス・ノール 2022』
750ml 6,435円(税込)
品種:モンドゥーズ
樹齢:7年~82年
土壌:石灰質・粘土質
マセラシオン:スミマセラシオンカルボニックファイバータンクで24日間
醗酵:自然酵母で2週間
熟成:500Lの新樽で9ヶ月
マリアージュ(生産者):黒ラッパ茸のソテー、鹿のパテアンクルート、野鳩のロティトリュフソース
ワインの飲み頃:2023年~2033年 供出温度:16℃
▼テイスティングコメント
色合いは紫がかったガーネット色。ミュール、カシス、スミレ、モミの木の香り。ワインはスマートかつコクのあるみずみずしい果実味にフィネスがあり、きれいに溶け込んだ繊細な酸、洗練されたミネラル、カカオのようなほんのりビターなタンニンの収斂味が余韻をタイトに引き締める!
▼備考
畑は Abymes(アビーム)の一画にあり、土壌は石灰質・粘土質だが粘土の表層が薄く、ほぼピュアな石灰土壌の影響を受け、繊細でフィネスのあるワインが出来上がる!エチケットは急勾配の畑のイメージをロッククライミングとマッターホルンで表し、名称も Face Nord「マッターホルン北壁」と名付けた!別称はMaelie(マエリー)と長女の名前。SO2無添加!ノンフィルター!
(インポーター資料より)