今週の入荷情報をまとめて紹介!
カーブドッチ
「ふらみんご 2022」
750ml 4,950円(税込)
どうぶつシリーズは醸造家掛川の趣味にはしったワイン達。そのため通常のカーブドッチワインとは味わいが少し異なります。自園で収穫したぶどうを原料に、優しく体に染み入るようなワインを目指して造りました。
▼ふらみんご2022
自社農園の樹齢20年以上のピノ・ノワールを使用し、体に染み入る優しい味わいを目指して造りました。
2022年は8,9月のほとんどが降雨になる厳しい年。その影響は穏やかな果実味と高めの酸という形で液体に反映されています。
正直言うと収穫シーズンはどうしたものかと非常に悩んだヴィンテージです。砂地のピノ・ノワールの持ち味はその華やかな香りですが、ベースとなる果実が頼りないとバランスが崩れてしまうからです。結果的には例年より強めに動かした発酵前の微生物や、複雑味を与えるために加えた全房が何とかバランスを保ってくれました。
抜栓直後は少し還元的で鉄っぽさや火薬感を感じてまだ少し固い印象がありますが、このワインにとってはむしろそれが良いアクセント。時間とともに柔らかくスムースになっていくのでゆっくり楽しんでもらえれば幸いです。
グレープリパブリック
「ロッソ 2022」
750ml 2,970円(税込)
《醸造・味わい》
山形県産のぶどうを100%使用。様々な醸造方法でスチューベン、デラウェア、メルローを醸し、2023年の春にブレンド。熟成期間8-9ヶ月。60%ステンレスタンク熟成、40%アンフォラ熟成。全て野生酵母にて自発的に発酵。無清澄、無濾過、酸化防止剤等その他の添加物は不使用。
香りには食用品種由来のキャンディ香があり、イチゴなどの赤いベリーの要素をメインにしながら余韻に烏龍茶のような香ばしさが加わる。味わいはフレッシュで、果実の甘酸っぱさに青いハーブを思わせるようなビターさも感じられる。タンニンは柔らかく、一部アンフォラの影響も受けて滑らかな印象。色調は淡いが、余韻に向けて味わいの広がりが感じられる“薄旨”な仕上がり。
《料理の組み合わせ》
ワインの味わいが柔らかい分、みずみずしさのある野菜をメインにした料理と。 また、甘酸っぱさやライトなタンニンとバランスするような軽めの油脂を感じる食材がオススメ。
「デラ フレスカ 2023」
750ml 2,970円(税込)
《醸造・味わい》
山形県産のデラウェアと少量のスチューベンを使用。24時間スキンコンタクトの後プレスしたデラウェアとダイレクトプレスしたデラウェアのブレンド。瓶詰め直前にダイレクトプレスのスチューベンもブレンド。 スチューベンは糖度が残っている段階でブレンドし、瓶内にて発酵を続ける。酸化防止剤無添加。
香りには食用品種らしいキャンディ香があり、バナナを中心にしたトロピカルフルーツにヨーグルトの様な乳酸の香りが混ざる。味わいは名前の通りフレッシュ感があり、香り同様のトロピカルフルーツの印象から、余韻に柑橘の白皮を思わせるようなビターさが感じられる。炭酸もしっかりあり、爽やかに楽しめる仕上がり。
《料理の組み合わせ》
揚げ物の口に残る衣の油にワインの炭酸や飲み心地を合わせて、食べ心地を引き上げる。熱々の料理と冷たいワインのギャップを楽しみながら、ワインの甘酸っぱさや柑橘の香りを活かした料理と。
・カマンベールチーズの揚げ春巻き ・アスパラとツナマヨソースのパスタなど。
《その他》
炭酸のある早いタイミングで飲みきって頂くのがオススメ。
(生産者資料より)
イエローマジックワイナリー
「アシッド デラ 2023」
750ml 3,630円(税込)
南陽市金山地区にて農薬無散布(ボルドー、硫黄合剤も無散布)で栽培したデラウエア100%で作りました。春にビニール被覆し南陽市の風を充分に通らせ育てたデラウエアです。デラウエアの厚い果皮の特長を引き出すために、除コウ破砕せずにタンクの中で足で踏み潰し、その後2日に1回の手で櫂入れをし、余り醸し感を強くしないようにして50日間のセミマセラシオンカルボニック(SemiMC)で作りました。
「Acid Techno」の「変調」のようにつくり手の踏み方によって生れる、房のままと潰れたブドウの絶妙なバランスがこの「Ashid」シリーズです。
特にこのワインの原料となったデラウエアは とても果皮が厚く、その果皮の中から特徴的な「プラム」「梅」の香を感じ そのニュアンスをそのままワインの味わいに表現しました。かなり色調もプラム色を帯び、また梗からのビター観が味を引き締めています。今から楽しめますが熟成させて全体を枯れさせても美味しいと思います。
(生産者資料より)
「ピンキー デラ 2023」
750ml 2,970円(税込)
南陽市上野にて、亡くなった父の農園を守ろうと郵便局の仕事をしながら週末農業を行なっている高橋君。父から引き継いだデラウエアの完熟手前のピンク色に色付いたタイミングで作ったワインです。以前より青デラの酸味に夢中になり、山形置賜の青デラにて色んな酸味の幅のワインを作り、「青デラ」というカテゴリーを探究してきましたが青ではなくピンク色に色付いたタイミングは程よい酸味と果実感を持ち合わせているので面白いと気づき「青デラ」探求を休止し「ピンクデラ」探求に変更しました。このピンクデラカテゴリーから生まれる、「Japonese」を見つめていきたいと思っています。このワインは、白液仕込み後4ヶ月かけてゆっくりと乳酸発酵させ乳酸風味と心地よい酸味と旨味を併せた味わい。酸フェチの方には大人しいなって言われそうですが、ピンク色の絶妙なタイミングで収穫された美味しさをお楽しみください。
(生産者資料より)
さっぽろ藤野ワイナリー
「フローイングウォーター」
750ml 2,970円(税込)
北海道の三笠市、余市町の契約農家さんのブドウを使用し、2021年と2022年のブレンドでマルチヴィンテージとなっております。
アプリコットやマスカットのような香り、柑橘系の果実味やほろ苦さをキュッとした酸が引き締めてくれます。温度帯を少し上げるとじんわりとコクが広がり蜂蜜のような余韻も感じられます。
(生産者資料より)