【今週の日本ワイン入荷情報】



今週の入荷情報をまとめて紹介!


ファットリア・アルフィオーレ

「アランチャ 2023」
750ml 5,500円(税込)

みなさんお馴染みの方も多いかとは思いますが、デラウェアは、広く日本各地で栽培されてきた 生食用ぶどうのひとつです。
私たちがなぜ、生食用ぶどうでワインを仕込むのか?
その理由として、ワイン造りの大きな目的のひとつに、「近隣の農家さんの葡萄を守る」というミッションを 掲げているからです。

時代とともに、品種改良や流行りの変遷で、需要が大きく変わり、以前と比べてデラウェアの価値が低迷しつつあります。
農家さんもそれに応じて伐採し、植え替えたり、廃業されたりする方が多くいらっしゃいます。
しかしながら私たちは、日本でワインを仕込む上で、デラウェアやスチューベンという日本固有の在来的な品種のポテンシャルは大きいと感じています。

ヨーロッパで栽培されるワイン用ぶどうとは大きく異なり、ワインとして仕立てることも、さまざまな理由で容易ではありません。
しかし、世界に日本のワインを広く知ってもらうという意味で、このデラウェアやスチューベンには、ずっとこだわっていきたいのです。
少しずつですが、この流れは海外の方にも受け入れられている現状があります。

アルフィオーレを応援してくださるみなさまにも、デラウェアやスチューベンのファンの方がたくさんいらっしゃることも感じております。
ぜひ、このAranciaも客観的な視点で、品種の先入観をなくして、フラットに楽しんでみてください。

仕込みは、デラウェアをアンフォラで130日間醸した後にプレス、またアンフォラに戻し、発酵終了後に密閉し、3ヶ月間の酸化熟成。その後、古樽にて6ヶ月間の樽熟成後にボトリング。

現時点では、まだわずかに硬さもありますが、少し寝かせてから飲んでいただけると、さらに味わいにまとまりを見せてくれると思います。

◯味わい:アプリコット、白桃、アニス、くるみ、シェリー香
◯シーン:記念日にご自宅や、レストランで楽しむ。食後の一杯にもおすすめです。
◯温度帯:14~18℃
◯グラス:ブルゴーニュグラス、陶器製の器
◯お料理:豚の角煮、鯖のごまみりん焼き、シナモントースト
◯飲み頃:今~2034年
◯飲みきり:抜栓から2週間程度

(生産者資料より)

ブログに戻る