【今週の日本ワイン入荷情報】

【今週の日本ワイン入荷情報】

今週の入荷情報をまとめて紹介!


キヨワインズ

「山葡萄スパークリング 2020」
750ml 2,970円(税込)

※ご注文の際はお電話・メール等にて承ります。

山ブドウがとても酸っぱく、オーガニックのグラニュー糖を添加。
酸化防止剤は無添加ですが、何かは添加されている・・・といったワインのパロディラベル。

僕が前職時代の2017年に作った山葡萄のワインが僕自身も納得がいく味わいで、もう一度山葡萄でワインを作ってみたいと思っていた時に、岩手の山葡萄を手にいれるチャンスがあってチャレンジしたワインになります。
宮城のアルフィオーレさんで間借醸造をしていた時期でしたので、当時のスタッフの陸くんと一緒に青森経由で岩手までブドウを取りに行ったのが忘れられない思い出です。受け取りに行ったブドウはほとんどの房が晩腐病に感染していて、決して状態が良いとは言えないものでしたが、せっかくなので持ち帰って醸造してみることにしました。使えそうな房だけを選りすぐって全てを除梗機で除梗し、それを樹脂製のオープンタンクに入れておよそ2週間のマセレーションを行いました。その間、1日2回ほどのパンチダウンを行いました。熟していない山葡萄の強烈な酸とタンニンで皮膚がかぶれてしまったのもいい思い出です。
極低圧でプレスした後、ステンレス製のタンクに入れて9ヶ月熟成させました。この段階ではまだまだ酸味が強くスティルワインとして飲むには厳しいという判断で、瓶内2次発酵を行うことにしました。
補糖分のジュースが無かったので仕方なくオーガニックのグラニュー糖を使いました。この段階では仮の名前として「レモンの泉」という名前にしていたくらい酸っぱかったです。その後およそ3年の瓶内熟成を経てようやく酸も落ち着いてきたと感じたので、今回のリリースに至りました。
ラベルデザインについては完全に僕のお遊びです。このようなデザインのワインが数社から販売されているので僕もオマージュしてみました。真剣なテンションがよりダサくって気に入っています。このノリで笑える方だけで楽しんでいただければと思います。

(生産者資料より)



ドメーヌ・モン

「Mont-C 2023」
750ml 2,420円(税込)

ドメーヌモンの目の前に広がるりんご園を持つ「森farm」さんと中井観光農園さんが育てた林檎(ふじ44%、ブラムリー21%、こうりん10%、むつ9%、他16%「北斗、王林、ジョナゴールド、ひめかみ、ぐんま名月、シナノゴールド、トキ、はるか」)を使用し、野生酵母にて自然発酵。
亜硫酸は発酵から瓶詰めまで一切使用しておりません。
また発酵由来の炭酸ガスも閉じ込められており微発泡性です。
ふじが主体なのでりんごの果実感が良く感じられ、またブラムリーが21%入っているので程よい酸があり、味わいはドライなので、食前や食中、食後と万能に合わせられると思います。亜硫酸を添加していない為、できる限り14℃以下で保存していただき、抜栓前にはしっかりと冷やして下さい。

(生産者資料より)



ファットリア・アルフィオーレ

「ネコシリーズ hana 2023」
750ml 3,600円(税込)

昨年までのハナは、よりチャーミングで華やかな香りのするキュートなイメージで仕込んで参りました。
それはそれで、ネコシリーズのよりポップなワインとしての位置づけとして相応しいものであったのですが、近年は、他のネコシリーズ全てに共通して、年々ぶどうの品質がより向上していきながら、私たちの経験値も上がることで、 より深みのあるワインに変化してきていることも事実です。

その中で、ハナのキャラクターについて考え続けてきたのですが、スチューベンとメルロー、生色用品種とワイン用品種の掛け合わせの中で、スチューベンらしさをしっかりと残しながら、ワインとしての骨格や奥行き、複雑さをプラスしていくために、メルローの割合を多くして、さらに古樽の酸化熟成的要素を取り入れて、果実味がありながらも、シンプルに生色用品種だけの単調さや薄さではなく、より艶やかな魅力のあるワインを目指しました。
結果、少女のようなピュアなハナのイメージが一変して、大人の魅力的な女性のキャラクターに変化しております。

人もネコもぶどうもワインも。
日々成長していく様を、このワインで表現しております。

◯味わい:さくらんぼ/完熟のプラム/オリーヴ/フェンネル
◯シーン:薬味を使う和食のテーブルで。バーベキューでも。
◯温度帯:12~16°C
◯グラス:丸みのあるシャンパーニュグラス
◯お料理:スズキの塩焼き、鰹のたたき、タプナードソースを添えた前菜
◯飲み頃:今~2027年
◯飲みきり:抜栓から3日ほど

(生産者資料より)



レ・ヴァン・ヴィヴァン

「あるいは、 2023」
750ml 2,640円(税込)

▼特徴
青森県産のスチューベンを購入して造った微発泡ワイン。
・ホールバンチプレスで果汁のみにして開放型ステンレスタンクで仕込む。
・デブルバージュは行わず、発酵を促す加温も行わない。
・野生酵母で発酵が始まるのを待ち、10日程でアルコール発酵が始まる。
・仕込み始めてから約2週間で発酵の最終盤に瓶詰め。アンセストラル製法(瓶内1次発酵)で辛口に仕上げる。
・瓶内で6ヶ月熟成後、澱を取り除くためのデゴルジュマンを行い、甘さの調節も行わない。
・仕込みから瓶詰まで一切の亜硫酸は添加をしておらず、無濾過、無清澄。
・香りは甘く華やかであるが味わいはとてもドライ。
・桃を使ったヴァイツェンやオレンジピール、イチゴ等の果実の他、ハーブやアロエヨーグルト等のニュアンスも
感じる微発泡ワイン。

レヴァンヴィヴァン初のブドウ原料100%の微発泡ワインです。ロゼの発泡ワインにする予定でホールバンチプレスの後ブドウの搾りカスを果汁に漬け込んでいたのですが思っていたような結果にならず。また発酵が始まってからの進み具合が想定していた以上に早く、完全に瓶詰のタイミングを逃しました。そのためほとんど泡はありません。多少の瓶差はあるかもしれませんが開栓時吹きこぼれる事はないと思います。それでもやや澱が多かったのでデゴルジュマンはしています。
また酒石も多く出ました。ガス圧が弱いため、澱や酒石は完全には取り除けてはいませんが人体には無害です。

(生産者資料より)



「みずいろ 2023」
750ml 2,640円(税込)

▼特徴
・自社畑のサンふじとJAから購入した紅玉、シナノゴールドを破砕して化繊の袋に入れて、空圧式のメンブレンプレス機で強い圧力で一気に搾汁。
・品種構成はサンふじ(晩生種)が47%と中生種が53%と今年も若干中生種を多く使用。
・開放型のステンレスタンクにて野生酵母で発酵が始まるのを待つ。デブルバージュは行わず、発酵を促す加温も行わない。
・今年は5日でアルコール発酵が始まり、仕込み始めてから約2ヶ月後に発酵の終盤で瓶詰め。アンセストラル製法(瓶内1次発酵)で辛口に仕上げる。
・瓶内で3ヶ月熟成後、澱を取り除くためのデゴルジュマンを行い、甘さの調節も行わない。
・仕込みから瓶詰まで一切の亜硫酸は添加をしておらず、無濾過、無清澄。
・今年は例年に比べるとやや残糖があり、みずいろとしてはボリューム感がある。
・例年よりやや早めのタイミングで瓶詰めしたのでガス圧はやや高めだが、強過ぎず弱過ぎずで丁度良い。
・今年は紅玉由来のしっかりした酸味が良く出ている酸味が特徴的なシードル。

例年みずいろは11月に仕込むのですが、スケジュールの関係で2023年は12月の仕込みになりました。
にも関わらず発酵は過去最速の5日目で始まり、中盤までは非常に速いスピードで発酵が進みました。
しかしやはり12月の仕込みということもあり外気温の低下とともに発酵もゆっくりになり、瓶詰めのタイミングまで結局2ヶ月かかりました。その後も瓶内でゆっくりと発酵が進み例年に比べるとやや残糖があるかたちになりました。リンゴも少し追熟したことでフレッシュさだけではない味わいになりました。これらが全て良い方向に出たので今までにない素晴らしい味わいのシードルになりました。

(生産者資料より)

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