【今週のスピリッツ入荷情報】

【今週のスピリッツ入荷情報】

今週の入荷情報をまとめて紹介!

YAMATOUMI farm&distill

「YAMATOUMI YOMO-YAMA」
500ml 7,700円(税込)

蔵元より:今年も作りました、謎色の謎の液体。昨年は、「やってしまいました。過去最高に訳のわからないものを作ってしまいました。」と書き始めたこの文章ですが、狙って作った2年目の今作は自信を持ってご案内させていただきます。

とても怪しく濁ったこの液体は、昨年とはベーススピリッツを変更し、山形「磐城寿」の粕取り焼酎と喜久水酒造の麦焼酎原酒ブレンドし、蒸留所から湖の対岸に見えている戸隠山で採取された、「ソウラヨモギ」とジュニパーベリーを加えて蒸留した後、さらにソウラヨモギを浸漬してあります。
戸隠でソウラヨモギと呼ばれるこの植物は、恐らくオオヨモギの亜種だと思われるのですが、メントールの含有量が多く、一般的なヨモギと比べるととても爽やかな香りがします。昨年同様、草っぽさと滋味、爽やかさが調和していて今までのYAMATOUMIのボトルの中では抜群に和食に合う仕上がりとなりました。

いつも通り、ストレートでも口当たりがいいようにアルコール度数は37%と他のスピリッツに比べて低めにしてありますが、もはやそういう問題ではない気がしています。なかなかハードルは高いと思いますが、蕎麦湯で割るとものすごく美味しいです。地球を飲んでいるような、温泉を飲んでいるような。。。もちろんロックやソーダ割りでも全然美味しいので、是非色々試してみてくださいね。

ラベルの文字は、戸隠で「手打ちそば岳」を営む曽根原功さんに書いてもらいました。彼は蕎麦や書道だけでなく、山菜、キノコ、竹細工など戸隠山にある様々な事象に造詣が深く、尊敬できる友人の一人です。最近は人間よりも土着の精霊なんじゃないかとも思うこともちょいちょいあります。使用しているソウラヨモギのほとんどは彼が採取してきてくれたものです。
もちろんラベルにはGINと書いてありませんし、これは多分ジンではないです。僕は本当にジャンルはなんでもいいです。
収穫、蒸留、瓶詰め、ラベル貼り。全て手作業でコツコツとやっております。多少のズレ、ブレ、歪みは手作りの温かさと捉えてご容赦ください。
YOMO-YAMA。霊峰、戸隠山の爽やかな精霊(スピリッツ)達に敬意を込めて皆様の良い時間のお供になれば幸いです。

見た目に反して美味しいですよ。

(生産者資料より)



中津川蒸留所

「NAKATSU GIN アールグレイ 4th 紅茶&ベルガモット」
500ml 3,850円(税込)

アールグレイは紅茶の種類の一つ。
紅茶の茶葉にベルガモットという柑橘類の香りをつけて、非常に香りの高い、爽やかな紅茶に仕上げたものです。
そのアールグレイをお酒のジンで、表現しました。
今回で4回目のバッチ。より紅茶感を出せるよう、追及しております。

地元、岐阜県中津川市はお茶の産地。
老舗の製茶舗、市川製茶では、このお茶の葉を熟成させて、国産の紅茶を作っています。
5月中旬、収穫された一番茶はすぐに蒸され、揉みを繰り返し、しっかりと熟成させて、深紅の紅茶となります。
今回は特に香りの出ている茶葉を選択し、紅茶感を引き出しています。
非常にさわやかでコクの深い紅茶として、評価が高いです。

そして、アールグレイの爽やかな柑橘系の香りの素、ベルガモットは、愛知県知多半島の美浜町に位置する果樹園、萬秀フルーツの貴重な国産ベルガモットを使用。
ベルガモットはオレンジほどの大きさの柑橘類で、緑色の時が最盛期。
このベルガモットの皮が非常に香りが強く、柑橘類の中でも群を抜いています。
よって、紅茶のアールグレイ以外にも香水やシャンプー、化粧品などの香りづけに使われます。
このベルガモットは使いすぎると香りが強すぎて、紅茶を凌駕してしまいます。
よって、繊細な紅茶感が前面に現れるように、それを包み込むようにベルガモットの爽やかさが追いかけてくるレシピにしました。
紅茶の香ばしさと苦み、ベルガモットのシトラスの香りが融合して、アールグレイを表現いたしました。
毎回好評をいただいておりますが、今回のアールグレイは紅茶感強めだと思います。

ソーダ割は一番のおすすめですが、炭酸割にトニックウォーターを少し加えると、
甘みと独自の苦みがわり、もう一つの紅茶感が味わえると思います。

(生産者資料より)

ブログに戻る