今週の入荷情報をまとめて紹介!
中津川蒸留所
「NAKATSU GIN (柚子胡椒)~青柚子&あじめこしょう~」
500ml 3,850円(税込)
柚子胡椒…。
古くから九州地方などで作られてきた調味料です。
まだ熟す前の青い柚子の皮と、同じく熟す前の青い唐辛子(胡椒)と塩を混ぜて熟成させたもの。
唐辛子の辛みと青柚子の爽やかな風味に塩味が加わり、独自の調味料として、愛されています。
わがふるさと恵那、中津川にはその二つのボタニカルが存在します。
恵那市笠置町は柚子の一大産地。NAKATSUGINの青柚子、黄柚子でもお世話になってます。
10月初旬の一瞬だけ、青柚子の収穫期があります。黄色く色付き始める寸前が、
青柚子の爽やかな香りが一番素晴らしい時期。色好き始めると甘くなっていきます。
そして、NAKATSUGINの地元中津川市の福岡地区には伝統希少野菜「あじめこしょう」があるのです。
「あじめこしょう」とはこの地区だけで古くから細々と作り続けられてきた、唐辛子の名前です。
この唐辛子、細長くてくねくねした形をしています。
この形は、福岡地区を流れる清流付知川に生息する、「アジメドジョウ」という、これまた希少な渓流魚、ドジョウの形から来ています。
「あじめ」とは「味が美味しい」の意。
このあじめこしょう、非常に辛く、辛い物好きの食品にも利用されてます。
この2種類の地元ボタニカルをくっつけて、伝統調味料の柚子胡椒を再現してみました。
柚子の爽やかさはあえて控えめに、あじめこしょうをふんだんに使って、唐辛子感を出してみました。
蒸留してジンにするとカプサイシン由来のいわゆる辛みはさほど出てきません。がしかし、ツンとする香りと唐辛子の野菜としての風味が存分に表現されていると思います。
今までのNAKATSUGINにあったような、爽やかとか、フルーティとか、柑橘系とか、とは全く違う、野菜を感じるジン。
深みがあるのか、重みがあるのか、ソルティな一面もあり…。
非常にくせを感じるジンなので、万人受けはしないと思います。
ネーミングは悩みましたが、柚子胡椒という名前がイメージに近いんじゃないでしょうか。
くせをそのまま、ソーダ割りで味わってください。
※「NAKATSU GIN」は主原料を多めに仕込んでいる為、品温が下がる季節には白く濁ることがあります。また、氷を入れたり、水やソーダで割るとかなり白く濁りますが品質には問題ありません。
(生産者資料より)
越後薬草
「THE HERBALIST YASO GIN Limited Edition 02 Yellow Leaf Leap」
700ml 7,480円(税込)
2024年2作目となる今回の限定ジンのテーマは『春の暖かさを求めて』。
新潟県産の春ウコンと雪国紅茶を使用し、レモンピールやトウヒで香りと味わいにアクセントを加えました。
春ウコンは苦味と辛味が特徴的な品種で、春に桃色の花を咲かせることから『春ウコン』と名づけられたそうです。
雪国紅茶は新潟県村上市で栽培されている村上茶100%の紅茶で、冬は茶畑も雪に覆われる厳しい環境下で育つことから渋みが少なくまろやかな甘みで優しい味わいが特徴的です。春ウコンの辛味と苦味を活かしつつ紅茶の優しい風味が余韻として残ります。
春ウコンと紅茶の心地の良い苦味に、レモンピールとトウヒのフルーティーかつスパイシーなフレーバーが合わさりバランスの良い仕上がりに。
トニックで割ると春ウコンとトウヒの香りが広がり、フルーティーでほのかに苦味を感じられるカクテルに仕上がります。
(生産者資料より)
YAMATOUMI farm&distill
「STRAWBERRYGIN the berry thought of you」
500ml 7,700円(税込)
群馬県嬬恋村で農業を営む、宮崎兄妹の苺、「SUMMER OF LOVE」をベーススピリッツに漬け込んで蒸留したものにYAMATOUMI GINの6thバッチを加えました。
苺の香りが徐々に前に出てきている途中なのですが、少し早めの出荷となりました。
YAMATOUMI GINの香りの中に苺を探して楽しんでいただけたらありがたいです。
寝かせばまだまだ苺が前に出てくると思うのでお手元でしばらく保管していただくのもお勧めさせていただきます。
クリスマスイブに一人で蒸留しているときに聞いていた、
ロマンチックなレコードに入っていた曲名をもじってサブタイトル風に入れてみました。
カッコつけすぎな感じもありますが気に入っています。
ストレートでも口当たりがいいようにアルコール度数は37%と他のスピリッツに比べて低めにしてありますが、香りが強いので割っても存在感は消えないはず。
オンザロックはもちろん、ソーダで割れば香りが弾けますし、寒い日にはお湯割りも美味しいと思います。
料理酒としても、スイーツの香り付けにも是非使って欲しいです。
他にも食中に口直しで飲んだり、食前、食後酒として、まあとにかく、お好きなように、色々楽しめるかと。
ラベルにはGINと書いてありますが、果たしてこれはGINなのか。。それは皆様の判断にお任せします。
収穫、蒸留、瓶詰め、ラベル貼り。
全て手作業でコツコツとやっております。
多少のズレ、ブレ、歪みは手作りの温かさと捉えてご容赦ください。
STRAWBERRY GIN。野尻湖を望む畑からの恵みに加えて、
標高1100mを越える、天国のような嬬恋村の畑の恵みを皆様の楽しい時間のお供にしてくれたら幸いです。
(生産者資料より)
楠乃花蒸溜所
「スティルダムガール 秋の香」
500ml 4,840円(税込)
純米吟醸酒を単式蒸溜にて得られた純米焼酎をベーススピリッツに、佐賀県多久市の永渕果樹園にて唯一栽培されている香酸柑橘「秋の香」をキーボタニカルとして、全15種類のボタニカルを漬け込み、オランダ製蒸留器を使って蒸留、唐津七山の天然水で加水調整した特別なクラフトジンです。
幻の香酸柑橘「秋の香」が放つ、香り豊かな柑橘の香りを心ゆくまでお楽しみください。
(生産者資料より)