ドメーヌ・ラ・ボエム
ピカポル 2023
ピカポル 2023
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商品名:ピカポル 2023 生産者:ドメーヌ・ラ・ボエム 生産地:フランス / オーヴェルニュ タイプ:白 品種:ピクプール アルコール度数:12% |
前年同様にドメーヌ・ド・プティ・ルピィのトップの畑の中でも樹齢の一番古いブドウを使って仕込んでいる。パトリック曰く、2023年はテロワールを最大限に引き出せた当たり年とのこと。ピクプールはミュスカデのように大量生産が可能な品種のため、早期収穫だと青さが目立ち、反対に収穫を待ちすぎるとオイリーでフラットなワインになりやすく、テロワールと収量そして収穫のタイミングがとても重要となる。今までテロワール(しかもヴィエーユ・ヴィーニュというボーナス付き)、収穫のタイミングは彼なりにクリアしていたのだが、収量調整は生産者の判断に任せていた。だが今回、偶然にもミルデューにより収量が減ったため、結果的に酸を残すために早期収穫しても青さの残らないベストなタイミングで収穫に臨むことができた。醸造は、パトリックが「もう少しだけボラティルがあれば…」と悔やむくらい発酵が順調だった。出来上がったワインは、前年よりもフレッシュでキリっとしたミネラルと酸の締まりがあり、ダシのような旨味が心地よい!ブラインドだと北のワインをイメージするような清涼感があり、確かにパトリックの言う通り、品種の個性以上にテロワールがしっかりと味わいに反映されたとても魅力的なワインだ!
樹齢:51年平均
土壌:褐色粘土・石灰質
マセラシオン:なし
醗酵:自然酵母で2週間
熟成:ジャー(炻器)12hLで8ヶ月
マリアージュ(生産者):生ガキ、ムールマリ二エール
ワインの飲み頃:2025年~2030年 供出温度:9℃
▼テイスティングコメント
色合いは透明感のあるレモン色。グレープフルーツ、黄リンゴ、白い花の香り。ワインはフレッシュ&フルーティーで軽快な酸があり、透明感のあるエキスに澄んだダシのような旨味、滋味深く鉱物的なミネラルがきれいに溶け込む!
▼備考
収穫日は8月29日と例年並みだった。収量はミルデューの被害により40 hL/haとやや減収だった!買いブドウはラングドックのビオ生産者ドメーヌ・ド・プティ・ルビィから!生産者から信頼を得ることで、前年同様に樹齢の古いブドウを分けてもらうことに成功した!ワイン名のPicapolはピクプールのカタローニュ地方の呼び名Picapollから最後のLを外して名付けた!SO2無添加!ノンフィルター!
(インポーター資料より抜粋)
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▼ドメーヌ・ラ・ボエム(生産者ワイン一覧)
元IBMのコンピューター技師のパトリックは、オーヴェルニュの鬼才ピエール・ボージェにワインを学びながら、2004年にコンピューターの仕事と平行して自らのドメーヌを起ち上げる。2009年にワイナリー一本に絞り、代表的なロゼペティアンと質の高い赤白ワインを作る。2013年からイタリア自然派ワインの仲介を行うクルヴィスと共同でネゴシアンを立ち上げ現在に至る。
形式にこだわらず、古き良き伝統を守りつつ常に新しいことにチャレンジすることを志している。
(インポーター資料より抜粋)
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