今週の入荷情報をまとめて紹介!
白石酒造
「はるのてんぐ桜」
1800ml 3,410(税込) 720ml 1,870(税込)
今年度のはるのてんぐ桜は、やや粘土質な生福地区で栽培した芋を使用しました。芋本来の味わいを楽しんでいただきたいため、無肥料で育てました。新酒と同様に芋の味わいの特徴がでるように、麹1に対して芋6の割合で仕込んであります。今年もデンプン含有量が上がり始める11月頃に収穫したのですが、昨年は3月4月の気温が低かったため苗の生育がゆっくりで、植付けの時期が遅れてしまいました。
また夏場の雨不足によりデンプン量が思ったように上がらなかったようで、少し優しめの味になりましたが、砂地の畑にはない厚みのある味わいにしあがりました。
新酒の特徴も感じられる出来立てならではのフレッシュな風味と香ばしさで、春一番が吹き抜けるような焼酎となることを期待しています。
まだ寒い時期ですので、お湯割りでも楽しんでいただきたいです。
▼原料
麹米:秋はるか 令和5年度産いちき串木野市産(無農薬、無除草剤)
種麹:秋田今野白麹、河内黒麹
酵母:無添加
さつま芋:コガネセンガン いちき串木野市(生福地区)産 密植栽培、無肥料、無農薬、無除草剤
生福地区:自社畑の中で2番目に高台の粘土よりのポテンシャルのある畑です。
(生産者資料より)
柳田酒造
「霞千本桜 2024」
1800ml 2,647(税込) 720ml 1,324(税込)
霞千本桜は貯蔵させた「黄金千貫」の特徴を有し、蒸し芋の甘い香り、干しブドウのような完熟果実の香りが特徴です。お湯割りにすると貯蔵芋らしい濃厚な甘さを感じます。
「黄金千貫」は傷みが早く、収穫後できるだけ早い時期に蒸かしてもろみに仕込むか、収穫したあとすぐに蒸して冷凍させるのが一般的です。保存性の悪いこの芋を一定の条件下で貯蔵すると、熟成効果で甘味が増し、食感もホクホクからしっとり、しっとりからねっとりへと変わってまいります。こうして変化させた芋を焼酎の原料として使用することで、甘い特徴をもつ芋焼酎ができることが明らかになりました。
今年の「霞千本桜」 は、さらに甘い焼酎を造るために、サツマイモの貯蔵に最も適した15℃よりやや低い温度で貯蔵しました。今年は昨年よりも甘くてホクホク感の強い芋焼酎ができました。香りと甘さのバランスの調和が取れており、柔らかいあと口が特徴です。
(生産者資料より)