【今週の海外ワイン入荷情報】デ・バルドリ

【今週の海外ワイン入荷情報】デ・バルドリ

今週の入荷情報をまとめて紹介!

生産者:デ・バルドリ
生産地:イタリア / シチリア


シチリア島の西部トラーパニ県のマルサーラで1978年に創業したデ・バルトリ。フランスにルーツがある母ジョセフィーンから、2世紀以上に渡ってブドウが栽培されてきたバーリオ サンペーリ(サンペーリ荘園:由緒正しい農場に伝わる伝統的な建物と農園)を農学の学位とレーシングカーへの情熱を持った若きマルコが引き継ぐ形でワイナリーは始められました。

ワイン法によって歪められた現代のマルサーラに抗議する形で、地域性に焦点の合った真のマルサーラともいうべきヴェッキオ サンペーリを1980年に初リリース。ワイナリー創業にあたり、マルコが親戚、近隣の農家、廃業してしまったワイナリーから買い集めたワインは20万リットルにおよび(750ml換算で26万本相当)、中には1903年や1958年などのヴィンテージも存在し、40年経った今でも樽で熟成されています。

1984年にパンテッレリーア島(シチリア本島とチュニジアのほぼ中間地点にある島)にある南西向き、標高200mのブックラム(アラブ語で“ブドウ畑の父”の意)という地区に5へクタールの畑と、1700年代に建てられたこの島独特の建築様式の家屋ダンムーゾを取得し、ワイナリーを始めました。1986年にパッシート、1989年からは北東向きの標高400mの畑でズィビッボの栽培を始め、1991年頃からピエトラネーラとグラッポリ デル グリッロというスティルワインの生産も開始します。

2009年からは長男レナートがTerzavia(テルツァヴィーア、“3つ目の道”の意)という名前の別会社を立ち上げ、スプマンテの生産を始めます。2011年にマルコが亡くなってからは、レナート、セバスティアーノ、ジュゼッピーナがマルコの遺志を引き継ぎ、世界でも類を見ないこのワイナリーを運営し、マルサーラに11.5ヘクタール、パンテッレリーアに6.5ヘクタールの畑でブドウを有機農法で栽培、年間約10万本をボトリングしています。
(インポーター資料より抜粋)




『マルサーラ スーペリオーレ リゼルヴァ 1987』
500ml 12,000円(税込)

オータ認定ワイン世界遺産、デ バルトリのマルサーラ スーペリオーレ リゼルヴァ1987。
酒精強化をしたのが1987年で、ベースのワインは若いヴェッキオサンペーリ…。つまり、平均熟成年数的にも40年超のワインがこの価格で飲めるというのは、ほぼ奇跡と言えるのかもしれません…。
(インポーター資料より)

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