生産者:ジャン・マルク・ドレイヤー
生産地:フランス / アルザス
4代目オーナーのジャン・マルクは、2000年農業開業責任者資格(BPREA)を取るためにオベルネ村の農業学校に3年間通い、2004年、完全に父の畑を引き継ぎドメーヌ・ジャン=マルク・ドレーヤーを立ち上げる。2009年、パトリック・メイエの影響で最初のSO2無添加のワインをピノノワールでつくる。そして、2014年本格的にSO2無添加ワイン一本に専念し現在に至る。
アルザスの生産者であるが、アルザス品種のアロマティックな特徴があまり好きではないという彼は、品種の香りの影響を少なくするためにワインの仕込みは主にスキンコンタクトを実践している。そのためアルザスの自然派ワイン生産者の中では「マセラシオンのワインを得意とするヴィニョロン」として名が通っている。彼のモットーは「ブドウ本来が持つエネルギーを壊さない!」こと。
(インポーター資料より抜粋)
「アルザス オークセロワ オリジン 2022」
750ml 5,885円(税込)
品種:オークセロワ
樹齢:55年~65年
土壌:石灰質・粘土質
マセラシオン:ファイバータンクで7日間
醗酵:自然発酵で3ヶ月
熟成:フードル(大樽)33hLで9ヶ月
マリアージュ(生産者):豚バラ肉の紅茶煮、北京ダック
ワインの飲み頃:2024年~2039年
供出温度 13℃
▼テイスティングコメント
色合いは輝きのあるオレンジがかった琥珀色。カリン、ビワ、アールグレイ、バナナの皮の香り。ワインはピュアかつスパイシーで収斂味があり、アプリコットティーのようなエキスを滋味深くほんのりビターなミネラルとキメの細かいタンニンが引き締める!
▼備考
収穫日は9月3日とブドウはかつてないほど早熟だった。収量は剪定方法を大きく変更したため40hL/haと若干減収だった。残糖は0.4g/Lの完全辛口。オリジンとオーセリスは同じ区画。例年はオーセリスよりも完熟したブドウを採るために少し収穫を遅らせるのだが、今回はオーセリスと同じ日に収穫した。キュヴェ名を「オリジン」にしたのは、元々大昔白ワインは赤と同じくマセラシオンをして仕込んでいたことから「原点」という意味で名付けた。SO2無添加。ノンフィルター。
(インポーター資料より抜粋)
「アルザス シルヴァネール オリジン 2022」
750ml 5,885円(税込)
品種:シルヴァネール
樹齢:67年平均
土壌:石灰質・粘土質
マセラシオン:ファイバータンクで7日間
醗酵:自然発酵で3ヶ月
熟成:フードル(大樽)18hLで11ヶ月
マリアージュ(生産者):フォアグラとイチジクのテリーヌ、豚ロースのソテージンジャーソース
ワインの飲み頃:2024年~2039年
供出温度:13℃
▼テイスティングコメント
色合いは輝きのある琥珀がかったオレンジ色。オレンジ、ビワ、キンモクセイ、煎茶の香り。ワインはフルーティかつ完熟したオレンジのようなジューシーなエキスがあり、キュートで強かな酸、滋味豊かなミネラル、紅茶のような繊細なタンニンが優しく余韻を引き締める!
▼備考
収穫日は9月7日とブドウはかつてないほど早熟だった。収量は剪定方法を大きく変更したため40 hL/haと若干減収だった。残糖は1.4g/Lの完全辛口。シルヴァネールはジャン・マルクの持つヴィエーユ・ヴィーニュのひとつで、彼のお気に入りの品種。キュヴェ名を「オリジン」にしたのは、元々大昔白ワインは赤と同じくマセラシオンをして仕込んでいたことから「原点」という意味で名付けた。SO2無添加。ノンフィルター。
(インポーター資料より抜粋)
「アルザス リースリング オリジン 2022」
750ml 6,270円(税込)
品種:リースリング
樹齢:46年平均
土壌:石灰質・粘土質
マセラシオン:ファイバータンクで7日間
醗酵:自然酵母で10ヶ月
熟成:18hLのフードル(大樽)で11ヶ月
マリアージュ(生産者):チキンとオレンジのロースト、シュークルート
ワインの飲み頃:2024年~2034年
供出温度:13℃
▼テイスティングコメント
色合いは輝きのあるオレンジがかった黄金色。オレンジ、キンモクセイ、レモングラス、モロヘイヤの香り。ワインはピュアかつ搾りたてのオレンジの果汁のような酸と柑橘系の心地よい苦みがあり、紅茶のような繊細なタンニンが余韻を優しく締める!
▼備考
収穫日は9月14日とブドウはかつてないほど早熟だった。収量は剪定方法を大きく変更したため40hL/haと若干減収だった。残糖は1.9g/Lの辛口。2013年に初めてマセラシオンに挑戦しオリジンの原点となったリースリング。キュヴェ名を「オリジン」にしたのは、元々大昔白ワインは赤と同じくマセラシオンをして仕込んでいたことから「原点」という意味で名付けた。SO2無添加。ノンフィルター。
(インポーター資料より抜粋)
「アルザス ピノグリ オリジン 2022」
750ml 6,270円(税込)
品種:ピノグリ
樹齢:27年平均
土壌:石灰質・粘土質
マセラシオン:ステンレスタンクで7日間
醗酵:自然酵母で3ヶ月
熟成:28hLのフードル(大樽)で9ヶ月
マリアージュ(生産者):モリーユ茸のクリーム煮、リードヴォーのムニエル
ワインの飲み頃:2024年~2034年
供出温度:11℃
▼テイスティングコメント
色合いは茶色がかった淡いオレンジ色。イチゴジャム、柿、紅茶、蜜蝋の香り。ワインはジューシーかつスパイシーで、塩気を含んだふくよかなエキスに溶け込む滋味深いミネラル、紅茶のような繊細なタンニンが上品な骨格を形成する!
▼備考
収穫日は9月2日とブドウはかつてないほど早熟だった。収量は剪定方法を大きく変更したため35hL/haと減収だった。残糖は1.8g/Lの辛口。ブドウはキュヴェ・ウェッグやピンク・ポンと同じ畑から。この年はウェッグを仕込まずにオリジンとピンク・ポンだけ仕込んだ。キュヴェ名を「オリジン」にしたのは、元々大昔白ワインは赤と同じくマセラシオンをして仕込んでいたことから「原点」という意味で名付けた。SO2無添加。ノンフィルター。
(インポーター資料より抜粋)
「アルザス ゲヴュルツトラミネール オリジン 2022」
750ml 6,270円(税込)
品種:ゲヴュルツトラミネール
樹齢:54年平均
土壌:石灰質・粘土質
マセラシオン:ステンレスタンクで7日間
醗酵:自然酵母で12ヶ月
熟成:28hLのフードル(大樽)で13ヶ月
マリアージュ(生産者):テットドヴォー、ウサギ肉のマスタード煮込み
ワインの飲み頃:2024年~2044年
供出温度:13℃
▼テイスティングコメント
色合いは透明感のあるサーモンピンク色。ミョウガ、ドライイチジク、コアントロー、紹興酒の香り。ワインはピュアかつスパイシーで透明感のあるエキスにボリュームがあり、筋肉質なミネラル、強かな酸、繊細なタンニンがタイトな骨格を形成する!
▼備考
収穫日は9月10日とブドウはかつてないほど早熟だった。収量は剪定方法を大きく変更したため30hL/haと減収だった。残糖は0.5g/Lの完全辛口。リースリング同様にジャン・マルクのフラッグシップであるゲヴュルツ・マセラシオン。キュヴェ名を「オリジン」にしたのは、元々大昔白ワインは赤と同じくマセラシオンをして仕込んでいたことから「原点」という意味で名付けた。SO2無添加。ノンフィルター。
(インポーター資料より抜粋)
「アルザス ピンク・ポン 2022」
750ml 6,435円(税込)
品種:ピノノワール40%、ピノグリ30%、オークセロワ30%
樹齢:45年平均
土壌:石灰質・粘土質
マセラシオン:ファイバータンクで別々に醸し7~10日間
醗酵:自然酵母で3ヶ月
熟成:225Lの古樽、28hL、33hLのフードル(大樽)で9ヶ月、その後アッサンブラージュしファイバータンクで1ヶ月
マリアージュ(生産者):エスカルゴのブルゴーニュ風、カエル腿肉のムニエル
ワインの飲み頃:2024年~2034年
供出温度:13℃
▼テイスティングコメント
色合いは若干濁りのある褐色がかったルビー色。ザクロ、クランベリー、アセロラ、グミの香り。ワインはピュアかつジューシーで凝縮した旨味とストラクチャーがあり、チャーミングな果実味をキュートな酸、収斂味のあるキメの細かいタンニンが引き締める!
▼備考
収穫日は9月2日、3日、12日。収量は30~40hL/ha。残糖は2g/L以下の辛口。限りなく赤に近いロゼワイン。いつもは収穫のスタート時にピノノワールとピノグリを混ぜて仕込むが、2022年はそれぞれ別々に仕込み、最後にアッサンブラージュした。キュヴェ名はピンポン(Ping Pong)のPingをPinkに変えロゼワインと掛け、また同時にPinot Noir、Pinot Grisの頭文字をピンポンに掛けている。SO2無添加。ノンフィルター。
(インポーター資料より抜粋)
「アルザス オークセロワ トリ オー 18-19-20」
750ml 6,600円(税込)
ヴィンテージ:2018、2019、2020
品種:オークセロワ
樹齢:50年平均
土壌:石灰質・粘土質
マセラシオン:なし
醗酵:自然酵母1~4ヶ月
熟成:500Lの古樽で1年~3年
マリアージュ(生産者):ブッシュアラレーヌ、リードヴォーのムニエル
ワインの飲み頃:2024年~2034年
供出温度:11℃
▼テイスティングコメント
色合いはややオレンジがかった黄金色。黄桃、アプリコット、ピート、タバコの葉、火打ち石の香り。ワインはピュアかつフルーティで透明感のあるアプリコット風味のエキスにボリュームがあり、繊細で強かな酸、鉱物的なミネラル、紅茶のような繊細なタンニンがスリムな骨格を形成する!
▼備考
収穫日は2018年が9月4日、2019年が9月16日、2020年が9月4日。収量は55hL/ha平均。残糖2g/L以下の辛口。畑はオーセリスと同じ区画。キュヴェ名はTrio(三重奏)とオークセロワの頭文字Auxで「オークセロワの3年分のアッサンブラージュワイン」という意味を表している。SO2無添加。ノンフィルター。
(インポーター資料より抜粋)