今週の入荷情報をまとめて紹介!
越後伝衛門
「This Is Me」
1800ml 3,520円(税込)
試験醸造酒すべてを総称してPassage(パサージュ)としました。
具体的な実験名として都度ネーミングを変えています。今回の実験名 (識別コード)は“This Is Me"です。
前回の試験醸造酒「Low High Who」と同様、高温山廃で酒母を立てました。
酵母は皆様からのリクエストの多かったカプロン酸エチルを生成する株を、伝衛門としては初めて使用しました。S9酵母と云われるもので、新潟県醸造試験場が培養したものです。昨今話題となっている、カプリル酸エチル(パイナップル様の香)を、カプロン酸エチル高酸度(山廃)で表現してみました。カプロン酸のような甘いテイストではなく、カプリル酸はアタックに酸が来るので、ウオッシュ効果もさることながら、ワインのように食事に合わせやすい特徴があるように思います。
事前に何軒かの酒販店様にテイスティングしていただきましたが、第一印象は「パイン」でした。
計器故障中のため酸度アミノ酸度の詳細は分かりませんが、酸度2.0以上、アミノ酸1.0前後だと推測しています。日本酒度は-5付近で、アルコールは14%ですが、いわゆる最近の「甘酸」系とは異なるテイストです。ぜひお試しいただけましたら幸いです。無濾過生原酒です。早飲み推奨です。
(生産者資料より)
笹祝酒造
「笹祝 challenge brew 漆ノ巻 お酒を冷やすな~普通酒生酛~」
1800ml 2,420円(税込) 720ml 1,650円(税込) 180ml 500円(税込)
テーマ「ネオ新潟印」~お酒の元に人々が再び集う世界を~
笹祝酒造の挑戦醸造7作品目。笹祝の地元でこよなく愛される普通酒「新潟印」を「生もと仕込み」でリニューアルしました。
コロナ禍のピークがあけてマスクを外す人も増えて、街の飲食店さんも少しずつ活気を取り戻してきました。しかし新潟の繁華街もどこか「かつての勢い」には戻り切れていないように感じています。なにせ物価が高い!
我々日本酒蔵も電気代に資材費に運送費にコメ代金など、様々な製造経費がかつてないレベルで増えた事で、今後再び日本酒の商品代金の値上げを検討せざるえない状況となっています。
ですが。。。そんなに日本酒が高くなったら、今までの日本酒文化が失われてしまうのではないか?もっと日常的に、老いも若きもお互いにお酒を囲って注ぎあうような。日本酒がカジュアルに選択できるシーンがやっぱり必要なんじゃないか。
そこで考えたのが笹祝酒造の最も廉価酒であり、もっとも日常シーンのなかで呑まれている普通酒 新潟印のバージョンアップでした。いま日本酒市場は圧倒的に純米酒文化であり、昔ながらの普通酒など醸造アルコールを駆使した日本酒は現代の消費者の方々に敬遠される傾向があります。
その半面、明治時代以前の古い醸造法を復刻させ、蔵に住む天然の乳酸菌を利用する「生酛仕込み」は、古典回帰的な日本酒であり、全国の日本酒蔵が次々に挑戦し意欲的な日本酒を産み出しています。酒市場においても一大人気ジャンルとなりました。
加えて、酒造免許を125年前に取得した笹祝酒造の最初期の酒造りは生酛製法であるはずで、当時の普通酒のような酒も【醸造アルコール+生酛】のようなお酒だったのではないかという仮説があり、その復刻を今期のチャレンジとして取り組んでみた次第です。
★ラベルイラストは新潟市のイラストレーター 西山りっく 先生に描き下ろして頂きました。姿かたちの違う様々な動物たちがお酒を酌み交わす様子は、笹祝がイメージするこれからの日本酒の理想の姿です。
(生産者資料より)
村祐酒造
「村祐 紺瑠璃」
1800ml 3,850円(税込) 720ml 1,980円(税込)
年一回の限定酒。数量限定につき欠品の際はご容赦願います。
阿部酒造
「安田鳥越 2023」
720ml 2,310円(税込)
圃場シリーズの中でも、フレッシュでシャープな味わい。
硬質感もありクラシカルな辛口タイプです。
抜栓後数日経ってからや熟成してみてもまた違った表情をみせてくれそうです。
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圃場別シリーズの“里”エリアの圃場、安田鳥越(yasuda-torigoe)。
柏崎市の蔵から一番近くの田んぼである安田地区と鳥越地区の米を100%使用しています。米作りを担うのは、契約農家兼蔵人の矢島衛氏。このエリアは圃場獲得が非常に難しく、なかなか作付けが増えない圃場でもあります。
(生産者資料より抜粋)
「僕たちの酒 vol.19」
500ml 3,000円(税込)
貴醸酒×柱焼酎仕込み×スパークリングの手間に手間をかけたスペシャル版!
ボリューム感ある味わいですが、軽快。貴醸酒由来の甘みと心地よい泡。
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▼僕たちの酒シリーズとは
阿部酒造全体の挑戦や新しい造り方、僕以外の蔵人の表現の場を持たせて全員の酒造りレベルを向上しよう。そして、僕以外が製造責任者のブランドがどんどん出ていくことで、阿部酒造を様々な酒のクリエイター集団とさせよう、と言うことが目的で特に年間何種類造るなどを決めずに製造しているシリーズです。年によっては種類が少ない年、多い年とバラバラです。今季はとにかく多いです。
(生産者資料より抜粋)
青木酒造
「鶴齢 特別純米 雄町」
1800ml 4,202円(税込) 720ml 2,079円(税込)
契約栽培の岡山市瀬戸地区(旧赤磐郡瀬戸町)の雄町100%で仕込んだ特別純米酒です。
瀬戸地区は旧赤磐地区で最良の雄町が栽培できる地区です。
(生産者資料より)
久須美酒造
「清泉 七代目」
1800ml 3,520円(税込) 720ml 1,760円(税込)
「野に咲く花のような酒」をイメージ掲げ、久須美酒造の七代目が造る、フルーティーな香りと柔らかな旨味、透明感のあるお酒で毎年人気の日本酒です。
(生産者資料より)
「清泉 七代目 大吟醸」
720ml 4,400円(税込)
七代目の中でも鑑評会の出品酒用に仕込まれたきわめて少量の限定酒。七代目と同じく兵庫県産の山田錦を40%まで磨き上げた逸品です。
「立ち上がりが良く、ふくらみがあり、切れのよい酒」を目標に、今流行の酵母ありきの酒造りではなく伝統を駆使しさらに一段上をいく造りに挑戦しています。香味共にバランス良く、香り偏重型の大吟醸とは一線を画した、どんな料理とも調和し引き立てる妙味に仕上がっています。
(生産者資料より)
麒麟山酒造
「麒麟山 紅葉」
1800ml 7,700円(税込) 720ml 3,850円(税込)
ひやおろしの中でも「円熟した旨み」を最も表現しているお酒です。
温度管理された環境で3年間ゆっくりと熟成。
時間こそが織り成す、伸びやかさと深み。
しっとりまろやか。円熟した旨み。
3年以上タンクで熟成・低温貯蔵を経た「紅葉」。秋の食材によく合う、しっとりまろやかな味わいに仕上げました。軽く冷やして15℃で、または40℃の温燗でお召し上がりください。
(生産者資料より)
河忠酒造
「想天坊 越淡麗 大吟醸 2024鑑評会出品酒」
720ml 5,500円(税込)
新潟県で十五年に 及ぶ試験栽培を経て誕生した、新潟県独自の酒造好適米「越淡麗」を100%使用し、2024年全国新酒鑑評会に出品した希少な大吟醸酒です。「越淡麗」は母方「山田錦」父方「五百万石」両方の米の良さ を兼ね備え、大吟醸の仕込みに適しています。野水万寿夫杜氏が、華やかな香りと味わいを高いレベルで調和させた逸品です。
(生産者資料より)
土田酒造
「Tsuchida 野生の12」
720ml 2,530円(税込)
昨年あっというまに完売したお酒がもっとうまくなってリバイバル。
研究醸造として初めて出したのですが、その特徴と味わいから、土田酒造の中でも人気が高かったため、今回は研究醸造から昇格して、本商品となりました。
協会酵母を使えば、おおよその味わいや香りの方向性の見当はつきますが、このお酒は酵母無添加のため、どんな酵母が降りてくるか分かりません。
そのため、どんな味わいにおちつくかわからないし、それが逆にとてつもなく面白く、毎回異なる味わいが楽しめる、唯一無二の日本酒です。
ここに、添加物不使用が加わるので、さらに技術的な価値があがります。
甘みが必要なら酵素剤を入れれば解決しますが、それを入れず、甘みや酸味がしっかりと感じられる飲みごたえのある仕上がりです。
低アルコールですと、水を多めに使うことが多く、味わいが薄まる可能性が高くなります。
それを、乳酸や酵素剤、または水加工剤によって酵母の発酵を促すなど、様々な添加物の活用をすることがありますが、それらを一切使わずに、この味わいにたどりついたことが、発酵技術の高さを示しています。
アルコールのアタック感が少なく、初心者から日本酒好きまで、さまざまな料理に合うため、どんなシーンでも活躍する一本です。友人や家族との集まりや特別な食事会でも、自慢できるお酒として喜ばれます。
(生産者資料より)
清水清三郎商店
「作 雅乃智 純米吟醸」
1800ml 4,510円(税込) 720ml 2,255円(税込)
華やかな香りと、絹のようになめらかな気品ある口当たり。口に含んだ途端に、喉の奥にバニラのような甘い香りがゆっくりと広がっていきます。透明感のある旨みは豊かで、上質で優しい酸味がキレの良い後味へと導きます。冷やしてお召し上がりください。
(生産者資料より)