今週の入荷情報をまとめて紹介!
カーブドッチ
「ファンピー ヌーヴォー 2024」
750ml 2,420円(税込)
2024年のぶどうからできた新酒です。
デラウェアでつくっていますが、青デラと呼ばれる早摘みの酸っぱいデラウェアと、熟したデラウェアをブレンドしました。トップに感じるのはデラウェアの甘く爽やかな香り。口に含むとふくよかな果実味と伸びのある酸味、舌に触れる程度の泡がジューシーさを演出しています。
ガス圧は1気圧程度。瓶を立てて冷蔵庫で冷やしていただき、開けたては透明なワインをお楽しみください。途中から澱を混ぜると澱の旨味が加わって違う顔を見せてくれます。
つい2か月前まで樹になっていたぶどうからつくった2024年最初のワインです。フレッシュなうちにお楽しみください。
(生産者資料より)
「おうむ 2023」
750ml 3,850円(税込)
どうぶつシリーズは醸造家掛川の趣味にはしったワイン達。そのため通常のカーブドッチワインとは味わいが少し異なります。自園で収穫したぶどうを原料に、優しく体に染み入るようなワインを目指して造りました。
砂質土壌のツヴァイゲルトから造るおうむ。
チャーミングなツヴァイゲルトの香りと豊かな果実味、複雑でジワっとした旨みを持つ液体を目指して造っています。
2023年は7月の終わりから9月中旬まで全く雨が降らない早生の赤品種にとっては非常に良い年でした。その果実の良さを活かすためにこの年は赤造りをしています。
グラスから香るのは鮮やかな赤い果実と怪しげで複雑な香り。ほうじ茶のようなニュアンスも感じ取れます。口に含むと柔らかな質感とジワっと広がる旨みを感じます。可能であれば1,2年熟成させると今少し粗い各要素がまとまってさらに良くなるでしょう。
毎度好みの分かれるこのワインですが、好きな方にはたまらない味わいだと思います。
(生産者資料より)
ドメーヌ・ショオ
「what ever will be will be 2023 / なるようになるさ」
750ml 4,400円(税込)
2022年に7年ぶりにこのエチケットを復活させました。2015年の品種はアルバリーニョでした、2022年はソービニヨンブランで、今回の2023年はケルナーです。ころころと変わってすみません。
まだまだ伸びるので、じっくりおいても良いですが、いまのフレッシュなニュアンスと甘やかでハーベイシャスな感じもめちゃめちゃ美味いのでリリースします。
ホワイトアスパラガス、柑橘、マスカット系のトップから、酸と旨味が広がっていき、皮由来のタニックさがギュッと全体を引き締めます。
めちゃめちゃ旨いですね。
これは和食とも良いです。
そして、スパイス料理ともバツグンです。
これまた、なんて幅の効くユーティリティプレイヤーなんだ。
もちろん好きな方は単品でゆっくり飲んでいただいても、ちゃんと魅力を発揮します。
冷やしめから、徐々に温度が上がって酸化していく過程もぜひ楽しんでいただきたいです。
ぜひぜひ~~~!
(生産者資料より)
「Ambient 2022」
750ml 4,950円(税込)
角田浜 砂地のシラー 2022年:ボルドー液4回 殺虫2回
除梗破砕 全房もあり 野生酵母での自然発酵
本当に厳しいビンテージでした。シラーは壊滅的にやられて、ほんの少しだけ収穫しました。
その僅かな葡萄をフレンチ旧樽で樽発酵したあと、フレンチ旧樽で熟成させ、無清澄無濾過亜硫酸無で瓶詰し、じっくり待ちました。
しっとりと森の下草、腐葉土、スパイスやハーブなど。ボタニカルな旨みに溢れています。
Wild×DEEPです。
ドメーヌショオの得意なニュアンスを存分に散りばめられたと思います。
刺さります。是非是非。
(生産者資料より)
ファットリア・アルフィオーレ
「ciao! ciao 2023」
750ml 3,300円(税込)
初めましてを意味するPiacere!と、またねを意味するCiao!Ciao!は同じタンクから生まれた兄弟のようなワインです。
大きなタンクに、除梗した完熟スチューベンを満杯に入れ、自重で出た果汁のみをPiacere!とし、Ciao!Ciao!は、残った果汁に対して皮と種を200%浸漬し、タンニンもほどほどに出ています。
Ciao!Ciao!は、発酵終了後すぐにおり引きして瓶詰めするため、おりが下がり切らずに、少しにごりの強いワインになります。
瓶内で、乳酸発酵が起きることにより、ドライで、少しタニック、少しシュワ、こんなイメージで仕込んでいます。
醸し期間が長い分、来年までゆっくり待ってあげると、さらに旨味が強く、味わいも落ち着き、より美味しくお召し上がりいただけると思います。
抜栓後の経過もとても長く、1週間して泡が抜けても、少し冷やし気味でスティルワインとして、十分に楽しめます。
もし機会があれば、同じタンクから分かれたPiacere!との飲み比べも面白いので、ぜひお試しください。
Ciao!Ciao! とPiacere! は、この年限りで最後になります。
私たちの栽培仲間として親しい、スチューベンのベンさんこと中村豊さんが、青森県田舎館村のぶどう生産組合様とのご縁を紡いでくださったことをきっかけに、2017年から仕込んで参りました。
この度現役をご勇退され、ベンさんなしに、青森からスチューベンを買わせていただく理由がなくなったためです。
しかし、私たちにとってこの2つのキュベはとても意味のあるワインです。
2024年より新たに生まれ変わり、お届けしたいと思っております。
ぜひ新しいCiao!Ciao! とPiacere!も、よろしくお願い申し上げます。
○味わい:トマト/シークワーサー/鰹出汁/カルダモン
○シーン:乾杯から、軽いメインまで幅広く
○温度帯:10~15℃
○グラス:中程度の白ワイングラス
○お料理:たこ焼き、鰹のタタキ、フルーツを使った前菜、牛や豚肉の炒め物
○飲み頃:今〜2029年
○飲みきり:1週間ほど
Label Design by Yuki Imamura
(生産者資料より)
「ネコシリーズ Bucci 2023」
750ml 3,999円(税込)
Bucciは、2021年のコロナ禍からご縁をいただいて、お付き合いが始まった上山ワイン葡萄生産組合の元会長・鈴木 昌人さんの圃場のベイリーAで仕込み続けています。
組合の方全員の意識が高く、素晴らしい仕立てをしているのですが、その中でも一際みなさまを取りまとめる鈴木さんのベイリーAの一文字短梢仕立ては見事でした。
2年目の2022年はとても難しい年でしたが、3年目となる2023年は猛暑の影響もあり、収量自体は多くなかったものの、品質においては、熟度がとても高く、良いぶどうが収穫できました。
また、このヴィンテージから、息子さんである隼人さんに代替わりし、より一層気合が入った年でもあります。
上山市の生産者さんは、醸造家・目黒と同じ40代の後継者の方が多く、よりワインへの意識があるため、長いスパンで切磋琢磨していけると思っています。
2024ヴィンテージも収穫間近ではありますが、現時点でも、さらに期待値の上がる仕上がりです。
今でも良いぶどうですが、今後この上山市の生産者さんのワインのクオリティには目が離せません。
だからこそ、年々樽熟成の期間も長くなり、このBucciにいたっては、なんと9月上旬に詰めたばかり。
かなりドライな仕上がりとなった2023年が、柔らかくなっていくのには、正直なところ数年かかると思いますが、すでにそのポテンシャルを垣間見ることができる状態でのリリースとなります。
ぜひ、隼人さんに代替わりしたベイリーAの真骨頂をお楽しみいただけましたら幸いです。
○味わい:イチジク/イチゴ/薪火/たまり醤油
○シーン:肉魚問わずメインディッシュ全般
○温度帯:16~20℃
○グラス:大きめのブルゴーニュグラス
○お料理:焼き鳥、すき焼き、魚のグリル、ブリーチーズ
○飲み頃:今~2029年
○飲みきり:3日ほど
Label Design by ito design studio
(生産者資料より)
國津果實酒醸造所
「Ishibe Blanc 2023」
750ml 3,300円(税込)
グレープフルーツのような果実感や、はちみつ感まである、美しい果実味が楽しめる素晴らしいワインです!
----------------------
▼醸造データ
瓶詰め日時:2024/8/17
葡萄糖度:22.5度
醸造方法:除梗プレス➔デブルバージュ➔醸造中に一度だけルモンタージュ➔澱引き➔ステン貯蔵➔ステンレスタンクで1年貯蔵
(生産者資料より)
「En este cabo crecen buenos membrillos 2021」
750ml 3,630円(税込)
樽由来のヒノキ、バター、バニラ、ハチミツの甘い香り、余韻も長く骨格のあるしっかり厚みのある味わい。しっかりとしたレモンのような酸が特徴的です。
----------------------
▼商品名
En este cabo crecen buenos membrillos2021(こちらを頑張って変換解読すると生産者の名字になります)
▼醸造データ
瓶詰め日時:2024/7/14
葡萄糖度:22.5度
ホールパンチプレス➔デブルバージュ➔醸造中に一度だけルモンタージュ➔澱引き➔ステン貯蔵➔2樽/2つのステンレスタンクで貯蔵
(生産者資料より)